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NogginやChopperはどこを指す?体の部位を表すスラング表現

NogginやChopperはどこを指す?体の部位を表すスラング表現

日常会話でよく話題に上がるテーマには、多くの表現バリエーションや選択肢があるのが一般的です。そのなかでも、体の部位は誰もが持っていて、毎日使いますよね。

カジュアルな場面では、英語話者は体の部位を表す一般的な単語を、楽しく(ときには失礼になる可能性もありますが…)代替語で置き換えて会話を弾ませます!

今回は、体の部位に関するスラングを紹介していきます。あなたのボキャブラリーに今回紹介するスラングを加えることで、より自然な英会話ができるようになりますよ!

さて、早速体の部位を表すいろいろな表現を見ていきましょう。

Head(頭)を表すスラング表現

Noggin

この表現は、主に子供を指すとき、または大人のジョークとして使われます。

Little Johnny fell down and bumped his noggin, but he's OK.
「リトル・ジョニーは転んで頭を打ったが、大丈夫だ」
It's hard to find hats that fit this big noggin of mine.
「私のこの大きな頭に合う帽子を見つけるのは難しい」

Bean

考えたり理解したりするためのツールとしての頭を指すとき、bean という表現が使われます。一般的に、他人の頭ではなく自分の頭について話すときに使う表現です。この用法は old と一緒に使われることがよくあります。

The old bean still has a few good ideas left.
「老いた頭にもまだいくつか良いアイデアがある」

Face(顔)を表すスラング表現

Mug

この言葉は、17世紀イギリスの古いマグカップが怖い顔の形をしていたことに由来すると考えられています。現在では、おかしな、あるいは否定的なニュアンスを持つことが多いのはそのためかもしれません。

Did you see the mug on that big guy on the bike? I wouldn't want to mess with him.
「バイクに乗ってる大男の顔見た? あいつには手を出したくないね」

警察に逮捕された際に撮られる写真は「mugshot」と呼ばれます。

The celebrity's mugshot quickly went viral on social media.
「この有名人の顔写真はすぐにソーシャルメディアで拡散された」

Kisser

これも非常にカジュアルな言葉です。キスをするときには口を使い、口は顔にあるので、理解するのはそれほど難しくないでしょう。

また、状況によっては、mouth(口)の代わりとして使われることもあります。この単語は、何かが誰かの顔に当たったときによく使われます!

The foul ball hit the man right in the kisser.
「ファウルボールは男の顔を直撃した」

Eyes(目)を表すスラング表現

Peepers

動詞 peep は「何かを見る」という意味なので、peepers は目を表すスラングです。この記事のほとんどの他の表現と同様に、冗談で使われることが多い表現です。

Susan has these beautiful light brown peepers that I can't stop staring at.
「スーザンの薄茶色の瞳は美しく、見つめるのをやめられない」

 Nose(鼻)を表すスラング表現

鼻にはカジュアルな類義語がたくさんあります。しかし、どれもやや皮肉っぽいか、または、否定的なニュアンスを持っています。

Snout

「Snout」は通常、動物に使われるが、冗談で人間にも使われることがあります。

My next-door neighbor is always sticking her big snout in my business.
「隣の人はいつも私のことに大きな鼻(首)を突っ込んでくる」

上記の例文では、日本語だと「首を突っ込む」という訳の方が自然に感じられるかもしれません。この表現は、「to be nosy(おせっかいを焼く)」という表現から来ていて、他人の人生に興味を持ちすぎることを意味します。

Schnoz

この変な単語は「jaws(ジョーズ):顎」や「cause(コーズ):原因」と韻を踏んだ表現です。

The mosquito bite left a big, red bump on the tip of my schnoz. 
「蚊に刺された後、私の鼻先には大きな赤いぶつぶつが残った」

Honker

これは、ティッシュで鼻をかんだときに出る honking(ブーン)という音のことです。

The man in the back of the theater disturbed everyone by constantly blowing his honker throughout the movie.
「映画館の後ろのほうにいた男は、映画の間中、常に鼻を鳴らしてみんなの邪魔をした」

Mouth(口)を表すスラング表現

Trap

このスラングはかなり失礼に聞こえることがあるので、使い方に注意しましょう!

Mark couldn't keep his trap shut and told Elizabeth about our surprise party plans.
「マークは口を閉じていられず、エリザベスに私たちのサプライズ・パーティーの計画を話してしまった」

また、前述したように、kisser は顔の代わりに口を指すこともあることも覚えておいてください。

She pulled her scarf over her kisser to block the cold winter air.
「冬の冷たい空気をさえぎるために、彼女はスカーフを口元にかけた」

Teeth(歯)を表すスラング表現

Pearly whites

これは、きれいで明るい歯の色を指す面白い表現です。

The salesman smiled, showing off his pearly whites.
「セールスマンは真珠のような歯を見せながら微笑んだ」

Choppers

私たちは歯を使って、食べ物を噛み切ったりすりつぶしたりしています。Chop は cut の類義語です。

I have a dentist appointment this afternoon to get my choppers cleaned.
「今日の午後は歯医者の予約を入れていて、歯のクリーニングをしてもらうんだ」

Hair(髪)を表すスラング表現

Mane

この言葉は主にライオンや馬などの動物の毛に使われる表現です。しかし、芝居がかった言い方で人間にも使うことができます。

Janet has a small body and a long mane of brown hair that goes down to her waist.
「ジャネットは小柄な体つきで、茶髪の長い髪を腰まで伸ばしている」

Locks / Locs

Locks は、巻き髪や 少量の髪を指すことがよくあります。

Her red locks bounced as she walked across the room.
「彼女は赤い髪を揺らして部屋を横切った」

一方、Locs(k なし)は dreadlocks(ドレッドヘア)の短縮形です。

Locs take a lot of work to maintain, but they look great.
「ドレッドヘアの手入れは大変だが、見栄えは最高だ」

Hands(手)を表すスラング表現

指を表す以下の単語はスラングではありませんが、それでも英語を話す人なら知っておくべき重要な単語です。

  • Thumb(親指)
  • Index finger または pointer(人差し指)
  • Middle finger(中指)
  • Ring finger(薬指)
  • Pinky(小指)

Pinky toe は一番小さい足の指にも使われます。

スラングを使いこなそう!

Head、eye、hair などの単語は、英語学習者なら誰でも知っている定番の単語です。

しかし、よりネイティブ・スピーカーのように発言したいのであれば、カジュアルな会話で日常的に使われるクリエイティブな代替表現を知っておく必要があります。

今回紹介したようなスラング表現を、ぜひ次回の英会話のチャンスでで試してみてくださいね!

どんどん使うことで、英会話のレベルを着実にアップさせていきましょう。

Written by David
Adapted by Amy