Yoko
(更新)
突然ですが、みなさん
54,320,987
これ、英語で正しく読めますか?
桁の大きな数字は普段あまり使わないだけに、読み方をすっかり忘れてしまっている人も多いのではないでしょうか。
今回は、いろんな【数字の読み方】をおさらいしてみましょう。
日常生活で役立つ、電話番号・クレジットカード番号・ホテルやアパートの部屋番号の読み方も合わせて紹介していきます。
1から100までは難なく読めても、桁が上がるにつれて怪しくなってくる…という人は意外に多いのではないでしょうか。
では、実際にどんな風に読めばいいのか、3桁の数字・4桁の数字・5桁以上の数字に分けて具体的に見てみましょう。
百の位は “hundred” で表します。
まずは、キリのいい3桁の数字の読み方から。
「200」以上になっても “hundred” には複数形の s が付かないことに注意しましょう。
100 → a/one hundred
200 → two hundred two hundreds
3桁の数字は基本的に【百の位】と【下2桁】に分けて読みます。
百の位と十の位の間には “and” を入れますが、アメリカ英語では省略されることも多いです。ただし、十の位が「0」の時は、“and” を入れるのが一般的です。
千の位は “thousand” で表します。
“hundred” と同じように「2,000」以上になっても複数形の s は付きません。
1,000 → a/one thousand
2,000 → two thousand two thousands
4桁の数字は基本的に【千の位】と【下3桁】に分けて読みます。
また、百の位と十の位の間に入る “and” のルールは “hundred” の場合と同じです。
例外として、下2桁が「00」の場合は百の位の数字に “hundred” をつけて表すこともあります。
3,500 → three thousand, five hundred
もしくは thirty-five hundred
コンマの位置で単位を表す単語が変わることに注意し、【3桁ごと】に区切って読んでいきます。
上で紹介した基本の読み方を押さえておけば大きな数字も簡単に読めてしまいますよ。
1,000 → a/one thousand
1,000,000=100万 → a/one million
1,000,000,000=10億 → a/one billion
1,000,000,000,000=1兆→ a/one trillion
では、次は身近な「西暦」「電話番号・銀行口座・クレジットカード番号」「ホテル、アパートの部屋番号」の読み方をおさらいしましょう
1999年までは基本的に【前半2桁】と【後半2桁】に分けて読みます。
ただし、例外として後半2桁が「00」で終わる場合には、前半の数字に “hundred” をつけて表します。また、十の位だけが「0」の場合は “oh” と読むことが多いです。
そして、2001年以降は2桁ずつに分けることもありますが、普通の数字のように “two thousand and 〜” と読むことが多いです。
この場合も、アメリカ英語では “and” が省略される傾向にあります。ただ、2020年は例外で “twenty twenty” の方がよく耳にするように思います。
これらの数字は基本的に1桁ずつ読みます。
例外として「0500」のように「数字+00」になる場合には “hundred”、「3000」のように「数字+000」になる場合には “thousand” が使われることも多いです。
さらに、同じ数字が2つ続く場合には “double ◯”、3つ続く場合には “triple ◯” を使うと、相手に分かりやすく伝えることができます。
「0」は “oh” と読むことが多いものの、“zero” と読んでももちろん間違いではありません。
また、番号が多くなるにつれて相手に伝わりにくくなるので、ハイフンがある場所で少し間をおくといいでしょう。
ホテルやアパートの部屋番号にも3桁や4桁の数字が使われていますよね。
私はニュージーランドの宿泊施設で働いた経験があるのですが、私の経験上、部屋番号を読む際に “hundred” や “thousand” を使うことはほとんどありません。
3桁の場合は【最初の1桁】と【下2桁】に分けて読み、4桁の場合は【最初の2桁】と【下2桁】に分けます。
ここでも「0」は “oh” と読むことが多いですが、“zero” でも間違いではありません。
また、数字を1桁ずつ読んでもOKです。はっきりと間違いなく伝えたい場合には、敢えてこちらの方法をとることもあります。
今回紹介した【数字の読み方】いかがでしたか?
うろ覚えだったり、すっかり忘れてしまっていた方のお役に立てれば嬉しく思います。
大きな桁の数字を日常生活で扱うことはそれほどないかもしれませんが、読み方の基本を覚えておけば、様々な場面で応用することができますよ。