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知らないとは言いにくい...英語で「I don't know」を間接的に伝える方法!

知らないとは言いにくい...英語で「I don't know」を間接的に伝える方法!

誰かに聞かれた質問の答えがわからないとき、さまざまな方法で答えることができますよね。しかし、その返答の仕方は状況によって大きく異なるとご存知でしたか?

専門的な場面や目上の人と話すときには、あまり直接的ではない言い方をしたほうがいいと言うのは、英語でも同じです! 特に、あなたが知っているべきことについて尋ねられたときには気をつけたほうが良いでしょう。

今回の記事では、「I don't know」 とはっきり直接的に言うよりも、より肯定的でプラスに聞こえるフレーズを紹介します。

オフィスやその他のフォーマルな場面で役に立つ表現ばかりなので、覚えておきましょう!

「I don’t know」に代わる表現

I’ll look into it.

「look into」は、look を含む多くの句動詞のうちのひとつです。何かを調べたり、調査したりすることを意味し、「I don't know」に代わる素晴らしい表現でもあります。

I’ll look into it and let you know as soon as I find out.
「調べて、わかり次第お知らせします」
Let me look into that and contact you when I know more.
「調べてみて、何かわかったら連絡させてください」

Let me get back to you.

「Get back」とは、後日また連絡をするということです。この返事をすることで、あなたは答えを考えるための時間を得ることができます。

I'm not sure. Let me get back to you on that. 
「よくわかりません。それについては、また連絡させてください」
I don't know, but let me get back to you later today.
「わかりませんが、今日中に連絡させてください」

I’ll find out.

このフレーズはとてもシンプルで、必要な情報を得るために積極的に行動していることを示しています。

That's a good question. I’ll find out and report back by the end of the day.
「いい質問だね。今日中に調べて報告するよ」
I'll find out for you and call you back shortly.
「すぐに調べて折り返し電話します」

Please give me (some time) to~

自分が答えを見つけるまで相手に待ってもらうという方法もありますね。

I’m not sure, but please give me a moment to find out.
「よくわかりませんが、少し時間をください」
Give me an hour, and I'll follow up with the answer.
「1時間待ってくれれば、答えのフォローアップをするよ」

I’m (probably) not the best person to ask, but~

質問が自分の専門分野と関係ない場合は、相手にそう言えばいいですね。

I wish I could help, but I'm not the best person to ask
「力になれればいいのですが、私よりも適任な人がいるかもしれません」

ちょっとした情報や不確実な答えがあるのであれば、このフレーズと合わせて伝えることができます。

I’m probably not the best person to ask, but I think that department is on the fourth floor.
「私に聞くのはベストではないと思いますが、その部署は4階にあると思います」

That’s not my area of expertise.

もうひとつの選択肢は、自分の専門ではないと伝えることです。これは、たとえ不完全であっても、何らかの情報を追加できる場合に最適です。

I'm sorry, but that's not my area of expertise and I don't want to give you bad information.
「申し訳ないが、それは私の専門分野ではないし、間違った情報を伝えたくはない」
That's not my area of expertise, but I think this solution should work.
「それは私の専門分野ではないが、この解決策はうまくいくはずだと思う」

I don’t know, but I know who might/does.

単純に「I don’t know」と言うのを避けるには、答えを知っていると思われる人物を挙げるのが良いでしょう。そうすることで、相手の役に立つことができます。

I don’t know, but I think Louis might. His office is down the hall.
「私はわからないけど、ルイスはわかるかもしれない。彼のオフィスはこの廊下を真っ直ぐ行ったところにあります」

あるいは、最初から他の人のことを名指しすることもできます。

Actually, I think Petra would be a better person to ask. I want to make sure you get accurate information.
「実際のところ、ペトラに聞いた方がいいと思うんだ。正確な情報を得てほしいからね」

このように、フォローアップのフレーズを加えることで、相手からの質問が重要であり、質の高い答えに値すると伝えられますね。

適切な場面で適切な表現を!

何かを「知らない」と言うことは、会話を終わらせるための短く否定的な方法である必要はありません。

今回紹介したようなフレーズを使うことで、答えを探す時間を求めたり、より良い情報源に相手を導くことができます。

笑顔でフレンドリーな口調で話していれば、たとえ知らない内容だったとしても、効果的でプロフェッショナルなコミュニケーションをとることができるでしょう!

今後はぜひ、「I don’t know」以外の表現も使ってみてくださいね。

Written by David
Adapted by Amy