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英会話未経験から外資系に転職したエンジニア有賀康顕さんの英語学習法【ユーザーインタビュー Vol.1】

英会話未経験から外資系に転職したエンジニア有賀康顕さんの英語学習法【ユーザーインタビュー Vol.1】

こんにちは。
DMM英会話ブログ編集部です。

突然ですが、"外資系企業"と聞いてみなさんは何をイメージしますか?

「帰国子女がたくさんいそう」「英語がペラペラじゃないとやっていけない」など、かなりハードルが高く感じてしまう人もいるかもしれません。
ですが実際のところはどうなのでしょうか?

今回私たちのインタビューを快く受けて下さったのは外資系IT企業に勤める有賀康顕さん。
2016年の3月にClouderaに転職をし、それと同時にDMM英会話レッスンの受講を開始。
現在は、会議や社内メールを英語でこなすなど、グローバルなチームで英語というコミュニケーションツールを使用しながら活躍されています。

しかし、驚くことにそれまでは、特別な英語学習はせず留学経験もなかったそう。

そんな有賀さんから、英語学習への取り組みやエンジニアが英語をやるメリットや意味、そして今後の目標についてお話を聞くことができました。

共通言語としての英語があるからコミュニケーションが成立する

am1

ー 本日はよろしくお願いいたします。まずは有賀さんの現在のお仕事について教えてください。

Clouderaというビッグデータを扱う製品を販売している会社で、セールスエンジニアとして営業に同行し、テクニカルな部分でお客様が抱える悩みを聞いたり問題を解決したりしています。

ー 今のお仕事で英語は使われますか?

前職と比べると圧倒的に頻度は増えていますね。
本社がアメリカにあってグローバルで1400人以上の会社なんですが、日本のチームは20人ぐらいなんです。
そうすると圧倒的に英語で情報が流れてくるので、社内メールも英語でやりとりすることが多いですね。

なので英語で読み書きをすることは、以前に比べて増えました。
また話すことに関しても、アジアパシフィックで一つのチームという体制になっていて、今は上司がオーストラリアにいるので、テレビ電話を使っての2週間に一度のチームミーティングは全て英語でやっています。
やっぱりグローバルな会社に入って面白いなと思うのが、有名なエンジニアが社内にもたくさんいて、質問があったときにそういう人たちに直接メールで質問を投げたりできるとこですね。

そういう面では、英語が共通言語としてあると、相手の国籍が違ってもコミュニケーションが成立するので楽ですよね。

DMM英会話を始めて1ヶ月で効果を実感

am2

ー 英語学習を始められたのは今の会社に入ってからですか?それとも、もともと英語学習をされていて、それを生かすために今の会社に転職されたのでしょうか?

中学高校大学と普通の学校教育レベルではやってましたけど、そんなに英語学習というのは真剣にやってなくて。
大学院時代に国際会議でカナダに行ったのが、初めての海外でしたね。
その時は、教授から「英文を書いて音声合成ソフトに読ませてそれを録音して聞いて覚えろ」みたいに言われてそれを必死に覚えて発表したんですけど、質疑応答は何言ってるかわからないみたいな状態でした(笑)。

そんな感じでこれまでも特別に英語の勉強をしてきたわけじゃないんですけど、今回転職をするタイミングで、もうちょっとグローバルな会社で働いてみたいなと思って、今の会社に転職をしました。
でも本格的に英語の会話の部分を練習し出したのは、転職後の今年の3月にDMM英会話を始めてからなので、まだ日は浅いです。

あとちょうど転職する前に、僕の同僚が「英語ができると仕事の選択肢が広がるよ」みたいなブログを書いてバズってて、僕がそれを読んで転職をしたっていうことで、エンジニア界隈で英語を使う仕事を見つけるっていうのが一時期ブームになってたんですよね。
それきっかけで知り合いも一人ドイツに転職しました。そういうエンジニアもちょこちょこいたりするんですよね。

ー DMM英会話を始めて、「英語が話せるようになった、聞けるようになった」と実感されたのは、どれぐらいの期間が経ってからですか?

自分としても最初のうちはお試しの1ヶ月という感じで始めて、効果がなかったらやめればいいかなと思ってたんですけど、仕事で英語を使う中で、前より聞けるようになってるなあとか、引き出しが増えてるなあという実感があったんですよね。

一番実感が強かったのが、今の会社に入社して1ヶ月ちょっと経った5月の頭くらいにアメリカで新人研修があって、その内容にある程度ついていくことが出来たことですね。
あと、その夜に「飲みに行くぞ」と同僚に誘われて、ガヤガヤしたバーの中でなんとかコミュニケーションが成立するぐらいにはちゃんとついていけて、自分の話をすることもできたので、そのときにだいぶ実感が沸いたのを覚えてます。

続けるための努力をせずに、機械的に習慣化してしまう方がいい

am3

ー 他のユーザーさんも気になっているのが、英語学習のモチベーション維持の部分だと思うんですが、どのようにして毎日レッスンを受けるモチベーションを保っているんですか?

幸いにも職業柄、朝の時間に比較的融通が効くので、朝8時台にレッスンを受けるというのを決めています。
レッスンが終わった後に必ず翌日のレッスンを予約して、Googleカレンダーに入れて管理する形でやってるんですよね。

そうすれば、リズムを作りやすいんじゃないかなと思います。逆に週一とかだと、次の週どこが空いてるかなと考えなきゃいけないじゃないですか。
それをむしろ考えないように、基本は朝で無理なら夜という形で入れ続けるのが、継続できる秘訣かなと思います。

やっぱり続けるための努力をすると続かないんで、逆に続けるための努力をせずに、機械的に習慣化してしまうのがいいのかなと思ってやっています。

あと奥さんが「あれ?今日は何時なの?」とか言ってくれたりして監視してくれているので(笑)

英語が上手い下手ではなく、教養を持っているかが大事

am5

ー では次にオンラインレッスンの使用法について聞かせてください。

基本的にはデイリーニュースを教材として使うことが多いですね。
講師に関しては、お気に入りの先生というのは決めずに、国籍問わず色んな先生から学ぶようにしています。
色んな先生と話してみて分かったんですけど、英語の話し方が上手い下手っていうよりも、ちゃんとバックグラウンドとしての教養があるかという部分の方が大事かなと思ってます。
結局、ある程度いろいろ知ってて教養がある先生とディスカッションできる方が楽しいと思うので。

あとは、僕の場合は実際にアメリカの同僚と話せるようになりたいので、先生の評価を見て「ちょっと早口でした」「大変ですけど身になります」みたいなコメントがある先生にどんどんアプローチして、早い英語に慣れるように努めています。

ー オンラインの他にはどのような英語学習をしていますか?

話すだけだと話しっぱなしで終わってしまうので、基本的な学習スタイルは、朝にDMM英会話のレッスンを受けて、終わったら『All Ears English Podcast!』を聞く。その後は通勤時間を利用して英語学習アプリ『iKnow!』をやるみたいに、連続的にやってますね。
それをほぼ毎日やってます。

『All Ears English』はけっこう早口なので、最初は「ツラいなあ」と思いながらも分からないなりに聞き流してたんですよね。
でも今はだいぶ聞けるようになったので、プラスαで英語学習のためではなく、技術系のポッドキャストなど自分の興味のあるラジオを英語で聞いたりもしています。

また以前は文法とか単語が分からなくても「ガッツでやればなんとかなる」と思ってたんですけど、オンラインレッスンを進めているうちに「こりゃなんともならんな」と思ったケースがいくつかあって・・・。
インプットもしっかりやらないとなってことで通勤時間を使って『iKnow!』をするようになりました。

英語ができれば可能性が広がる

am4

ー エンジニアが英語を話せるメリットって何だと思いますか?

選択肢が広がるのはもちろんですし、世界中のエンジニアが英語で情報共有をしていて、一次情報が英語ということが圧倒的に多いので、英語ができれば自分たちのフィールドの最新情報を英語で手に入れることができます。そうでなくて翻訳を待ってたりするとタイムラグが発生してしまい、新しい技術のキャッチアップが遅れたりするので。

あとは、海外からエンジニアが来る会議があったりするので、そこで話したりできたほうが楽しいよねってのもありますね。

また、英語力だけじゃなくて自分の技術や情報を広げていきたい人にとっても英語は必要だと思います。
自分が作ったソフトウェアをより多くの人に使ってもらえることは、エンジニアにとっては喜ばしいことで、日本語だけじゃなくて英語で情報があるのとないのとでは、利用してくれるパイが全然変わってきます。
頑張って最初に英語でドキュメントを作っておけば、世界中のいろんな人に使ってもらうことができるので、エンジニアとしても嬉しいんですよね。

【今後の目標】チャンスがあれば海外で働いてみたい

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ー 今後の英語学習を進める上での目標があれば教えてください。

初期の頃は「お酒の席で英語を話せる」っていうのが一つの目標だったんですけど、それが今はある程度できるようになりました。
なので、今はアメリカの同僚と話をするときに、ネイティブが集まって手加減なしのスピードで話し出しても、彼らの会話についていけるようになりたいですね。
それがクリアできてチャンスがあれば、アメリカとか海外で働けたらいいなあと思っているので、そこが大きな次の目標です。

ー それでは最後に、DMM英会話で頑張っているユーザーさんに一言お願いします。

僕自身も英語学習を真面目にやっているのは今が初めてなので、いろいろな人のアプローチの仕方を知りたいなと思うし、それを共有できる場ができればいいなと思っています。一緒に頑張りましょう!

ー インタビューは以上になります。本日はありがとうございました。

おわりに

エンジニアに限らず、これからのビジネスシーンで、ますます英語の必要性は高まっていくことでしょう。
エンジニアの場合、世界の最先端の情報を英語で手に入れることができる、そして自分が作ったプロダクトを世界の人に英語で発信できる、これだけでも大きなアドバンテージとなります。

英語をキャリアアップに繋げたいのか、海外旅行をより楽しむために英語を話せるようになりたいのか、動機は何だっていいと思います。
「英語を話せるようになりたい」という気持ちを大切に、英語学習の第一歩を踏み出しましょう!

こちらのスライドシェアにも有賀さんの英語学習法等が紹介されていますので、ぜひご覧になってみてください。
主人が外資系IT企業に転職して4ヶ月が過ぎました from Michiaki Ariga