GoodとBad以外に使える「良い」「悪い」を表す英単語
何かが良い・悪いを表すのに一番シンプルな表現は good と bad ですね。会話のなかでも頻繁に出てくる単語ではないでしょうか。
しかし、実は良い・悪いを表す表現は驚くほどたくさんあるのです!
今回は、good と bad 以外の「良い・悪い」を表す表現を一気に紹介していきます。
シンプルな単語も良いですが、いろいろな単語を知っておいて損はありませんよ!
Good(良い)を表す表現
一般的な称賛
まずは、一般的な称賛を表す表現を紹介します。Good と置き換えて使えることができますよ。
1. Great「すごい」
非常に良い、魅力的なことを表す表現です。
2. Wonderful「素晴らしい」
驚くべき良さや楽しさを表します。
3. Terrific「素晴らしい」
とても良い、印象的なことを指します。
4. Excellent「優れた」
非常に高いレベルで素晴らしいこと。
これらの表現は、良い状況や品質を表すために使われる比較的一般的な言葉です。良いけれども、特に驚くべきというわけではない場合の一般的な褒め言葉として用いられます。
たとえば、友人が行ったレストランの料理が美味しかった場合など、普段の会話やレビューで使われることがあります。日常会話でよく使われる表現が多いですね。
素晴らしい評価
ここからは、特筆すべき素晴らしいもの・ことに関して使える表現を紹介します。
1. Fantastic「素晴らしい」
非常に素晴らしい、印象的なこと。
2. Superb「超絶の」
他のものよりも優れていること。
3. Outstanding「傑出した」
他のものと比べて特に優れていることを表す表現。
4. Exceptional「例外的な」
通常の範囲外で非常に優れていることを指す表現。
5. Marvelous「素晴らしい」
驚くべき素晴らしいこと。
6. Splendid「素晴らしい」
豪華で素晴らしいことを指します。
これらの言葉は、一般的な称賛よりもさらに高いレベルの賞賛を示します。たとえば、アーティストが新しいアルバムをリリースし、批評家から「優れた」または「素晴らしい」と評されるような場合です。
ここで紹介した表現を使うと、少し大袈裟な印象を与える可能性もありますが、大きな感動を伝えられます! 日常会話のなかで取り入れると、good という簡単な単語よりも会話に深みが出る気がしませんか?
Bad(悪い)を表す表現
普通の否定
ここで紹介する言葉は、一般的な否定のレベルを表します。Bad と簡単にいうこともできますが、他の表現もありますよ!
1. Poor「貧弱な 」
質が悪い、または満足できないレベルであることを指す言葉です。
2. Terrible「ひどい」
最悪の状態であること。
3. Awful「ひどい」
非常に不快で嫌なことを指すときに使う表現。
4. Horrible「恐ろしい」
恐ろしい、嫌なことを指す表現。
5. Mediocre「平凡な」
平凡で普通なこと。とりわけ悪いと言っているわけではありませんが、普通だ、という時点で良い印象ではないことがわかりますね。
6. Lousy「ひどい」
期待以下の、または質の悪いこと。
たとえば、poor や lousy などは、それぞれの文脈で悪い状況や品質を指す際に使われます。しかし、特に極端な状況や非常に悪い状況を示す際には使用されません。
ここで紹介した表現は、気軽に使えるものも多いです。Bad だと単調になりすぎるので、いろいろなバリエーションを持っておくといいでしょう。
特に酷い場合
一方で、次に紹介するような言葉は、一般的な悪さを超えて、非常に悪い、または極端に酷い状況を示すために使われます。
1. Subpar「水準以下の」
期待以下の、または一般的な基準を満たさないこと。あまり聞いたことのない表現かもしれませんね。「サブパー」と発音し、最低だ、と言いたいときに使います。
2. Inferior「劣った」
他のものよりも質や価値が低いことを表す表現。こちらは聞いたことがあるのではないでしょうか。対義語は superior(優れた)です。
3. Unsatisfactory「不満足な」
期待に応えない、または満足できないこと。
4. Abysmal「奈落の」
非常に悪い、最低のレベルであることを指します。「アビズマル」と発音し、日本語では「奈落の」「極めて不快」といった意味ですが、比喩的な表現で「非常に悪い」という意味で使うこともあります。非常に深刻な問題や極めて劣悪な状況を表現する際に用いられます。
ここまで酷いことに出くわすことはあまりないので、あまり聞いたことがない表現かもしれませんね。「もう、本当に最悪!」くらいのときには気軽に使わず、深刻な状態のときに使うことが多いです。
ビジネスシーンで使いやすい表現
これまでに紹介した表現もビジネスシーンで使うことができるものも多いです。さらに、ここでは、とりわけビジネスシーンでよく使われる表現を少し紹介します!
Efficient「効率的」
Successful「成功した」
Problematic「問題のある」
Good や bad とシンプルに伝えるだけではなく、状況や場面に応じた表現を使い分けるのが良いですね。
どれを使ったらいいの?
「良い・悪い」を表すには、とても多くの表現があるとわかっていただけたのではないでしょうか。それではいったいどれを使ったら良いのでしょう?
文脈によって若干の使い分けがあることもありますが、あまり深いことは考えずにいろいろな表現を使ってみるのがいいかもしれません。
同じ表現ばかりでは、それ以上の成長を目指せません。新しく知った単語をどんどん実際の会話で使っていくことで、ボキャブラリーを増やすことができます。
今回の記事を参考に、知らなかった単語を実際に使ってみましょう!