DMM英会話 ブログ 英語でつながる 海外留学

セブのどこに親子留学する?【タイプ別留学先案内】自然豊かなマクタン島 VS 都会派セブ

セブのどこに親子留学する?【タイプ別留学先案内】自然豊かなマクタン島 VS 都会派セブ

近年、注目を集めるフィリピン・セブへの親子留学。

セブと一言にいっても、大きく分けると2つの地域に分かれています。

空港やビーチのある自然豊かなマクタン島と、「ビジネスパーク」や「ITパーク」のある都会のセブ島
このどちらに滞在するかによってセブの印象や、留学の楽しみ方が変わってくることも!

あなたは、どんな留学をイメージしていますか?

お子さんにどんな体験を通じて、どんな成長を与えてあげたいですか?

セブ未経験の方に違いをお伝えすべく、今回は親子留学に人気のある語学学校の、「First English Global Academy (以下 First English)」と「Howdy English Academy(以下 Howdy)」にご協力頂いて、マクタン島ステイとセブ島ステイの魅力にせまります。

マクタン島ってどんな場所?

セブ国際空港があるマクタン島には、有名なリゾートホテルが建ちならんでいます。

そのため、観光客が楽しめるレストランやマッサージ店などが点在する、リゾートアイランドでもあります。「セブ島に旅行してきたと」いう方の多くは、実際のところマクタン島に滞在されていることが多かったりします。

近年、開発は進んでいますが、まだまだセブ市内と比べるとのんびりとした田舎町。

空港やリゾートホテル内は近代的ですが、移動中は窓からヤギがぶらぶら歩いている光景が見えたり、小さなお店が軒をつらねてフルーツやお菓子を売っています。

道ばたで子供たちがとてもカジュアルな服装でくったくなく遊んでいたりもして、マクタン島の大半のエリアでは、フィリピンの牧歌的な風景が広がっています。

マクタン島の楽しみ方

①リゾート感たっぷりのレストランがある!

せっかく来たリゾート地ですから、お洒落をして素敵なレストランに出向くのはいかがですか。

かやぶき屋根の東屋でフィリピン料理をいただけるマリバゴグリル、海上に立つフローティングレストラン、「シャングリラ」や「クリムゾン」などの高級リゾートホテルに入っているレストランなど、ガイドブックに載っているリゾート感のあるレストランへ、タクシーで気軽に行くことができる距離です。

観光客が多い場所柄と、フレンドリーなフィリピン人の気質が組みあわさり、片言の英語でも会話を楽しめること間違いなし。せっかくの機会なので、おすすめの料理を聞いたりして、英語を実践で使ってみてくださいね!

②ビーチが近い!

フィリピンのビーチはホワイトビーチが主流。お天気に恵まれると、透き通るような海のブルーと、白砂のコントラストがとても綺麗なので、機会があれば体験して頂きたいものの1つです。

マクタン島には多くのリゾートホテルがあり、それぞれデイユースプランが用意されています。

海洋保護区に指定され、手が触れそうな位置で魚を見ることのできる「シャングリラ」、波のおだやかな、ゆったりしたプライベートビーチを持つ「マリバゴブルーウォーター」、リゾートホテル感満載の「クリムゾン」、ビーチだけでなくスライダープールの充実した「Jパークホテル」など、お子さんの年齢や性格に合わせてホテルを選ぶことができます。

また、マクタン島はシュノーケリングや、離れ小島のビーチを楽しむツアーであるアイランドホッピングの船が出ていたり、ダイビングショップがあるので、マリンスポーツを楽しみたい方にはもってこいの環境です。

マクタン島の注意ポイント

リゾート地のマクタン島エリアですが、気を付けておきたいことがいくつかあります。

例えば、自然が多いので虫よけは必須です。

また、滞在先の部屋が低層の場合は、虫が出ないように食べこぼしに注意をする必要があります。

食べかけのものを輪ゴムで閉めて保存していても、虫が寄ってくることもありますので十分に注意をしてください。万が一、アリや蚊、ハエが出た時のことも考えて、殺虫剤をお守り代わりに持っていると、より安心でしょう。

そして子どもが一緒の場合、特に気を付けたいのが渋滞です。

セブはもともと観光客が多いためタクシーが多く、それに加えて自家用車の所有率が年々上がり、交通量が多くなっています。しかし、道路の整備が追い付いておらず、常に渋滞が起こりがち。

それなのに、ジプニーという小型の乗り合いバスが道路脇で止まったり発車したりを繰り返し、さらに渋滞を誘発しています。特に平日朝と夕方の通勤ラッシュの渋滞はひどいので、この時間帯の移動には注意が必要です。

ただし、マクタン島内での移動であれば、ひどい渋滞に巻き込まれてしまったとしても、長時間タクシーに閉じ込められるということはなく、子連れには安心です。

語学学校のエリアによって渋滞の状況は変わるので、学校のスタッフに色々と聞いてみてくださいね!

マクタン島にある語学学校、
First Englishを見学させて頂きました!

マクタン島に位置する「First English」にて、生徒さんはどんな風にマクタン島ステイを楽しんでいらっしゃるのか、教えて頂きました。

まずは学校のロケーションですが、ゲートで囲まれたvillage内に位置し、さらに学校の敷地は塀で囲まれ、入り口には制服を着たガードマンが常駐していました。

Village内はとても静かで、しっかり勉強できそうな環境です。

また、自然が豊かな場所だけに、セブ市内の語学学校と比べると敷地も広く、校舎や学校寮からはのびやかな印象を受けました。

放課後には、近くのショッピングモールまで学校のシャトルバスが運行されており、ちょっとした外出を楽しむこともできます。

さらに、リゾートホテルと提携しているので、割引料金でリゾートを楽しむこともできます。

提携先の例としてご紹介頂いたのは、高級リゾートホテルと、お手頃価格のリゾートホテル。ご希望に合わせて、この二つから選ぶことができるそう。

ビーチまで短時間でタクシー移動できてしまうので、週末をビーチで過ごしたい家族にぴったりです。

 

セブ島ってどんなところ?

マクタン島の次にご紹介するのは、セブ島ステイです。

セブ島はマクタン島と比べるととても大きく、ジンベイザメと泳ぐことのできる南部のオスロブへも、渋滞を避けて早朝にセブ市中心から車で出発しても3時間はかかる距離です。

今回は語学学校が多くあるセブ市周辺についてご紹介します。

ロケーションとしてはビーチから離れてしまいますが、たくさんのショッピングモールやレストランがあるので、放課後や週末を都会的に楽しむことができます。

セブ市はフィリピン第2の都市で、中心地には「ビジネスパーク」や「ITパーク」があります。

そのエリアは道路もしっかり整備されていますし、高層ビルが建ち、人も多く活気的な雰囲気を感じることができます。また、レストランの選択肢が多く、気分にあわせて食べたいものを選ぶことができます。

セブ島では一般的に日本にあるような公園はほとんど見かけません。治安面の心配もありますが、日中の炎天下の中では遊具も高熱になりますし、熱中症を引き起こしかねない環境だからです。そのため、セブ島に滞在している日本人の子どもたちはプールやビーチに遠出したり、ショッピングモールのプレイグラウンドに出かけることが多いようです。

セブ島の楽しみ方

①ショッピングモールが充実している!

マクタン島のショッピングモールと比べると、規模が大きく美しいショッピングモールが、たくさん存在しているのがセブ島の特徴です。

アヤラセンターセブ
Ayala Center Cebu

セブ市「ビジネスパーク」に位置する、綺麗なショッピングモール。

様々なお店がそろっていますが、特徴としては「ルスタンス」という高級デパートが入っています。

映画館やレストラン、フードコート、2つのスーパーマーケットがあり、1日かけてぶらぶらすることも可能で。子ども向けの有料のプレイグラウンドが点在しています。

パークモール
Park Mall

マンダウエ市に位置し、比較的マクタン島からもアクセスしやすいモール。

小学生から大人まで楽しめるようなトランポリンの設備や、小さな子どもも楽しめる長いすべり台のあるプレイグラウンド(長そで・長ズボン・くつ下必須)があり、大人も子どもも体を動かすことができます。

飲食店が多く入っており、食事の場所に困ることはありませんし、大きなスーパーマーケットが入っているのでお土産を買うこともできます。2階にはブランド品の海賊版を売るお店がたくさん並んでいます。日本に持ち帰ることはできませんが、のぞいてみるのも楽しいかもしれません。

SM シーサイド シティ セブ
SM Seaside City Cebu


Photo: Shutterstock.com

世界で10番目に大きなショッピングモールとして有名。

マクタン島からは離れていますが、セブ市中心からタクシーで30分程度で到着することができます。映画館、専門店、デパート、レストラン、フードコート、アイススケートリンク、公園、プレイグラウンドなどがそろいます。

②多種多様な飲食店と、都会的な生活を楽しめるセブ市生活

都会での生活に慣れている人には、何かと便利なセブ市周辺ステイ。

人やモノが多い分、夕方の渋滞はひどいですが、ショッピングモールの数が多く、タクシー代金も安いため、ショッピングモールをはしごしてお買い物三昧の夢がかないます。

また、マッサージ店やネイルを施術してくれるお店も数多くあるので、子どもが*プレイグラウンドで遊んでいる間に、癒しのひと時を得ることも可能。マッサージは現地の人が日常的に利用するお店から高級なお店まで、料金は1時間200ペソ~1000ペソ(1ペソ=約2.1円)を超えるサービスまで、様々なランクのお店を選ぶことができます。

* 5歳以上の子どもであれば保護者無しで預けることのできるプレイグラウンドが多いです。

飲食店の数も人の多さに比例して多く、ファストフードから有名シェフのいるレストランまでさまざま。また、レストランに入っても手頃な価格なので、マンゴーシェイクやビールを片手にお腹いっぱい食べたとしても、大人2人子供2人の飲食合わせて3000円程度で楽しむことができます。

セブ島の注意ポイント

先述の通り、フィリピン都市部の渋滞は大変ひどい状況です。マクタン島エリアよりもより注意が必要なのがセブ市周辺。特に平日夕方5時を超えると一気に渋滞がひどくなります。また、曜日やイベントの有無にも注意が必要です。

例えば金曜日はみんな遊びに出かけるので渋滞は早く始まり、タクシーがなかなか見つからないこともたびたびあります。また、12月のクリスマスシーズンはフィリピンではビックイベントなので、曜日を問わず混みます。

外出時は早めにタクシーに乗って帰るなど、気を付けていれば回避できるので計画的に行動してみてください。

また、セブ市周辺は車が多く排気ガスで空気が良いとは言えません

現地の方でも通勤中はマスクをしている方がいるほど。
ショッピングモールや語学学校内は大丈夫ですが、気になる方はなるべく交通量の多い道路の近くでない学校を選ぶのも、1つの選択肢と言えます。

セブ島にある語学学校、Howdyを見学させて頂きました!

Howdyはセブ市内に隣接したマンダウエ市にあり、学校の建つ敷地内に小規模ながら2階建てのショッピングモールが併設されています。

施設内のスーパーマーケットは広く、日用品がそろっていますので、お土産や生活に必要なものをすぐに手に入れることができる環境です。放課後にまだエネルギーを持て余した子どもたちと、おやつを探しにスーパーマーケットにお買い物に出向いたり、カフェでお茶をしたりすることができそう。

この他にも、タクシーを利用して、もっと規模の大きい「Park Mall」や「J Center Mall」などへ足を延ばしてみることもできる距離です。

「Park Mall」の1階には子ども向けの長い滑り台のある有料プレイグラウンド(長そで・長ズボン・くつ下が必要)がありますし、2階には大人も楽しめるトランポリンの施設があります。
「J Center Mall」には夜まで営業しているスイミングプールがあり、用途に合わせて楽しむことができます。

いずれの施設にも飲食店やスーパーマーケットがありますので、放課後から夕食までの時間を楽しむことが可能です。

タクシー代金は、初乗り運賃が90円程度とお手頃なので気楽に移動することができますが、夕方の時間帯は渋滞がひどくなり、タクシーが捕まりにくい状態になるので、帰宅する時間には十分注意してくださいね。

またHowdyの素敵なところは、食堂内に掲示板があり、たくさんのアクティビティの紹介をしているところです。

ジンベイザメと泳げるオスロブツアーや、アイランドホッピング、シマラ教会などの観光地をめぐるバスツアーなど、さまざまなツアーが用意されており、申し込みも学内で完結します。

2週間以上の留学の場合は土日を挟んで滞在することになるので、お子さんの年齢や性格に合わせて親子留学の楽しい思い出を作ることができるでしょう。

 

まとめ

今回は、マクタン島とセブ島滞在の違いについて取り上げ、滞在環境によって変わるセブの楽しみ方をご紹介しました。また、親子留学に人気の「First English」と「Howdy」にご協力頂き、具体的に放課後や休日の過ごし方をまとめました。

●週末はビーチで遊びたい!アクティブな親子には……マクタン島がおすすめ!

リゾートホテルが点在するマクタン島は、ビーチへのアクセスが抜群。アクセスに時間がかからないので、早起きの必要もなく、また帰りの渋滞の心配もせず、ゆったりとリゾートを楽しむことができます。

新鮮なシーフードがとれるので、気分の上がる南国リゾートなレストランだけでなく、シーフードを楽しめるレストランもぜひお子さんと楽しんでみてくださいね!

●放課後もショッピングや外食を楽しみたい! 都会派な親子には……セブ島がおすすめ!

セブ島にはたくさんのショッピングモールがあり、放課後にぶらぶらとお出かけするのも気分転換になりおすすめです。

また、大きなショッピングモールの中にはプレイグラウンドがあり、だいたい1時間100ペソ(230円程度)から楽しむことができます。

1日英語学習を頑張った子どもにご褒美で連れて行ってあげると喜ぶこと間違いなしです。

プレイグラウンドで、国籍関係なくお友達と遊べる経験が出来ると、また留学の1つの思い出が増えますね。1人で遊ぶことができるお子さんなら、お母さんは自分一人の時間を持つことができます。

マクタン島とセブ島は車で行き来の出来る距離なので、マクタン島で体験できること、セブ島で体験できること、両方楽しんでみるのもいいかもしれませんね。

どんな風に滞在期間を過ごしたいのか、親子留学を通じて英語学習以外にどんな体験を与えてあげたいのか、この記事を参考にご一考頂けると幸いです。