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【洋書】アメリカの学校教育で登場する名作10選【レベル別】

【洋書】アメリカの学校教育で登場する名作10選【レベル別】

お家でゆっくり英語の読書がしたいけど、どの本がいいのかわからない。

そんなときにおすすめしたい名作10選をご紹介します。今回は特に学校の授業過程で使われることもある作品をレベル別にまとめてみました。

どれもAmazonで購入することができますので、気になる作品があればぜひ挑戦してみてください!

和訳版も出版されている場合が多いので、日本語で並行して読むのも良いでしょう。
 

小学校で読まれる本

Green Eggs and Ham

Green Eggs and Ham画像引用:Amazon

【英語学習者レベル:初級】

未就学児から小学校低学年にかけて多くの子供たちが楽しむ超有名作です。著者は大人気絵本作家のドクター・スース。

"Sam-I-am" というキャラクターが主人公に "Green Eggs and Ham(緑の卵とハム)" をあの手この手で食べさせようとする、とてもシンプルなストーリー。"Sam-I-am" は絶品だと勧めるのですが、主人公は一向に食べようとしません。

ドクター・スース特有のリズミカルな文章と自由なイラストで、どの年齢層でも楽しく読むことができます。子供に読み聞かせるのはもちろん、とても簡単な文章で書かれているので英語初心者の方にもおすすめです。
 

Charlotte’s Web

Charlotte's Web画像引用:Amazon

【英語学習レベル:初級〜中級】

数々の受賞歴がある名作で、多くの小学校で授業の題材として親しまれています。著者は「スチュワート・リトル」のE.B.ホワイト。

牧場の納屋で暮らすクモのシャーロットと、子ブタのウィルバーの友情を描いたストーリーです。家畜のウィルバーがベーコンにされてしまう前に助け出そうとシャーロットは奮闘します。

子供向けの本なので使われている表現は難しくありませんが、大人も楽しめる内容になっているので初めての英語読書におすすめです。
 

Where the Sidewalk Ends

Where the Sidewalk Ends画像引用:Amazon

【英語学習レベル:初級】

シェル・シルヴァスタインによる100篇以上の詩が収録された詩集。イラストもシルヴァスタイン本人が手がけています。

ユーモラスでリズミカルな作品は簡単な単語や表現が多く、韻を踏んで楽しく読むことができます。そこから読者へ伝わる様々なメッセージも醍醐味。

子供から大人まで、老若男女問わず親しまれている一冊です。
 

Island of the Blue Dolphins

Island of the Blue Dolphins画像引用:Amazon

【英語学習レベル:中級】

学校の課題図書リストによく登場するこちらの本。

19世紀に12歳の少女がたった一人でカリフォルニア海岸沖の島で18年間を生き抜く、事実に基づいたストーリー。アメリカの権威ある児童文学賞であるニューベリー賞を1961年に受賞しました。

使われている英語は難しくなく、島の自然が美しく描かれています。
 

中学校で読まれる本

The Giver

The Giver画像引用:Amazon

【英語学習レベル:中級】

1994年にニューベリー賞を受賞している名作。小学校高学年から中学校で読まれることが多いです。

舞台はすべてがコントロールされた争いのない平和な世界。人々の感情や感覚が制御されている中、12歳の少年ジョナスは「レシーバー(記憶を受け継ぐ者)」という役割を与えられ、痛み、悲しみ、愛といった人類の記憶をただ一人受け継ぐことになります。

日本でも「ザ・ギバー 記憶を伝える者」として講談社から和訳版が出されています。2014年には「ギヴァー 記憶を注ぐ者(原題:The Giver)」として映画化されました。
 

The Canterbury Tales

The Canterbury Tales画像引用:Amazon

【英語学習レベル:中級〜上級】

「カンタベリー物語」は、14世紀のイングランドの詩人ジェフリー・チョーサーによる物語集。原作は中世英語で書かれていて、こちらはその現代英語版です。

巡礼の途中、巡礼者がそれぞれの知っている物語を語る形式となっています。様々なジャンルの物語があり、退屈しません。

中世英語から現代英語に丁寧に翻訳されていて、普通の洋書を読むのと難易度は変わりません。アメリカでは中学校から高校レベルで授業に使われることがあります。
 

高校で読まれる本

To Kill a Mockingbird

To Kill a Mockingbird画像引用:Amazon

【英語学習レベル:中級〜上級】

本書はアメリカ文学の名作として広く認められています。新聞などの印刷報道、文学、作曲に与えられるアメリカの権威ある賞、ピューリツァー賞も受賞したことがあります。

アメリカ南部のアラバマ州で、白人女性へのレイプ容疑である黒人男性が起訴されます。この裁判での陪審員の偏見や人種差別を描いた作品です。レイプや人種差別といった深刻な問題を描いた作品ながら、ユーモラスな一面もあることで知られています。

アメリカでは中学校や高校でしばしば教材として使われており、日本語でも「アラバマ物語」として暮しの手帖社から出版されています。
 

The Great Gatsby

The Great Gatsby画像引用:Amazon

【英語学習レベル:中級〜上級】

こちらは2013年のレオナルド・ディカプリオ主演映画『華麗なるギャツビー』の原作。アメリカ文学を代表する作品として高く評価されています。

舞台は「狂騒の20年代(Roaring Twenties)」と呼ばれる1920年代のアメリカ。語り部が引っ越したウエスト・エッグでは、ジェイ・ギャツビーという人が毎晩豪華なパーティーを開いていたのですが、誰も彼のことを詳しくは知りません。語り部はやがてそんなギャツビーの想いを知ることになるのです。

多くの日本語版が出版されていて、そのうちの一つは村上春樹が訳しています。アメリカの学校では高校レベルで扱われることが多いです。
 

1984

1984画像引用:Amazon

【英語学習レベル:中級〜上級】

1948年に刊行された、当時からした未来を描いたディストピア(*1)小説。

舞台はタイトル通りの1984年。オセアニアという大国で暮らしている人々は全ての行動を当局に監視されています。主人公ウィンストン・スミスの仕事は歴史の改竄なのですが、厳しい屈従を強いられていることに不満を感じ反政府地下活動に惹かれていきます。

登場する多くの造語が一般的な英語表現として浸透しました。例えば "Big Brother" は本書に登場する支配者の名前なのですが、刊行から70年以上経った今でも「独裁者」や「独裁主義国家」といった意味で使われています。

*1…ディストピアはユートピア(理想郷)の反対の社会。
 

Romeo and Juliet

Romeo and Juliet画像引用:Amazon

【英語学習レベル:上級】

言わずと知れたシェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』。諸説ある初演年度は1595年前後とされています。

代々対立してきたモンターギュ家とキャピュレット家のロミオとジュリエットは恋に落ちますが、二人が迎えるのは悲しい最後。あまりにも有名な悲劇です。

アメリカの高校では原書に注釈が付いている "annotated(注釈付き)" 版を扱うことが多いです。古い言い回しや表現の解説を確認しながら読み進めることができます。
 

まとめ

今回はアメリカの子供たちが実際に読みながら育つ名作をご紹介しました。

小学校から高校のレベル別で分けましたが、老若男女問わず楽しめる作品ばかりですので、気になるものがあればぜひ手にとってみてください!

少しでもみなさんの読書時間の助けになれば嬉しいです。