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負けないで!英語学習者の励みになる偉人の格言まとめ15選

負けないで!英語学習者の励みになる偉人の格言まとめ15選

みなさんは、勉強が辛い時どうしていますか?

このサイトをご覧の多くのみなさんがオンラインレッスンや受験勉強などで英語を学んだことがあると思います。しかし、母国語と違う言語を学ぶことって、結構つらいですよね。うまく発音できなかったり、単語を覚えられなかったり、外国の人に話しかけても通じなかったりなどと、何かしらの挫折を経験しているかと思います。

さて、そんな辛い時には何が有効でしょうか。気分転換にショッピング? 友達と話す? 遊びに行く? いやいや、それではいつまでたっても勉強を再開できません。こういった時に、私は「格言を読む」ことが有効だと考えています。読んだら励みになる、元気が出て「もっと勉強しよう!」という気分になるのではないでしょうか。さらに、英語の格言なら読解力も鍛えられますよね。英語のまま丸覚えすれば、会話でそのまま使うこともできますので一石二鳥です!

今回は、大統領の言葉から中国のことわざまで、15個の格言をご紹介したいと思います。

励みになる!偉人から言語学習者へ向けた、心に響く格言まとめ15個

1.2つ以上の言語は人生への選択肢を増やす

One language sets you in a corridor for life. Two languages open every door along the way.
‒Frank Smith

「1つの言語はあなたの人生の道筋になり、2つの言語はそれに沿ってあるドアを開ける」
‒フランク・スミス(アメリカの政治家)

※corridor:(名詞)廊下、通路

1つの言語しか知らないのなら、まっすぐ進む人生になるでしょう。しかし、もし2つ以上の言語を知っていたら? さまざまな選択肢ができそうです。

2.言語=社会+経験+価値+表現+鏡!

Learning a foreign language not only reveals how other societies think and feel, what they have experienced and value, and how they express themselves, it also provides a cultural mirror in which we can more clearly see our own society.
‒Chancellor Edward Lee Gorsuch

「外国語を学ぶことは他の社会がどのように考え感じるのかだけでなく、彼らが何を経験し価値をつけ、どのように彼ら自身を表現してきたかを明らかにする。さらに、私たち自身の社会を見ることのできる鏡にもなる」
-チャンセラー・エドワード・リー・ゴサッチ(アラスカ大学学長)

1つの外国語を学ぶだけでその国の社会や経験したこと、価値感、どのように歩んできたのかを知ることができるのだとか。さらに、自分自身を映し出す鏡にもなるとは…一石五鳥?!

3.言語は社会からの贈り物?!

Language is not a genetic gift, it is a social gift. Learning a new language is becoming a member of the club -the community of speakers of that language.
‒Frank Smith

「言語は遺伝子からの贈り物ではなく、社会的な贈り物だ。新しい言語を学ぶことは、その言語を話す人たちのクラブのメンバーになるということだ。」
-フランク・スミス(アメリカの政治家)

話せる言葉が多ければ多いほど、よりたくさんの人や社会と関わることができますよね。あなたはいくつのクラブのメンバーですか?

4.言語は魂 !

To have another language is to possess a second soul.
‒Charlemagne

「他の言語を学び、得るということは、2つ目の魂を所有するということなんだ」
‒カール大帝(フランク王国の国王)

※possess:(動詞)所有する、もつ

8世紀から9世紀に渡ってフランス国王を努めたカール大帝の言葉。言語を魂として扱うのは興味深いですね。

5.学習は宝物!

Learning is a treasure that will follow its owner everywhere.
‒Chinese Proverb

「学習は、その持ち主にどこまででもついてくる宝物です」
‒中国のことわざ

確かに、持ち主にどこまでもついてきますよね。たくさん学習して、たくさん宝物を得たいです。

6.2を知ることで、1がわかる

You can never understand one language until you understand at least two.
‒Geoffrey Willans

「少なくとも2つの言語を理解しない限り、1つの言語を理解することはない」
‒ジェフリー・ウィリアムズ(アメリカの宇宙飛行士)

他の言語を知ることで、そこから相対的に自分の言語を眺めることができるようになる、と捉えました。1つしか知らないと、それに固定してしまい柔軟な思考をもてないかもしれないですね。

7.言語は切り替えスイッチ!

Change your language and you change your thoughts.
‒Karl Albrecht

「言語を変えて、思考を変えよう。」
-カール・アルブレヒト(ドイツの実業家)

日本語だと温厚な性格なのに、英語だと少し荒い喋り方になる…といったような、言葉を変えると性格も変わる人がいるようです。確かに言語が違うだけで思考も変わるのかも!

 8.自分自身を知る鍵に

Those who know nothing of foreign languages know nothing of their own.
‒Johann Wolfgang von Goethe

「外国語を何も知らない人は、自分自身についても何も知らない」
‒ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(ドイツの作家、詩人、科学者、政治家)

言い過ぎ、という感じもします(笑)。ですが、自分自身について知りたい時は他人と比較するのが一番早いですものね。

9.言語は武器庫!?

Language is the armory of the human mind, and at once contains the trophies of its past and the weapons of its future conquests.
- Samuel Taylor Coleridge

「言語は人間の心の兵器庫であり、過去のトロフィーたちと将来を征服するための武器をも含んでいる。」
-サミュエル・テイラー・コールリッジ(イギリスの詩人、批評家、哲学者)

これまた面白い例えですね! 言語は武器で、過去と未来の両方で役に立つということを端的に表していると思います。

10.人生の違った展望

A different language is a different vision of life.
-Federico Fellini

「違う言語は人生の違う見方だ。」
-フェデリコ・フェリーニ(イタリアの映画監督・脚本家)

映画監督という映画に携わる人らしい単語「Vision(展望・見方・映像)」を使っていますね。彼から言われると重みがあります。

11.2人分の価値に

A man who knows two languages is worth two men.
‒French Proverb

「2つの言語を知っている人は、2人分の価値がある。」
-フランスのことわざ

人間性により厚みが出るのかもしれませんね。全ての人が2つ以上の言語を操れるというわけではないですから、やはり2つかもしくはそれ以上の言葉を話せたら、強いです!

 12.頭へいくか、心へいくか

If you talk to a man in a language he understands, that goes to his head. If you talk to him in his own language, that goes to his heart.
‒Nelson Mandela

「あなたが彼の理解する言葉で話したら、それは彼の頭にいく。あなたが彼の母国語で話したら、それは彼の心にいく。」
‒ネルソン・マンデラ(南アフリカ共和国第8代大統領)

彼の理解する言葉で話せば、頭で考えて飲み込む必要があるので頭へいきますよね。でも、母国語で話しかけたら…? 心へいきますし、よりストレートに伝わるでしょう。

13.言語はロードマップ!

Language is the road map of a culture. It tells you where its people come from and where they are going.
‒Rita Mae Brown

「言語は文化のロードマップだ。人々がどこから来て、どこに向かっているのかを教えてくれる」
‒リタ・メイ・ブラウン(アメリカの小説家)

今までお互いの言語が世界中に広まったように、これからも広まり続けるのでしょう。その波に乗って、言語を学んでさまざまな人と知り合いたいですね!

14.その人の知的財産を表す!

Language embodies the intellectual wealth of the people who use it.
- Kenneth Hale

「言語はそれを使用する人の知的財産を体現する。」
-ケネス・ヘイル(アメリカの言語学者)

本当に、その通りですよね。どれほど喋れるかによって、その人の知的財産を測ることができます。

15.世界の限界…

The limits of my language are the limits of my world.
‒Ludwig Wittgenstein

「私の言語の限界が、私の世界の限界だ。」
‒ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン(哲学者)

英語だけでなく、他の言語も学んでみたい! と思えるような格言です。限界はなるべく広げたいです!

まとめ

いかがでしたか? いかに言語が人生の役に立つのか、重要なのかが伝わったかなと思います。英語の勉強が辛くなった時や、勉強を始めたいけれど踏ん切りがつかない時などにこういった格言を眺めてみると、やる気がガンガン出るのではないでしょうか。これらの格言を暗記して、会話やプレゼンテーションの際に引用してみるのも良さそうです。

ということで、偉人の格言を励みに、英語の勉強がんばりましょう!

【参照元:VOXY/Novice in Language Land/Omniglot