人は誰しも、ときには失敗をするものです。
そんなとき、誰かにその失敗を話して共有することができれば、楽になることもありますよね。
今回は英語で「失敗した」をどのように表現するかをまとめてみました。
後半には失敗してしまった自分や、他の人を励ます言葉として、「失敗は成功のもと」を意味するフレーズもいくつかピックアップしました。
それぞれの細かなニュアンスの違いなども解説していますので、ぜひ使い分けてみてください!
「失敗した」を伝える表現7選
① I made a mistake.
"mistake" は「間違い」という意味。 "make a mistake" で「間違える・失敗する」。
- 【使用例】
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I'm so sorry. I made a mistake.
「ごめんなさい、間違えました」
② I messed up.
"mess up" は「しくじる」「へまをする」という意味。カジュアル目な表現です。
- 【使用例】
-
I messed up at work today.
「今日仕事で失敗しちゃったの」
③ I failed.
"fail" は「失敗する」という意味で、直接的な表現。試験の結果などでは「不合格」の意味もあります。
- 【使用例】
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I failed at everything.
「全てにおいて失敗した」
I failed the test.
「試験に落ちた」
④ I screwed up.
"screw up" は「失敗する」「しくじる」という意味の口語表現。カジュアルな場で使われます。
- 【使用例】
-
Ugh, I screwed up. I need to start over.
「あぁ、しくじった。また最初からやり直しだ」
⑤ I blew it.
"blow it" は「しくじる」「台無しにする」という意味の表現。せっかくチャンスだったのに台無しにしてしまったような場合に使います。
- 【使用例】
-
I was so close, but I blew it.
「本当にあと少しだったのに、台無しにしちゃった」
⑥ I goofed up.
"goof up" も「失敗する」「へまをする」という意味。名詞の場合は「まぬけ」のようなニュアンスもあります。
ディズニーの人気キャラクター名の "Goofy" (グーフィー)も、形容詞で「おばかな」という意味です。
- 【使用例】
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Did you goof up again?
「またしくじったの?」
You're such a goof!
「ほんとおばかだね!」
⑦ I fucked up.
こちらはかなり汚い表現なので使う場合は注意が必要です。
「ファック」は様々な意味で使われるスラングですが、この場合は "fuck up" で「失敗する」「台無しにする」のニュアンスで使われます。
- 【使用例】
-
I thought the meeting was tomorrow. I totally fucked up.
「会議は明日だと思ってた。完全にやらかした」
おまけ
より詳しく知りたい方、もっと他の表現も知りたい方はぜひ「DMM英会話なんてuKnow?」を覗いてみてはいかがでしょうか。
「なんてuKnow?」は「これって英語でなんて言うの?」に特化した質問に、バイリンガル翻訳家、英会話講師など100名を超える英語のプロフェッショナルが回答する無料Q&Aサイトです。
様々な場面に応じた「失敗した」についての解説が読めますよ!
例えば:失敗する・この事業は失敗する・最近失敗することが多い・しまった・赤裸々な失敗談・大失敗って英語でなんて言うの?
失敗は成功の元
「失敗した」ことを伝える表現をご紹介してきましたが、ここではそんなときに思い出したい、日本語の「失敗は成功のもと」に近い定番英語フレーズを「なんてuKnow?」からピックアップし、いくつかご紹介します。
Failure teaches success.
"failure" は「失敗」、 "success" は「成功」です。直訳すると「失敗が成功を教える」になります。
You learn from your mistakes.
とてもよく聞く表現で、直訳すると「人は失敗から学ぶ」です。
Every failure is a stepping stone to success.
「全ての失敗は成功への布石である」と訳すことができます。 "stepping stone" は「踏石」や「手段」といった意味。
No pain, no gain.
「痛みなくして得るものなし」。 "pain" は「痛み」、 "gain" は「得る」という意味です。
もっと詳しく知りたい方はこちら:失敗は成功のもとって英語でなんて言うの?
まとめ
いかがでしたか?
「失敗した」を意味する英語表現と、「失敗は成功のもと」を意味するフレーズをご紹介しました。
場面によって、また話している相手によって、ぜひ使い分けてみてください。
また、「失敗」には様々な種類があります。今回ご紹介できなかったような例で気になるものがありましたら、ぜひ「DMM英会話なんてuKnow?」で質問してみてください!

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