定番表現です。最初に "Can you keep a secret?" と言って、それから秘密の話をすることが多いです。
Can you keep a secret? -Yes. 「秘密を守れる?」「うん」
We're planning a surprise party for Nancy. Do you want to join us? 「ナンシーにサプライズ・パーティーを計画してるんだけど、あなたも加わる?」
Don’t tell anyone yet.(まだ誰にも言わないで)
誰かに秘密を打ち明けつつも、ほかの人にはまだ言ってほしくない場合などによく使われる表現です。
We are moving to New York, but don’t tell anyone yet. 「ニューヨークへ移るんだけど、まだ誰にも言わないでね」
She can keep a secret.(彼女は口が堅いよ)
「口が硬い」も “keep a secret” で表現できます。口の堅さを強調する時には “I am good at keeping secrets.” とも言えます。
Please don’t tell anyone about this. 「このこと誰にも言わないでね」Don’t worry, I am good at keeping secrets. 「大丈夫、私、口堅いから」
It’s confidential.(機密事項です)
“confidential” はビジネスや公的書類など、フォーマルな場面で使われることが多いです。
The information in this email is confidential. 「このメール内の情報は機密事項です」
Can we talk in private?(こっそり話せますか?)
個人的な話をする時には “private” が使われます。
I would like to speak with you regarding your mother's health. 「あなたのお母さんの健康状態のことについてお話したいのですが」Actually, can we talk in private? 「周りに人がいないところで話しても良いですか?」
Just between you and me(ここだけの話ですが)
“just between you and me” は直訳すると「あなたと私の間だけ」という意味で、2人きりで内緒話をする時によく使われます。
Just between you and me, John is my boyfriend. 「ここだけの話だけど、ジョンが私のボーイフレンドなの」
kiss and tell(秘密をもらす)
kiss and tellの語源は諸説ありますが、「キスして伝える」もしくは「キスして売る」(kiss and sell)からきており、自分の利益のために(マスコミに)売ったり、人に伝えたりするという目的で異性と関係を持つことです。
異性との性的関係を公の場で噂を拡散したり秘密を漏らしたりするという意味になります。
How did your date with Mary go? 「昨日のメアリーとのデートどうだった?」I don't kiss and tell. 「秘密だよ」
Are you hiding something from me?(何か隠しているの?)
“hide” は「隠す」という意味です。隠し事をする時などによく使われます。
You look weird lately. Are you hiding something from me? 「最近様子がおかしいよ。何か隠しているの?」
噂話に関する英語表現
噂話をする時も、ないしょ話と同じように人は秘密っぽい話し方をしますよね。
speak of the devil(噂をすれば影)
“speak of the devil” は、日本語のことわざで言うところの「噂をすれば影」です。”devil”(悪魔)を使うのが英語らしくてユニークですね。
Speak of the devil, I got a phone call from her. 「噂をすれば、彼女から電話がきたよ」
a little bird told me(小耳に挟んだのですが)
日本語の「小耳に挟んだのですが」は、英語では "a little bird told me" という言い方があります。とてもかわいい言い回しですよね。
A little bird told me that you were promoted. Is that true? 「昇進したという話を小耳に挟んだのですが、本当ですか?」