このエントリーをはてなブックマークに追加
2015.10.21

【正しく把握してる?】“Could you 〜” と “Would you 〜” その決定的な違いとは

人に何かをお願いするときには、できるだけ丁寧な表現を使いたいですよね。

英語にも丁寧なお願いの表現は数あれど、その中でも “Could you 〜?” “Would you 〜?” はよく知られたフレーズです。

両方とも【丁寧な表現】と言われますが、この2つの違いって、一体何なのでしょうか? 正しく把握している人は、意外と少ないかもしれません。

そこで今回は、“Would you 〜?” と “Could you 〜?” の使い分けのポイントを解説します。

 

そもそも意味合いが違う!

まずは、そもそも “Could you 〜?” と “Would you 〜?” それぞれの意味を知りましょう。

丁寧さを表現したい場合、英語では直接的な表現を避けることが多々あります。話の内容が「現在」のことであっても、“could(can の過去形)” や “would(willの過去形)” といった【見せかけの過去形】を使い、遠回しな表現にすることで丁寧さを表現します。

“could you” と “would you” の2つは、元となる “can” と “will” の違いから、実はそもそも意味合いが違うのです。

 

“Could you 〜?” は「能力・物理的に実行可能か」

Could you tell me how to get to the station?
「駅への行き方を教えていただけますか?」

例えば知らない人に英語で道を尋ねるとき、あまり迷わず “Could you 〜?” を選ぶ方が多いのではないでしょうか? (もちろん “Can you 〜?” でもOKです)

“can” の意味は皆さんご存じの通り「〜することができる」です。
“ability” つまり「能力」を表すことから、“Could(Can) you 〜?” は【能力的または物理的に実行可能かどうか】にポイントを置いた依頼になります。

 

“Would you 〜?” は「快くそうしてくれる意思があるか」

“Would you 〜?” も “Could you 〜?” と同じように【見せかけの過去形】であり、“would” の元の形は “will” です。

“will” は「〜するつもりである」という意思を表す単語なので、“Would(Will) you 〜?” は相手に【快くそうしてくれる意思があるか】と尋ねる質問になります。

そのため、“Would(Will) you 〜?” は相手が能力的・物理的にそれができると分かっているときに、「〜してくれますか?」と意思を確認していることが多いのです。

例えば、

Would you please turn down the music?
「音楽のボリュームを下げていただけますか?」

これには「音量を下げる意思があり、そうしてもらえますか?」というニュアンスが隠されているのです。

これと同じ場合に、“Could you please turn down the music?” と聞くと、意地悪な人なら

I could. But I won’t(=will not).
「できるよけど、しないよ」

と答えることもできるというわけです。

 

例文で理解を深めよう

先に登場した、知らない人に道をたずねるシーンを例にとってみましょう。

“Could you please tell me how to get to the station?”

“Would you please tell me how to get to the station?”

“Could you 〜?” を使った文章は、「相手が道を教えることは可能か」にポイントが置かれているのに対して、“Would you 〜?” を使った文章は「道を教えてくれる意思があるか」にポイントが置かれています。

この場合、尋ねる相手が道を知らない人である場合を考えると、“Could you 〜?” を使う方が自然ですよね。道を尋ねる際には、実際に “Would you 〜?” よりも “Could you 〜?” のほうが圧倒的に多く使われています。

ところが、中には次のように両方とも使われるケースもあります。

“Could you please open the window?”

“Would you please open the window?”

これも “Could you 〜?” は「相手ができるかどうか」を尋ねているのに対し、“Would you 〜?” は「相手にその意思があるか」を尋ねていることは変わりません。ただし、シチュエーションによってはどちらもあり得るのではないでしょうか。

 

どっちを使えばいいのか迷ったら! “would” を使った丁寧な依頼表現

「〜していただけませんか?」と丁寧にお願いしたいけれど、“Could you 〜?” と “Would you 〜?” のどちらを使えばいいか分からない! という場合には、次のような表現を覚えておくと便利です。

1. Would you mind 〜?

直訳は「〜するのを嫌だと思いますか?」ですが、遠回しな「〜していただけませんか?」という意味になります。

例えば、車で迎えに来てもらいたいというような場合はこんな感じ。

Would you mind picking me up at seven tomorrow?
「明日7時に迎えに来ていただけませんか?」

この “Would you mind 〜?” は日常の丁寧な「〜していただけませんか?」にとてもよく使われるので、ぜひ覚えておきましょう。

 

2. Would you be able to 〜?

これはとっても丁寧な「〜していただくことはできますでしょうか?」という表現です。

Would you be able to help me?
「お手伝いいただくことはできますでしょうか?」

このように相手にとって少し面倒なことを丁寧に頼む場合によく使われ、“Would you 〜?” や “Could you 〜?” よりもさらに丁寧な表現とされています。

 

さいごに

“Could you 〜?” と “Would you 〜?” のニュアンスの違いは、何となく掴めたでしょうか?
“can” と “will” の違いをきちんと押さえることで、その違いが理解しやすくなるかと思います。

英語の丁寧表現のルールやその他の丁寧表現は、ぜひ《「社長、その件について教えてくれ」を丁寧な英語表現に変える6つのルール》の記事も参考にしてみてくださいね。

 

丁寧な表現をマスターしたら、話しかけやすくなりますね!
>>>DMM英会話無料体験レッスンを受ける<<<

【日頃の「?」を今こそ解決!】

1レッスン124円で英会話!DMM英会話

関連記事一覧 この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます

新着記事を見る