観覧車は英語で?遊園地で使いたい英語表現とフレーズまとめ
何歳になっても、たまには遊園地に行ってパーッと遊びたくなりませんか?
夏休みになると、遊園地やアミューズメントパークに出かける家族連れや若者が多いですよね。また、「秋になって涼しくなってから!」という人もいるでしょう。
遊園地にはたくさんの乗り物があり、とてもワクワクするはずです! 海外には、ありとあらゆる絶叫マシーンや、その他のアトラクションがそろいに揃った遊園地が多数あります。
そこで今回は、遊園地に関する英語表現について紹介していきたいと思います!
遊園地は英語で?
遊園地を日本語でカタカナ表記しようと思うと、テーマパークか、アミューズメントパークという単語が思い浮かぶかと思います。日本語ではどちらも同じように使われ、正直どちらを使っても意味に違いがないイメージがありますよね。
英語で遊園地を表す表現も2つあり、日本語のカタカナ表記で使われる単語と同じ theme park(テーマパーク)と amusement park(アミューズメントパーク)になります。
しかしここで注意したいのが、theme park の発音です。日本語ではテーマパークですが、英語で発音すると、「シームパーク」に近い発音になります。th の音を使うので、ハッキリとしたシではなく、舌を上下の歯で挟んだ状態から、「スィームパーク」と言うと発音できるのではないかと思います。
また、英語の theme park と amusement park にはハッキリとした違いがあるのです。
Theme には「主題・テーマ・題」などという意味があり、theme park はその名の通り、「何かをテーマにした遊園地」というニュアンスを持ちます。ディズニーランドやユニバーサルスタジオ、シーワールドなどがあげられます。
一方で、amusement には「娯楽・楽しみ」という意味があり、amusement park には、テーマに基づいていない、アトラクション盛りだくさんの娯楽の遊園地というニュアンスを持ちます。富士急ハイランドや城島高原パーク、よみうりランドなどがあげられます。
定番の乗り物の英語表現
アトラクションは日本語で、遊園地にある乗り物などを表し、英語でも同じ attraction という単語が使われます。
もともと attraction には「興味を惹きつける力」や「魅力」というような意味があるので、乗り物の他にも、お化け屋敷や人がよく集まる有名な場所(タイムズスクエアやエッフェル塔など)なども、attraction と表現することができます。
そんな遊園地などにある attraction(乗り物)ですが、英語と日本語で違う単語が使われていることも多いので、ここでは、英語でそれぞれ私たちが知っている乗り物を何と表現しているのかを紹介したいと思います。
ジェットコースター
絶叫マシーンといえば、遊園地になくてはならないくらい大人気です。
もっともメジャーな絶叫マシーンはジェットコースターだと思いますが、実は英語ではジェットコースターとは言わないんです。
英語では、レールの上に車体があって、そのトラックの上を走っているものを roller coaster と表現します。ちなみに、トラックが上にあり、車体がぶら下がったような形のジェットコースターのことは inverted roller coaster と言うんですよ!
観覧車
観覧車は英語で Ferris wheel と表現します。Wheel には「車輪」という意味があり、大きな車輪である観覧車を見れば、納得のいく名前になります。
しかし「Ferris は一体どこから来ているのだろう?」と思う人も多いのではないでしょうか。
調べたところによると、Ferris というのは、観覧車を発明した George Washington Gale Ferris Jr. という人の名前の一部を取って付けられたそうです。
ちなみに、観覧車の1つ1つの車両は car、cabin、capsule、pod、gondola などと呼ばれます。
メリーゴーランド
メリーゴーランドは英語でもメリーゴーランドで、スペルを見ると merry-go-round になります。また、carousel とも呼ばれていて、コンベヤーで円を描いて回るような機械やシステムのことを指します。
お化け屋敷
お化け屋敷は英語で haunted house と言います。お化けは英語で ghost ですが、その単語が入っていませんね。
Haunted は英語で「取り憑かれた」や「幽霊のよく出る」という意味があるため、お化け屋敷は ghost house よりも haunted house という表現が使われます。
急流滑り
ボートに乗って、水路を進むようなアトラクションのことを、英語で log flume (ride) と言います。
丸太でできている家のことをログハウスということもありますが、log には「丸太」という意味があります。Flume には「人工水路」や「用水路」などという意味があり、この丸太をボートに見立て水路を進んでいく様子から、log flume と呼ばれているのだと思います。
また、log flume の他にも water log ride と呼ぶ人もいるみたいです。
ウォータースライダー
ウォータースライダーは英語で waterslide と言います。通じるとは思いますが、スライダーではないので、注意しましょう。
逆バンジー
逆バンジーは、ワンピースのウソップが使っているような、Y字型の棹をはじめとする枠構造にゴム紐が張ってあり、弾とゴム紐を一緒につまんで引っ張り手を離すことで、弾が飛んでいく仕組みの道具のことを指します。
日本の遊園地ではあまり見かけないかもしれませんが、この仕組みを利用した絶叫マシーンが海外には至るところにあります。
英語では reverse bungee や catapult bungee という名称が使われます。まさに自分自身が弾になったかのように、空に向かって勢いよく飛ばされるアトラクションです。
もっとも代表的なものが、オーストリアのFuntime社のSlingShot(スリングショット)。これにちなんで、乗り物自体を slingshot と呼ぶ人もいますよ。
空中ブランコ
サーカスなどでよく目にする、ロープや金属で上から短い水平の撞木(バー)をブランコのようにぶらさげた装置のこと(空中ブランコ)のことを trapeze(トラピーズ)と言います。
特に空中を飛ぶ人とそれを受け止める人の2人で行うもので、何度見ても感動する2人1組の曲芸です。そしてこの空中ブランコのパフォーマンスをする人のことを trapeze artist と言います。
ちなみに、もう1つのアトラクションである空中ブランコ(空中でくるくる回るブランコ)は swing ride や chair swing ride、flying chair ride というふうに表現されます。この乗り物にも carousel(くるくる回る機械)が使われていますよね!
ゴーカート
ゴーカートは、英語でも go-kart で、小さな車に乗って運転する乗り物です。運転免許証を持っていなくても小さな車を運転することができるので、子供たちには大人気です。
ちなみに、ゴーカートと似ている、車の周囲にゴムが付いていて他の車とぶつかり合う乗り物のことは bumper car(s) と言います。
Bump には「ぶつかる」や「衝突する」というような意味があるので、乗り物の特徴を英語でそのまま表現されています。
遊園地で使える英語表現
ここでは、遊園地で使えそうな英文を場面別に紹介していきたいと思います。
入場時
園内
キャラクターに会う際
迷子になったとき
退場時
これらの英文は基本中の基本ですが、覚えていれば、海外での遊園地でも楽しめること間違いなしです!
まとめ
いかがだったでしょうか?
Theme park と amusement park にはそれぞれニュアンスに違いがあり、乗り物も、日本語と英語では名前が少し違うものが多かったのがわかりましたよね!
夏の遊園地は定番の娯楽です。この記事を通して、少しでも遊園地に関する英語の勉強ができたら幸いです。