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英語が早く上達する人となかなか上達しない人の6つの違い

英語が早く上達する人となかなか上達しない人の6つの違い

英語をたくさん学習しているのに、なかなか英語力が伸びない・・・そう思ったことはありませんか?

アメリカに住んでいる私自身、英語のすごく上手な日本人に会って渡米時期を伺ったら、自分の渡米時期と同じでショックを受けたことがありました。1年でも英語がぺらぺらになる人もいれば、何年いても英語が話せない人もいるのは確かです。

そこで今回は、短期間でも英語が上達する人と、長期間学習していてもなかなか上達しない人の違いをまとめてみました!

英語が早く上達する人となかなか上達しない人の6つの違い

英語が早く上達する人は・・・目的がはっきりしている!

英語が早く上達する人は、英語を学習する目的がはっきりしていることが多いです。たとえば、仕事などで英語を使わざるを得ない状況になった人は、ゴールが明確なので、伸びがとても早いです。目的がはっきりしていると、自ずと何の学習に力を入ればいいのかが見えてくるので、効率よく英語を吸収できます。

一方、なかなか英語が上達しない人は、目的があやふやになっていて、英語学習が非効率になっていることが多いです。「とりあえず英語を学習している」という人は、要注意。英語の学習をすること自体が目的になっている可能性があります。そういう時は、「英語を学習することによって達成したい目標」を一つ設定するだけで、同じ学習をしていても英語の吸収力が大きく変わると思います。

英語が早く上達する人は・・・量をこなしている!

私はアメリカに住んでいますが、仕事で日本語も使うので、一日のうち英語を使う割合は60%といったところです。一方、冒頭で紹介した、私と渡米時期が同じなのに私よりもずっと英語が上手な日本人は、一日のうち90%も英語を使っていました。同じ期間アメリカにいても、一日の差が積み重なると、数年で大きな差に広がります。

どんなに目的をもって英語を学習していても、毎日15分間英語の学習をする人と、毎日20分間英語の学習をする人とでは、やはり1年後にはけっこうな差がついていると言えます。

早く上達したい人は、できるだけ英語と接する時間を増やすべきです。てっとり早いのは留学かもしれませんが、日本にいても英語と接する機会は意外にたくさんあります。

英語は運転と同じで「慣れ」が大事。短期間でも、経験量が多い人は、確実に英語が上達しています。

英語が早く上達する人は・・・落ちこまない!

英語が早く上達する人は、たくさん失敗したり、恥をかいたりしています。でも、あまり落ち込まず、その経験を次に生かしています。

一方、英語がなかなか上達しない人は、恥をかくのを怖れて、失敗をできるだけ避けようとしている人が多いです。しかし残念ながら、失敗を避けようとすればするほど、経験量も劣りがちになります。

経験をたくさん積むと、喜びも悔しさも多く味わうことになりますが、経験を通じて学んだことは確実に身につきます。英語を頭だけでなく体でも理解できる人は、やはり英語の上達がとても早いです。

英語が早く上達する人は・・・言い訳をしない!

英語が上達する人は、学習をし続けています。それも、英語が上手な人に限って、熱心に学習しています。

一方、なかなか英語が上達しない人は、何かと言い訳をしています。「英語は趣味だから」「今は仕事が忙しくて、時間がないから」など、もっともらしい理由を言い聞かせて、自分を正当化しているように見えます。

でも、そこでやめてしまうと、英語はそのレベルで止まってしまいます。英語の学習は、椅子に座って問題を解くだけではありません。電車に乗っている外国人の会話に耳を傾けるのも、海外ニュースを英語でチェックするのも、すべて英語の学習です。

まわりのせいにせず、自分のできることをし続ける人だけが、着実に次のレベルへ到達していきます。

英語が早く上達する人は・・・試行錯誤をしている!

英語の学習を続けていると、壁にぶつかることがあります。英語がなかなか伸びない人は、そこで立ち止まって悩んでしまい、最悪の場合、英語を学ぶのを諦めてしまうこともあります。

一方、英語が上達する人は、英語の壁にぶつかっても、すぐには諦めません。代わりに、試行錯誤をして他の方法を試します。やり方を変えると、失敗する可能性も高くなりますが、失敗を怖れずに試行錯誤を繰り返していれば、いつの間にか英語の壁を突破しているとことはよくあります。

英語でつまづいた時に、立ち止まるか、別の方法を考えるか。すぐに行動に移して動き出す人は、やはり英語の上達が早いです。

英語が早く上達する人は・・・楽しんでいる!

いくら英語を学習していても、いやいや続けていては、身につくものも身につきません。たとえば、一日の英語の学習量を定めていて、まだその日のノルマを達成していない時は、英語の学習が少しストレスに感じることがあると思います。ノルマを達成した時も、「英語を覚える」というよりは、「ノルマを達成した」という快感の方が大きいかもしれません。その場合、本来の目的である英語が本当に身についているかどうかはわかりません。

英語が早く上達する人は、その点柔軟です。無理のない範囲で学習の予定を立て、常に楽しく学習する工夫をしています。楽しい時は吸収力も良いので、英語を楽しく学習している人ほど上達も早いです。そして、長く学習を続けることができています。

まとめ

英語に限らずどんなスキルでも、まずは「目的をはっきりさせる」ことが大切。そして「量をこなす」こと。その過程では失敗や苦い経験もたくさんあると思いますが、恥をかいても「落ち込まない」で「言い訳をしない」ようにして、「試行錯誤」を続けていれば、必ず壁は突破できます。常に「楽しく」学習する工夫をして、あとは継続するのみです。

とはいえ、私自身、今も毎日試行錯誤の日々です。失敗だらけで、いまだに情けない思いをしょっちゅうしています。

でも、英語を通してさまざまな価値観に触れ、ますます英語が好きになりました。英語が好きだから、もっと身につけたい。そして、ますます英語を好きになりたい。その好循環に陥ることができるように、私も引き続き楽しく英語を学び続けたいと思っています。