DMM英会話 ブログ 英語でつながる 海外生活

海外で英語を使って働くノマドワーカーが語る「会話」の重要性と会話力を高めるテクニック

海外で英語を使って働くノマドワーカーが語る「会話」の重要性と会話力を高めるテクニック

「どうせ英語を勉強するなら収入アップに繋げたい!」
「将来は英語を使って仕事をしたい!」
「英語を使って海外に住みたい!」・・・

このように考えている英語学習者はけっこう多いのではないでしょうか?
道のりの長い英語学習は、時として目標が見えないと挫折しがちです。
そんなときは英語ができることで将来得られる可能性を知って、モチベーションを高めましょう!

今回は、実際に海外で翻訳の仕事をしている私が、どのようにして海外生活で通用する英語と必要な会話力を身につけたのか、その方法を紹介します!

英語を使って働くって?

nomad1

“英語を使って海外で暮らす”・・・

海外や英語に興味のある人ならなんだか夢のような響きに聞こえるかもしれません。
実際私も、学生時代は漠然と「将来は英語を使って仕事をしたい!」と夢見ていました。
でも、英語を使った仕事とは一体なんなのか英語を使って働くというとはどういうことなのか、なかなか想像しにくい部分があるかもしれません。

私が世間知らずだった学生時代に、「英語と仕事」というキーワードで思いついた職業は、1.)翻訳、2.)通訳、3.)外資系企業での勤務の3つのみ(笑)。どれも直接的に英語を使うことが想像できる職業です。

私はその中でも、場所にとらわれずに働ける翻訳の仕事に興味を持ち、現在はフリーランスの翻訳家としてドイツに住みながら仕事をしていますが、海外に住んで実際に英語を使って仕事をしていると、英語を使って働くとは本当のところ一体何なのかが分かるようになってきました。

それは、「英語ができればほとんどどこでもどんな職業でも働ける」ということです。

英語で広がる可能性

これはパソコンを使ったIT分野の仕事や、直接的に英語が関係する仕事だけに限りません。
たとえば、海外のパン職人に弟子入りして修行をしたり、海外でいろんな業種のインターンシップ経験を積んだり、すでに日本での就労経験がある人なら、持っているスキルと英語力を合わせて就職に有利な条件を揃えることもできます。

また、英語を習得することは日本でのキャリアアップや仕事の幅を広げるだけではなく、世界に就職先を増やし、また自らもビジネスを起こすチャンスを掴むことにも繋がるのです。

海外で仕事の幅を広げたいなら「会話力」が必須な理由

nomad3

英語運用能力とは、大きく分けてリーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4つに分類できます。

そのなかでも「会話力」とはリスニングとスピーキング、つまりは会話に必要な能力を指します。
私は翻訳の仕事をしているため、普段仕事で使う英語運用能力はリーディングとライティング能力のみで、それさえできれば翻訳の仕事は可能だと言えます。
しかし、翻訳の仕事をしている私が、海外に来て一番重要だと感じているのは意外かもしれませんが、実は「会話力」です。

翻訳の新規クライアントを獲得するだけなら、オンラインポートフォリオまたはエージェンシーへの登録やメール等でもできるので会話力はそこまで必要ないのですが、フリーランサーとして下請けではない自分のビジネスを起こしたい段階になったとき、必ず人との関わりやその中で交渉が必要になってきます。

私が住んでいるドイツは、就職においてもビジネス全般でも「コネクション」を非常に重要視する社会です。
そして、ドイツと言えど様々な国から人材が集まっているので、英語で会話ができることはとても重要。

日本においても、お互いのフィーリングが合うことでビジネスに発展することがあるかと思いますが、ドイツのような国際的な環境にいると、それぞれいろいろな考え方や異なる文化背景を持った人が集まるので、アイデアや自分の考えをきちんと伝えることは更に重要なスキルとなってくるのです。

英語が聞き取れないからこそ「聞き上手」になろう!

nomad2

私の経験上、英語の会話力を伸ばすには実際に英語話者と話すのが一番最適な練習方法だと感じています。
しかし、英語を学び始めたばかりだと、英語話者の素早い会話を聞き取れず、自分の言いたいことをスムーズに発言することは難しいかもしれません。

そんなときに私がアドバイスしたいのは、英語が聞き取れないからこそ、相手の話をもっともっと聞き出す「聞き上手」になることです。
要するに、英語が聞き取れないときに使うフレーズを、「あなたの話をもっと聞きたい」という意味も込めて使うということ。

私は英語ができなかった頃、よく以下のフレーズを使って会話の内容を確かめるとともに、「私はあなたを理解したい」というコミュニケーションの意思を示していました。

使用例
“What do you mean?”

「どういう意味ですか?」

“Do you mean by~?”

「それって〜という意味ですか?」

現在では、オンラインレッスンのような便利なサービスも増えてきています。

「英語話せないから・・・」と最初から諦めるのではなく、まずば「聞き上手」になって英語コミュニケーションに慣れていくのもいいかもしれません。

「英語が聞き取れた」「英語が通じた」という体験を通して、英語をもっと好きになって、英語コミュニケーションの楽しさを感じてもらえたら嬉しいです。

DMM英会話の無料体験レッスンでは、世界60カ国の講師と英会話を楽しむことができますので、ぜひ利用してみてくださいね!

相手への興味を示す

英語で話そうが何語で話そうが人間は人間。
話している相手は自分に興味を持っている人に好意を示すものです。

相手の話が聞き取れなかったときに使う定型句として、”Pardon?”(もう1回お願いします)がよく使われますが、相手の話を遮って”Pardon?”と発言するのは会話の流れを止めてしまうのでなかなか言いにくいかもしれません。

そんなときは上記のフレーズを使うと、言葉が聞き取れなかったから聞き返しているだけではなく、相手に興味があるから聞き返しているというニュアンスを含むことができるのでおすすめです
英語での会話中にぜひ積極的に使うようにしてみてください。

おわりに

いかがでしたでしょうか?
海外で生活したいと考えている人は会話力の向上を中心に英語の学習をしてみてください。

英語学習は長い道のりですが、気長に楽しむことがコツ!
最初は分からないのが当たり前なので、胸を張ってポジティブに英語に親しんでいってください。