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【シーン別ホームステイで役立つ英会話】空港での出会いから食事中のスモールトークまで!

【シーン別ホームステイで役立つ英会話】空港での出会いから食事中のスモールトークまで!

こんにちは。英語ライフスタイリストのRinaです。

みなさん、海外ホームスティと聞いてどのようなイメージが湧きますか?

特に「英語を学びたい」という方にとっては、ホームスティは海外に暮らす感覚を疑似体験しながら「生きた英語」に触れられる時間を目一杯つくる事が出来る貴重な機会。

帰国後もホストファミリーと連絡を取り合えたり、数年後に再開する楽しみが出来たりするのもホームスティの醍醐味!

事前に基本の英会話準備をしていれば、現地での安心感も随分違いますし、大きなトラブルを避けることもできます!

そこで今回は、現在アメリカサンディエゴでホームスティのホストをしている国際カップルにインタビューした内容をもとに、ホームスティ先でのリアルな会話例をシーンごとにご紹介します!
 

空港での出会い編

多くのホームスティプログラムでは、到着時にホストファミリーもしくはエージェントのスタッフが空港まで迎えに来てくれることが一般的でしょう。もし前者であった場合、ホストファミリーとのはじめての出会いは空港ということになります。

今までメールやスカイプのみで連絡を取っていたホストファミリーに、はじめて会う時の挨拶と簡単な自己紹介フレーズをご紹介します。

会ってすぐの自己紹介はもちろん、ホストはあなたの体調を気遣ってくれることが多いので、自分のコンディションをきちんと伝えられるようにしておくとスムーズです!
 

会話例

Rina: Nice to meet you! I’m Rina! I was looking forward to meeting you.
「はじめまして、Rinaです!お会いできるのを楽しみしていました」

Robert: Nice to meet you too, Rina. I’m Robert. We’re happy to finally meet you.
「こちらこそはじめまして。私たちもやっと会えて嬉しいよ」

Rina: Thank you for picking me up.
「迎えに来てくれてありがとうございます!」

Robert: No problem. So how was your flight?
「どういたしまして。フライトはどうだった?」

Rina: It was good. I slept for a couple of hours.
「よかったです。数時間寝られました」

Robert: That’s good! What did you eat on the plane?
「よかったね!飛行機ではどんなものを食べたの?」

Rina: I had some chicken for dinner and sandwich for breakfast.
「夕食にはチキンを食べて、朝食はサンドイッチを食べました」

Robert: Nice. How do you feel?
「いいね。気分はどう?」

Rina: I’m a bit sleepy but other that, I’m fine. Thank you for asking.
「ちょっと眠いけれど、それ以外は問題ないです。ありがとうございます」

Robert: Okay, let’s go home so you can have some rest. We hope you enjoy your stay with us!
「そうだね、少し休めるように家に行こうか。楽しく過ごしてもらえるといいんだけど」

 

TIP 1: 英語流「よろしくお願いします」は?

日本語の挨拶でとっても便利な「よろしくお願いします」

いよいよホームスティがこれから始まる!というこんな場面でさっそく使いたいのですが、英語で何て言ったらよいでしょうか?!

実は、英語には「宜しくお願いします」や「お世話になります」といった言葉がありません。

その代わりにワクワクしている様子や感謝の気持ちを伝えることで「お願いします」を伝えるのが英語流です!

【例】
・ I’m very happy to be here!(ここに来れてとても嬉しいです!)
・ Thank you for having me.(スティさせてくれてありがとうございます)
・ I’m very excited to stay with you!(一緒にすごせるのが楽しみです)

 

Small Talk 編

車で移動する時や、リビングでの団欒タイムにはいろいろな話題がでます。リアルな英語でのコミュニケーションを練習する、まさに絶好のチャンス!

英語が分からないから自分の部屋にこもりっきり…ではもったいない!ぜひ積極的に会話に参加してみましょう!

ホストファミリーも、ある程度あなたと会話をしてみると、どれくらい英語を理解しているか、英語で意見を言えているのか分かってくれます。

分からないことはあなたから、

I’m sorry, I don’t understand. Could you speak more slowly for me?
「分かりません。もう一度ゆっくり言ってもらえますか?」

などのコミュニケーションが取れるとホストファミリーも安心してくれますし、分かりやすく話してくれるようになるでしょう。

ここでは、雑談タイムによく出る話題や役立つフレーズなどをご紹介します!
 

会話例

Robert: What do you usually do on your free time?
「普段時間があるときは、どんなことをして過ごすの?」

Rina: I usually hang out with friends, or do yoga at home. 
「大抵は友だちと出かけたり、家でヨガをしたりします」

Robert: Do you feel jet lagged?
「時差ぼけは大丈夫?」

Rina: Well, I’m still a little sleepy but getting better. Thank you.
「そうですね、まだ少し眠いけど良くなってきました。ありがとうございます」

Robert: Do you have any siblings?
「兄弟はいるの?」

Rina: Yes. Actually I grew up in a big family, with three sisters and a big brother. I’m the fourth child.
「はい、実は大家族で姉妹が3人と兄がいます。自分は4番目なんです」

“sibling” はあまり馴染みない方も多いかもしれませんが、性別を問わない兄弟姉妹のこと。

ホームスティ先では家族のこと、日本での生活のことを聞かれることも多いので、自己紹介以外にも家族紹介ができるようになっておくと盛り上がれますよ!

また、必ずと言っていいほどお決まりの質問がコレ!

Robert: Is this your first time in San Diego?
「サンディエゴに来るのははじめて?」

Rina: Yes, it is!
「はい、人生初のサンディエゴです」

Robert: Nice! What brought you here?
「いいね。サンディエゴに来ようと思った理由は?」

Rina: I’ve always wanted to come here since my friend told me about her trip here.  
「友だちにサンディエゴでの旅行の話を聞いて以来ずっと来てみたかったんです」

また、地元の人だからこそ知っている情報も、ホストファミリーに色々聞けると嬉しいですよね!

Where do you recommend I go sightseeing?
「観光にオススメの場所はありますか?」

 

Tip 2: ハウスルールを知ろう

ホームスティをする上で「積極的にコミュニケーションをとること」と同じくらい気をつけたいこと、それが「ハウスルール」です。

それぞれの家にそれぞれの生活ルールやちょっとした決まりごとなどがあったりしますから、あらかじめルールを確認して不安やトラブルなく快適に過ごせるようにしたいですね!

また些細なことでも「報告・連絡・相談」がとても大切です。ここでは許可をとったり、確認・報告をしたりするときに役立つフレーズをご紹介!

【例】
・ Can I - ? /Could I - ? / May I - ? (〜してもいいですか?)
・ Is it possible to - ? (〜することは可能ですか?)
・ Is it okay if - ? (〜しても大丈夫ですか?)
・ Am I allowed to - ? (〜してもいいですか?)
・ Do you think I can - ?(〜してもいいですか?)

<具体的な例>

・ Do I have a curfew?(門限はありますか?)
・ How late can I take a shower?(シャワーはどれくらい遅くまで浴びていいですか?)
・ Can I keep my drink in the fridge?(冷蔵庫に自分の飲み物を入れておいていいですか?)
・ When can I wash my clothes?(洗濯はいつしたらいいですか?)

 

食事編

朝食や夕食の時間も、準備や片付けを含めて、ホストファミリーとコミュニケーションをとるとても良い機会です。

食事を楽しみながらも、積極的に会話に参加できるように、知っておくと便利なフレーズやホストファミリーがよく聞く質問をご紹介します!
 

朝食のとき

Robert: What time did you go to sleep last night?
「昨日は何時に寝たの?」

Rina: I was jet-lagged and really sleepy so I went to bed at 9.
「昨日は時差ぼけで眠かったので、9時には寝てしまいました」

Robert: How do you feel this morning? Did you sleep well?
「今朝の気分はどう?よく寝られた?」

Rina: Yes, I had a really good sleep!
「はい、とてもよく寝られました」

Robert: Oh that’s good. So, do you usually eat breakfast?
「それはよかったね。で、普段は朝食食べるの?」

Rina: Yeah, I love it! I usually have a big one.
「朝食は大好きでいつもたくさん食べます」

Robert: Would you like some coffee too? 
「コーヒーもどう?」

Rina: Yes, please. Thank you.
「もらいます。ありがとうございます!」

Robert: What's your plan today?
「今日はどんな予定?」

Rina: Not decided yet, but I’m thinking about going out to do some shopping.
「まだ決めてないけど、買い物に行こうかと思っています」

 

夕食のとき

Robert: How was your day?
「今日は1日どうだった?」

Rina: It was good! I had a very productive day.
「良かったです。やりたかったことが色々できました」

Robert: That’s nice. What did you think of the lesson? 
「いいね!レッスンの感想は?」

Rina: It was a little more challenging than I thought, but the teacher and classmates are nice.
「思ったよりも難しかったけど、先生もクラスメイトもみんな素敵な人たちでした」

 

料理の感想を伝えるとき

Robert: Are you done?
「食べ終わった?」

Rina: Yes, I think I’m full/I’m stuffed.
「お腹いっぱいです」

Robert: How did you like it?
「どうだった?」

Rina: Everything was tasty. Thank you for cooking.
「すべて美味しかったです!作ってくれてありがとうございます」

Robert: Good to hear that.
「それは良かった!」

 

TIP 3: 食事の相談

意外にホームスティ先で悩んだり、トラブルになったりすることが多いのが「食事」

特に、朝食と夕食はホストファミリーと一緒に食べることが多かったりするので、もし食べられないものや、苦手なものがある場合は前もってきちんと伝えておくこと、我慢し続けないことが大切です!

また、食べ方が分からない時や、材料がなにか知りたい時、外食のお会計なども、迷うことがあれば遠慮せずに聞きましょう。少し言いづらいけれど伝えておきたい…そんな時に便利な表現をご紹介!

【使用例】
・ I’m allergic to eggs.(卵アレルギーなんです。)
・ How do I eat this?(これはどうやって食べたらいいですか?)
・ Sorry, I don’t really like spicy food.(ごめんなさい、辛い料理はあまり得意ではありません。)
・ Can I have another one?(もうひとつもらっていいですか?)
・ What’s in this dish? It’s tasty!(何が入ってるんですか?美味しいです!)
・ Could you pass me the salt?(塩をとってもらえますか?)
・ How much is my share?(私のお支払いはいくらですか?)
・ Let me pay for myself.(自分の分は払わせてください。)

 

まとめ

いかがでしたか?

実は私も、英語との本格的な出会いは13歳ではじめて経験したサンフランシスコでのホームスティでした。帰国後もホストとメールや手紙のやり取りを続け、17歳で予定されていた高校での交換留学が中止になってしまった際に、「短期で良ければおいで」と再びホームスティを受け入れてくれたのも彼らでした。

現地での生活は、お風呂の入り方からシリアルのサイズまで、自分の当たり前を大きく覆される毎日が楽しくて仕方なかったのを覚えています。

でもその反面、「英語がもっとできたらホストファミリーにいろいろ聞けるのに…」「もっと伝えたいことがあるのに…」という気持ちが日に日に強くなっていきました。

だから、ホームスティ出発前のクライアント様には「できる限りの事前準備を!」といつも口をすっぱくしてお伝えしてしまいます(笑)。

ホストファミリーと一緒に過ごせる貴重な時間を目一杯楽しむために、そして最高の思い出を作ってくるためにも、今日ご紹介したフレーズが役に立つと嬉しいです!