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「予約」を意味する3つの英単語の使い分けと関連の便利英語フレーズまとめ

「予約」を意味する3つの英単語の使い分けと関連の便利英語フレーズまとめ

ホテル、レストラン、アクティビティなど、旅行や日常生活の中で「予約」が必要になることは多くあります。

英語で予約をする必要があるときに、とっさに必要な表現やフレーズを口にすることができますか?

今回は「予約」を意味する一般的な3単語のニュアンスの違いに加え、予約関連で使える英語フレーズと会話例もご紹介します。

この記事を参考にして、みなさんも英語での「予約」にぜひチャレンジしてみてはいかがですか?
 

「予約」を意味する英語表現

① reservation

「予約」

レストランや乗り物の席などの予約によく使われる表現。「予約する」は "reserve" もしくは "make a reservation"。

【使用例】
Do you have a reservation?
「ご予約はありますか?」

 

I'm going to reserve seats for both of us.
「私たち二人分の席を予約しますね」

② booking

「予約」

ほぼ "reservation" と同じ用途で使えます。レストラン、ホテル、切符など、幅広く日本語の「予約」に対応します。某ホテル予約サイトの名前でお馴染みですね。

「予約する」は "book" もしくは "make a booking"。

【使用例】
I booked weeks in advance for the scenic helicopter ride.
「ヘリの遊覧飛行を何週間も前に予約した」

 

I would like to make a booking.
「予約をしたいのですが」

③ appointment

「約束」「アポイントメント」

少し特殊なのが "appointment"。日本語の「アポ」のようなニュアンスだと考えるとわかりやすいかと思います。

人と会う約束、例えばミーティングや診察などはこちらの表現を使うのが一般的。"reservation" や "booking" とは違い、ホテルやレストランの予約には使用しません。

【使用例】
I have an appointment with a client at noon.
「クライアントとのアポが昼にあります」

 

He was late to his doctor's appointment.
「彼は医者の診察の予約時間に遅れた」

もっと知りたい方はこちら:
予約って英語でなんて言うの?
 

「予約」関連の使える英語フレーズ

ここからは予約をするとき、キャンセルするときなど、様々な場合の便利フレーズをご紹介します。

例文は全て "reservation" で統一していますが、時と場合に応じて "booking" や "appointment" も使い分けてみましょう。
 

I’d like to make a reservation.

「予約をしたいのですが」

"I would like to 〜" は「◯◯したいです」を伝える丁寧な表現。"I'd like to" でもOK。

"for ◯◯" を追加すると「◯◯の予約」とより詳しく伝えることができます。レストラン等の予約なら "at (時間)" で時間を指定することもできます。

【使用例】
I'd like to make a reservation for the special concert on Friday.
「金曜日のスペシャルコンサートの予約がしたいのですが」

 

I'd like to make a reservation for two.
「2人分の予約がしたいのですが」

I'd like to make a reservation at 9PM.
「夜9時の予約がしたいのですが」

Can I make a reservation?

「予約できますか?」

"I would like to" よりも少しカジュアルな表現。

【使用例】
Can I make a reservation, please?
「予約してもいいですか?」

I have a reservation under ◯◯.

「予約している◯◯です」

実際に予約していたホテルやレストランなどに到着した際に予約している旨を伝える表現。

"at (時間)" を加えるとより親切かもしれません。

【使用例】
I have a reservation under Yamada, at 7PM.
「午後7時に予約している山田です」

Do you have a reservation?

「ご予約されていますか?」

予約を受け付けているレストラン等で働いている方が使えるフレーズ。

【使用例】
Excuse me sir, do you have a reservation?
「すみません、ご予約はされていますか?」

Would you like to make a reservation?

「ご予約されますか?」

同じく予約を受け付けているレストラン等のスタッフが使えるフレーズ。

【使用例】
Yes, we have tables available tomorrow. Would you like to make a reservation?
「はい、明日は席の空きがございます。ご予約されますか?」

I would like to cancel my reservation.

「予約をキャンセルしたいのですが」

キャンセルの際に便利で丁寧な表現。

【使用例】
Sorry, I changed my mind, I'd like to cancel my reservation.
「すみません、考え直しました、予約をキャンセルしたいです」

もっと知りたい方はこちら:
予約をしたいのですが予約している◯◯です21時に予約したのですが全部予約で埋まっているキャンセル待ち仮予約予約を確認する予約開始って英語でなんて言うの?
 

予約関連の会話例

ここでは先にご紹介したフレーズを活用した会話例を見ていきましょう。

実際に予約をしたいときや、何かお問い合わせをしたいときなどの参考にしてください!
 

予約をする

A: Hi, I'd like to make a reservation for tomorrow.
「こんにちは。明日の予約をしたいのですが」

B: Of course, what time?
「もちろんです、何時にしますか?」

A: 7PM please.
「午後7時でお願いします」

B: For how many?
「何名様ですか?」

A: 4, please.
「4人です」

B: And can I have your name?
「お名前伺ってもよろしいでしょうか」

A: Taro Watanabe.
「渡辺太郎です」

B: OK, Mr. Watanabe, we look forward to seeing you.
「承知しました、渡辺様。それではご来店お待ちしております」

A: Thank you!
「ありがとうございます!」

予約した店へ

A: Hi, welcome to Happy Restaurant.
「いらっしゃいませ、ハッピーレストランへようこそ」

B: Hi, I have a reservation under Watanabe.
「こんにちは。予約している渡辺です」

A: Mr. Watanabe, right this way.
「渡辺様ですね、こちらへどうぞ」

予約をキャンセルする

A: Thank you for calling Happy Restaurant, this is Amy speaking.
「もしもし、ハッピーレストランのエイミーです」

B: Hi, I have a reservation for tomorrow at 7, but I'd like to cancel it.
「こんにちは。明日7時に予約しているのですが、キャンセルしていただけますでしょうか」

A: OK, what's your name?
「承知しました、お名前いただけますか?」

B: Watanabe.
「渡辺です」

A: Mr. Watanabe, at 7PM for 4, is that correct?
「渡辺様、午後7時に4名様のご予約でお間違いないでしょうか?」

B: Yes.
「はい」

A: Got it, I've cancelled your reservation. Thank you for calling.
「承知しました、ご予約をキャンセルさせていただきました。お電話ありがとうございました」

まとめ

いかがでしたか?

今回は「予約」を意味する表現の他に、予約の際に役立つフレーズや会話例をご紹介しました。

ホテルやレストラン、アクティビティの予約は流れさえわかってしまえば難しいことではありません。これらの表現を活用して、海外でも「予約」にチャレンジしてみてください!

今回ご紹介した以外にも、予約関連で想定されるシチュエーションはたくさんあると思います。