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OEMとODM(受託開発)の違いは?メリット、デメリットも解説

OEMとODM(受託開発)の違いは?メリット、デメリットも解説

近年よく耳にするOEMとODM(受託開発)。
これらは製品の開発方法において大きな違いがありますが、その違いを言葉で説明できる方は多くないかと思います。
この記事では、OEMとODMそれぞれの定義とメリットとデメリットを、ビデオ通話ツールの視点から解説していきます。

OEMとは?

OEMとは、Original Equipment Manufacturerの略です。
別会社が作った既成製品を、自社商品として使用/販売することができます。

「そのジャンルに特化した別会社」が作った既成製品をそのまま利用することで、
「クオリティの高い商品」を「素早く」利用開始することが可能となります。

OEMのメリット

  • クオリティの高い製品が活用できる
  • 納期まで時間がかからない
  • コストが大きく抑えられる

OEMのデメリット

  • 製品に対するカスタマイズができない部分が多い

ODM(受託開発)とは?

OEMとは、Original Design Manufacturerの略です。
別会社へ開発を受託。自社が作りたい製品を0から作り上げて、自社商品として使用/販売することができます。

ODMのメリット

  • 製品に対するカスタマイズが自由にできる

ODMのデメリット

  • 納期まで時間がかかる
  • コストが高い
  • 新規システムのため、初期段階で不具合発生の可能性が高い

ビデオ通話ツールにおけるOEMとODMの比較表

ビデオ通話ツールにおけるOEMとODMの違いをさらに細かく比較できるよう、表を作成しました。9項目にて横並びで比較できるようにしてあります。
※当社が提供するビデオ通話ツール・Bellbirdは「OEM」に該当します。

OEMODM(受託開発)
定義必要な機能が予め揃っているシステム。
※洋服で例えるなら、S/M/Lサイズから選ぶイメージ
そのクライアントのためだけにシステムを0から作成します。
※洋服で例えるなら、完全オーダーメイドで制作するイメージ
システム開発日数3営業日程度180営業日程度
初期開発費用0円14,400,000円程度
(エンジニア3名×6ヶ月で開発できる場合)
ランニング費用30,000円〜
(※Bellbirdの場合)
800,000円程度
(エンジニア1名/月体制で保守できる場合)
システム改修費用0円400,000円程度
(エンジニア1名/0.5月で改修できる場合)
システム改修の考え方クライアントに共通で必要な機能であれば改修すべての個別リクエストを改修
システム稼働後のバグ他社で稼働しているシステムのため、バグが取り除かれた状態で利用開始できる新規システムのため、初期段階でバグが発生し、その改修に時間とコストがかかる
メリットコストが安い
納期が早い
自由度が高い
デメリット自由度が低いコストが高い
納期に時間がかかる

まとめ

最後にビデオ通話ツールにおける、OEMとODMの違いを簡単にまとめます。

OEM
定義:用途に合う既存システムを活用
特徴:初期費用・ランニング費用が安いが、個社ごとのカスタマイズができない部分が多い

ODM
定義:システムを0から作成
特徴:個別のカスタマイズはできるが、初期費用・ランニング費用共に高く、出来上がるまでに時間がかかる

それぞれにメリット/デメリットがありますので、予算と目的に合わせて選ぶことが重要です。

なお、弊社ビデオ通話ツールはOEMでのご提供で、最短3日での納品が可能です。
新規でオンラインレッスン事業の立ち上げを検討している方向けに、
以下の記事でBellbirdのOEMサービスの特徴を解説しています。併せてご確認ください!

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