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海外で宅配ピザを注文しよう!電話でデリバリーを頼む時の英語フレーズまとめ

海外で宅配ピザを注文しよう!電話でデリバリーを頼む時の英語フレーズまとめ

外国に行ったら、食べ物のデリバリーも体験してみたいと思いませんか?

レストランで食べるのも良いですが、自宅でお店の味が楽しめるデリバリーもまた楽しいものです。

デリバリーといえばピザが思い浮かぶところですが、ちょっと探してみたら、ピザ以外にもいろいろな食べ物のデリバリーサービスを見つけることが出来ると思いますよ。

もし、英語での電話注文が不安なら、オンラインやメールで注文を受付けているところも多いので確認してみるとよいでしょう。

この記事では、手っ取り早く電話でこなす「デリバリー注文の英語フレーズとコツ」をご紹介します。
 

注文の前に

まずは、食べたいもののデリバリー広告を手にして、連絡先を確保します。

注文するメニューは、電話をかける前にあらかじめ決めておきましょう。訊ねたいことがあったらそれも明確にしておくと、安心して話が進められます。

通話中に慌てなくて済むように配達先住所も手元に用意しておいてくださいね。もちろん、名前と連絡先も訊かれます。

注文ミスを防ぐため、しっかり声を出し、明瞭に話すように意識しましょう。相手が正しく注文を記録出来るように、適宜、間をおきながら話すようにします。

基本的には、こちらの要望を伝え、後は相手のリードに従って必要なことを答えて行けば注文は無事完了しますので、落ち着いて応えるようにしましょうj!
 

注文時の英語フレーズ

注文の基本

ここでは、人気のデリバリーメニュー「ピザ」の注文を想定してご案内していくことにします。

注文のときはまず “delivery”(デリバリー)“pickup/carry-out”(引取り)のどちらを希望するのかを明らかに伝える必要があります。

というわけで、会話の始まりは、「デリバリー」をお願いしたいと伝えるところからです。話し始めるときは、“Hi” “Hello” などの挨拶を忘れないようにしましょう。

【例】
Hi, I'd like to place a delivery order.
「デリバリーをお願いします」

さて、ピザ注文のポイントは次の4点です。伝えるときもこの順番で行くと相手も分かりやすくなります。

チラシやウェブサイトのメニューを見て選んだものを、上記の要領で伝えていきます。

注文の基本フレーズ “I'd like~(~をお願いします)” に続けて、欲しいものと数量を伝えていけばOKです。

聞き取れなかったら “Pardon?” を使って訊き返しましょう。

【例】
I'd like one large BBQ chicken with fluffy crust, please.
「BBQチキンのLサイズ1枚をソフトクラストでお願いします」
 
No additional toppings.
「追加のトッピングは要りません」
 
And two Greek salads and one brownie, please.
「ギリシャ風サラダを2つと、ブラウニー1つもお願いします」

具体的なピザのサイズが分からないときは訊いて確認しましょう。日本のSMLサイズとは異なります。また、1インチは2.54cmにあたります。

【例】
How large is the size M?
「Mサイズはどのくらい大きいのですか?」

品切れの場合

メニューには載っていても、あいにく品切れや取扱い中止ということも、時にはあります。

もし、"Not available"(ありません/注文を受付けられません)などといわれたら、代わりのメニューを伝えます。

【例】
OK, then may I have △△, please?
「それでは、△△をいただけますか?」

食材について尋ねる

聞き慣れない具材があったら、どういうものなのか質問するのがベターです。

【例】
What is Macon/Peri peri?
「Macon/Peri periって何ですか?」

ちなみに “Macon” とは、マトンで作ったベーコンの代用品です。海外では豚肉を食べない人は結構います。 “Peri peri” は「チリ(唐辛子)」を南部アフリカ風に呼んだものです。
 

◯◯抜きで

特定の具を取り除いて欲しいときは “Can you remove ○○?”(◯◯を抜いてもらえますか?) と依頼します。

【例】
Can you remove the green pepper?
「青唐辛子を抜いてもらえますか?」

追加注文の有無

"Would you like anything else?" や "Anything else?" などのように追加注文の有無を訊かれた場合、必要ならば “Yes, ○○, please”(はい、○○をお願いします)と返答します。不要ならば、“No, thank you”(結構です)でOK。
 

注文内容の確認

欲しいものを全て伝え終えたら “That’s it.”(これで全部です) と注文を確定します。スタッフが注文内容確認の復唱をしたら、注意深く聞いてください。

復唱されないようなら、こちらから依頼しましょう。間違ったものが届いたらガッカリですからね。

【例】
Can you repeat my order, please?
「注文を復唱していただけますか?」
 
Just to be sure.
「念のために」

相手の言葉がきちんと聞き取れなかったら “Excuse me, could you repeat it again?”(すみません、もう一度お願いします)と言って繰り返してもらいます。
 

クーポンを利用する

もし、クーポンなどのサービス券があるなら、その旨も伝えましょう。コード番号を読み上げるように指示されたらその通りにします。

【例】
I have a gift card/promotion code.
「ギフトカード/割引コードがあります」

最終金額を確認する

税金や手数料などの追加料金がかかる場合がありますし、クーポンを利用したらさらに額が変わってきます。最終金額はしっかり確認しましょう。

【例】
How much is the order in total?
「合計でいくらですか?」
 
Could you repeat the breakdown?
「詳細をもう一度言ってもらえますか?」

支払方法を伝える

希望する支払い方法(method of payment)も伝えましょう。

"How would you like to pay?"(お支払い方法はどうしますか?)や "Cash or card?"(現金ですか?カードですか?)と聞かれることもあるかもしれません。

【例】
Credit card/Debit card/Cash, please.
「クレジットカード/デビッドカード/現金でお願いします」

到着見込み時間

受け取りまでの見込み時間(estimated time)も是非確認しておきたいですね。

【使用例】
How long will it take to deliver?
「デリバリーにはどのくらい時間がかかりますか?」

通話の最後は “Thank you” で締めくくりましょう。
 

状況確認

もし、だいぶ時間を過ぎても注文が届かず、状況の問合せをすることになった場合のフレーズもご紹介しておきましょう。

【例】
Excuse me, my order isn’t here yet.
「すみません、オーダーしたものがまだ届かないのですが」
 
It’s been one and a half hours since I placed the order.
「注文してからもう1時間半経っています」
 
Any troubles?
「何かあったのですか?」
 
How much longer will it take?
「あとどれくらいかかりますか?」

支払い

注文の品を無事に受け取りましたか?

支払いのときは、配達スタッフへのチップを15~20%追加して払うことも忘れないようにしましょう。

万が一、注文したものとは違うものが届いてしまったときのクレームは、“Excuse me, I received the wrong order!”(すみません、頼んだものと違います!)です。念のため。
 

まとめ

デリバリーメニューの代表格・ピザの注文を例に、電話オーダーの手順とコツをご案内しました。

英語で食べ物を電話注文するという「一仕事」を終え、注文通りの品を無事に受け取ったら、喜びと達成感を感じられるのではないでしょうか?

デリバリーオーダーは、英語での電話の練習にもってこいです。空腹を満たすついでに英会話の腕試しをしてみましょう!

オーダーの際に「伝えるべきこと」と「訊かれること」は、どれも型通りのシンプルなフレーズばかり。やってみたら、案外簡単だったと思えることでしょう!