DMM英会話ブログ編集部
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感謝の気持ちを伝えることは、世界中どこでも大切にされていますが、"Thank you"だけでは表現しきれないほど、時にはその感謝が深く、複雑なものであることもあります。
英語には、"Thank you"よりもさらに感謝の度合いを深め、相手に対する敬意や感謝の気持ちをより具体的に伝えるためのフレーズが豊富にあります。この記事では、日常生活からビジネスシーンまで、さまざまな状況で使える、「ありがとう」の英語フレーズを幅広く紹介します。
どのフレーズも、感謝の気持ちを一歩先に進め、コミュニケーションをより豊かにするためのものです。さぁ、"Thank you"以外で、どのように感謝の気持ちを伝えることができるのか、見ていきましょう。
まずは "Thank you" プラスαでもっと伝わる感謝フレーズまとめをご紹介していきたいと思います。一度感覚を掴んでしまえば、簡単に自分なりのフレーズも作れるかと思います!
丁寧な「ありがとう」
(普通の「ありがとう」です。)
友人などの中の良い人へ使うフランクな「ありがとう」
(つまり「あざーっす」という感じ。)
「どうもありがとうございます」
(「ありがとう」より丁寧な、定番の「ありがとうございます」)
「本当にありがとうございます!」
(Thank you very much. と似ています。)
例えば、何かを一緒に探してもらってそれが見つからなかった時や、手伝いを提案してくれた友人に断るけれど感謝の気持ちを伝えたい際に使用する「とにかくありがとう」。役に立たなかった、結果が出なかったけれど、そこまでの過程を感謝したいときにぴったりのフレーズです。
(友人がコンサートに誘ってくれたけどあいにくその日は予定が入っていて…「ごめんね、行けない、でもとにかく誘ってくれてありがと!」と言う時にピッタリ。→Sorry, I have something else to do on that day, but thanks anyway!)
"Thank you"に"for+現在進行形の動詞(ing系)"、又は名詞をくっつけるだけでグッと伝わる形になります。"Thank you very much for~"の形にしたらより丁寧になりますよ。
「私に英語を教えてくれてありがとう」
(授業が終わった後、英語を教えてくれた先生に)
「今日は来てくれてありがとう」
(誕生日パーティーの締めのあいさつで。アイドルのように裏声で言えば完璧)
「招待してくれてありがとう」
(観たかった映画に誘ってくれた友人に使いましょう。これでチケット代はスルー)
「 私に良いアドバイスをしてくれてありがとう」
(相談に乗ってくれた友人に。)
「 私をここへ連れてきてくれてありがとう」
(「でも、インドに行きたいなんて一言も言ってないよ」という言葉はそっと胸にしまっておきましょう)
「 映画について教えてくれてありがとう」
(映画のあらすじを教えてくれた友人に使いましょう。たとえ盛大にネタバレしていても)
「 電話してくれてありがとう」
(あやうく遅刻だったところを救ってくれた友人へ。いやー、電話で起こしてくれなかったら留年だったわー)
「 聞いてくれてありがとう」
(4時間一方的にしゃべっても、このセリフで相手の機嫌をなおしましょう)
「 私の犬の面倒を見てくれてありがとう」
(犬の面倒を見てくれた隣人に、手土産を添えて言いましょう。これで次回も面倒を見てもらえます)
「 私を選んでくれてありがとう」
(アイドル総選挙であなたが1位に選ばれたら、迷わずこのセリフ!)
「私達の写真を撮ってくれてありがとう」
(カメラを返してもらう際に、微笑みながら言えばそこから恋が始まる)
「このウェブサイトへ訪れてくれてありがとう」
(アクセス数がなくてもこのセリフがあるだけで、立派なホームページにみえる有能なフレーズです)
「私のエッセイをチェックしてくれてありがとう」
(添削してくれた友人へ、このセリフとともに手作りクッキーを渡しましょう。9割の確率であなたに惚れます)
「理解してくれてありがとう」
(何か相談事などをしたときに便利な表現)
「やってみてくれてありがとう」
(何かを知り合いに試みてもらった場合など、やってみてくれたことに感謝を伝えられます)
「何から何までありがとう。全てにおいて感謝するよ」
(急だったのにも関わらず泊めてくれて、朝ごはんまで用意してくれた友人に)
「今日はありがとう」
(楽しいデートを終えて、彼にこの一言)
「手伝ってくれてありがとう」
(何かを手伝ってくれた人への感謝の気持ちを!)
「ご支援ありがとうございます」
(いつも応援してくれる人へ)
「早速のご返信ありがとうございます」
(すぐに返信をくれた場合に)
「ご協力ありがとうございます」
(何かに協力してもらったときに)
「ご心配いただきありがとうございます」
(誰かに心配されたらこのフレーズ!)
「ご静聴ありがとうございました」
(スピーチの最後に使える定番フレーズ)
このコーナーでは "Thank you" というフレーズ以外でも感謝を伝える単語である、appreciate, thankful, gratefulの三単語をご紹介。
Appreciateとgratefulは「してくれたこと」などの物事に感謝する際に使用します。それに対しThankfulは人に感謝している際に使用します。
また、感謝を伝えるのによく使われている定番のフレーズや口語・スラングも合わせてご紹介していきます
「 あなたの親切に感謝します」
(陰ながら支えてくれた上司へ。親切さ、優しさへの感謝です)
「 英語を教えてくれたことに感謝します」
(長い間、英語を教えてくれた教授へ)
「 あなたのすること全てに感謝しています」
(いつも何かあったら必ず手助けしてくれる親友に)
「彼の努力には感謝しているわ」
(良き彼氏になろうと努力してくれている彼へ)
「私の能力をみせる機会を得られたことに感謝しているわ」
(人前でプレゼンをする機会を得たら、この一言)
「サポートしてくれてありがとう」
(スポーツの試合に勝った際などに、コーチに言いたいフレーズ)
「あなたの愛にありがとう→愛してくれて嬉しい」
(結婚記念日などに)
「忠告ありがとう」
(何かを事前に忠告してくれた人へ。危うく犯罪に巻き込まれるところだったよ)
「あなたの家に泊めてくれてありがとう」
(家に泊めてくれた人へ、丁寧に感謝したい際に使用するフレーズ。)
「あなたの大切なギターを私に貸してくれてありがとう」
(ギターを貸してくれた友人へ。自分で買うのにはちょっと高いんだ…)
「私の人生であなたと出会えたことに感謝する→あなたと出会えて嬉しい」
(プロポーズをするときに言いたいセリフです)
「恩師に感謝しているよ」
(恩師を前に、スピーチなどで言いたいですね。感涙必至です)
「生きていることに感謝するよ」
(何か綺麗な景色を見た際に言いたいフレーズです)
「仕事を手伝ってくれてありがとう」
(夜遅くまで仕事を手伝ってくれた同僚へ)
「私の猫が無事帰ってきて感謝している→無事帰ってきて嬉しい・よかった」
(ホッと一息つきながら言いたいフレーズ)
【注意】
"thank"は「感謝する」という動詞ですが、だからといって "I thank you" と言えるわけではありません。自然ではなく、高圧的(上から目線)なフレーズですので、使用しないように!
「ありがとうございます」
(少しカジュアルな表現です)
「恩にきるよ」
(I owe you は「借りがある」という意味の表現)
「本当にたくさんありがとう」
「ありがとう」
(イギリス等で使われる口語フレーズです)
「ありがとう」
(こちらもイギリス等で使われています)
「ありがとう」
(SNSなどのネット上で使われる略語)
「ありがとう」
いかがでしょうか。"Thank you" に少し工夫するだけでより伝わる表現、そして "Thank you" 以外で感謝を伝える方法をご紹介しました。それぞれの表現がもつ特徴をしっかりと抑えていただけると、日常でも使用しやすいのではないかなと思います。
今までは "Thank you" のワンフレーズでしか伝えられなかった人も、これからはより具体的に感謝することができますね。曖昧なものよりも、伝えたいことにフォーカスした方が受け取り側も嬉しくなると思います。
ぜひ、上記でまとめたフレーズ集を勉強して、日常でも使えるようになっておきましょう!