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Stuffってどういう意味?動詞&名詞としての使い方

Stuffってどういう意味?動詞&名詞としての使い方

英語の映画を見たり、実際に英語での会話を聞いたことがある人であれば、stuff という単語を耳にしたことがあるのではないのでしょうか。

しかし、それは一体どういう意味なのか、そしてなぜあらゆる会話でよく使われるのか疑問に思ったことはありませんか?

Stuff はさまざまな使い方ができる面白い単語です。

本記事を通して stuff の使い方をマスターし、ネイティブっぽく使えるようになりましょう!

動詞としての stuff

まずはもっとも単純な用法から見てみましょう。

stuff の動詞形は「詰める」という意味で使われます。スーツケースに荷物を無理やり詰めたり、子供が頬いっぱいに食べ物を詰め込むときなどに使う動詞です。

基本的な意味には「乱暴に、強引に、あるいは整頓を気にせずに何かを(ある)スペースに詰める」というニュアンスがあります。

The waiter grabbed the tip off the table and stuffed it into his pocket.
「ウェイターはテーブルからチップをつかみ、ポケットに詰めた」
There was no place to throw away the paper since the trash can was already stuffed with garbage.
「ゴミ箱はすでにゴミがたくさん詰めてあったので、紙を捨てる場所がなかった」
The kids stuffed themselves with pizza and potato chips.
「子供たちはピザとポテトチップスを頬張った」

また、「肉詰めピーマン」のような料理も、stuffed green peppers もしくは green peppers stuffed with meat と呼ばれています。

名詞としての stuff

stuff の名詞形はもう少し厄介です。基本的には「モノ」を意味します。

鍵、小銭、財布。おもちゃや道具。仕事や学校のレポート。

これらは全て stuff で表せます。

仕事、活動、アイデアなど、触れることのできないものでさえ、stuff で表すことができるのです。例を通してもっと掘り下げてみましょう!

物理的なモノ

実際に見たり触ったりできる物理的なアイテムについて話す場合、単数でない限り、stuff は何にでも使えます。

例えば、リンゴ1個やペン1本は stuff とは呼べません。しかし、リンゴやペンを何個も持っている場合には使えます!

Look at this mess you’ve made! Clean up all of this stuff before you go to bed.
「この散らかりようを見なさい! 寝る前に全部片付けなさい」

この例では、話し手は部屋のあちこちに残されたものについて話しています。

Thank you for coming to the party! You can leave your stuff in the closet.
「パーティーに来てくれてありがとう! 荷物はクローゼットに入れておいてください」

この例文の stuff はゲストの上着やバッグなどを指しています。

他にも、stuff は個々のアイテムが不明であったり、重要でなかったりする場合に使えます。グループとしてモノを指すのにとても便利な表現です。

I put a lot of stuff in my bag and it’s really heavy.
「バッグにたくさんモノを入れたら、めっちゃ重くなった」

バッグの中身は正確にはわかりませんが、聞き手にとっては重要なことではなく、バッグの重さが重要なのです。

We bought a bunch of stuff since it was all on sale.
「セールだったので、いろんなモノを買いました」

ここでも、モノの意味は明確ではありません。

象徴的なモノ

ここまでは物理的なものについて見てきましたが、次に、この言葉の比喩的な用法も見てみましょう。

先ほどの表現述べたことと同様に、話していることが未知であったり、重要でない場合は、stuff と呼ぶことができます。

ちなみに、stuff を比喩的に使う場合は、単数か複数かというルールはそれほど厳密ではありません。

I have a bunch of stuff to do this weekend, so I can't go to the party.
「週末はやることが山積みだから、パーティーには行けないよ」

ここで言う stuff とは「活動」のことです。この場合、話者は銀行に行ったり、洗濯をしたり、テストの勉強をしたりする必要があるのかもしれません。しかし、相手が具体的な活動について知りたければ聞けばいいので、最初から明確にして知らせることは重要ではありません。

She's studied a lot of stuff, like karate, judo and kickboxing.
「空手、柔道、キックボクシングなど、彼女はいろいろなことを勉強している」

この例では、さまざまなスタイルの武道を意味します。

I couldn’t understand most of the stuff he was talking about.
「彼が話していることはほとんど理解できなかった」

ここでは、誰かが言ったことを指しています。

Pop music? I don’t like that kind of stuff. I prefer power metal and grindcore!
「ポップミュージック?そういうのは好きじゃない。パワーメタルやグラインドコアが好きなんだ」

この例では、特定の種類の音楽を指しています。

He’s got a lot of stuff on his mind right now, so he’s a little stressed.
「彼は今、いろいろなことを考えていて、少しストレスを感じているんだ」

この例では、stuff は誰かの考えを指しています。

「など」を表す stuff

カジュアルな会話でよく使われる表現に、~stuff というのがあります。これは「〜など」や「〜とか」を意味します。

I like traveling, hiking and stuff like that.
「旅行やハイキングとか、そういうのが好きなんだ」
She wanted to know restaurant recommendations and stuff. I told her to check online.
「彼女はおすすめのレストランとかを知りたがっていた。ネットで調べるようにと伝えた」
They visited Japan because they're interested in anime and manga and stuff.
「彼らはアニメや漫画などに興味があるから日本を訪れた」

普段の会話ですぐに取り入れられそうな便利な表現ですよね。

stuff をネイティブのように使いこなそう!

ご覧の通り、stuff は多くのことをさまざまな方法で伝えることができる単語です。

特に日常会話では、実は英語の中でもっとも便利な単語の一つなのです!

一度覚えてしまえば、より自然に会話の中で活用することができるようになり、会話で聞いたときに相手が何を言いたいのかをより理解できるようになります。

ぜひ用法を覚えてネイティブ話者のように使いこなしましょう!