「最新技術は待ってくれない」TOEIC840点でも“話せない”ゲームプランナーが挑む、深夜1.5時間の“再起動”

劉胤楷さん(30代 / ゲームプランナー)
開始前のTOEICスコア:840点
「生成AIやメタバース。革新的な技術の最前線はいつも英語です」 DMMグループ(EXNOA)でゲームプランナーとして活躍する劉さん。中国出身で日本語も堪能なトリリンガルですが、英語に関しては「知識はあるのに、口から出てこない」というジレンマを抱えていました。 将来、グローバルな環境で活躍することを見据え、多忙な業務の後に「深夜の学習」をルーティン化した彼。開始1ヶ月で感じた、自身の“レスポンス”の変化とは。
きっかけは「未来への危機感」と「独学の限界」
——— 今回、英語学習に本腰を入れようと思ったきっかけを教えてください。
一番の理由は、自分のキャリアの可能性を広げたいと思ったからです。 私はゲーム業界でプランナーをしているのですが、生成AIやメタバースといった革新的な技術に取り組もうとすると、 最新の一次情報は必ず「英語」で発信されます。 将来的に海外の企業と協業したり、より最先端の環境に身を置く可能性を考えた時、「英語ができないこと」が足かせになるのは避けたいと思いました。
——— これまで、ご自身での学習はされていましたか?
昨年から、単語アプリを使ったり、DMM英会話を1〜2ヶ月試したりしていました。 TOEICは840点を持っているので、基礎的な英語学力はあったのですが 「単語の意味はわかるけれど、会話で使えない」「知っていることと、話せることは別物だ」 という現実に直面しました。 毎日30分コツコツやればいいかなと思っていましたが、独学ではどうしても効率が悪く、「ただ問題を解くだけ」の学習に限界を感じて、 今回コーチングを受けることにしました。
「話せない」自分がもどかしい。自己評価“10点”からのスタート
——— 受講開始前の英語力について、ご自身ではどう評価していましたか?
理想を100点とすると、 正直「10点」 でした。 読み書きはある程度できても、スピーキングに関しては壊滅的。英会話のレッスンでも、言葉が出てこなくて沈黙してしまう時間が長く、レスポンスができない自分に歯がゆさを感じていました。 今回の3ヶ月の目標は、「ビジネスの場面で、流暢でなくとも意思疎通ができるレベル(60点)」まで持っていくことです。
——— 現在、学習時間はどのように確保していますか?
平日は仕事が終わって帰宅し、家事やリラックスタイムを終えた 「夜23時頃」からスタートしています。 内容は「単語(20分)」「英会話(25分)」「復習(5分)」などで、トータル1日1時間〜1時間半ほどです。 最初は「仕事でヘトヘトになった後にできるかな」と不安でしたが、 「この時間は英語」と決めてしまうことで、意外と生活のリズムに馴染んできました。 土日はレッスンの代わりに予習をするなど、メリハリをつけています。
「沈黙」が消えた。1ヶ月で劇的に向上したレスポンス速度
——— 受講して1ヶ月、どのような変化を感じていますか?
一番の変化は、英会話レッスン中の「沈黙」がなくなったことです。 以前は講師に質問されても「どう言えばいいんだろう…」と考え込んでしまい、長い沈黙が流れることがありました。 しかし今は、「完璧な文法じゃなくても、まず単語を出す」という意識に変わり、レスポンスの速度が格段に上がりました。 実際、コーチとの面談で行うスピーキングテストでも、 初回は1分間で8センテンスしか話せなかったのが、3回目の面談では15センテンスまで増えていました。
——— 数字で成長が見えるのは嬉しいですね。
そうですね。自分一人でやっていたら「今日はサボろうかな」という日が続いていたと思いますが、 コーチが毎日の学習記録を見て「達成おめでとう!」とフィードバックをくれるので、それが継続の原動力になっています。 実は一度、飲み会で学習ができなかった日があったのですが、もちろんコーチにはバレていて(笑)。「次の週末にリカバリーしましょう」と調整してくれました。 コーチに「見られている」という程よい緊張感が、私には合っているようです。

コーチは「理屈」で納得させてくれるパートナー
——— 担当コーチとのやり取りで印象に残っていることはありますか?
私が「なぜこの学習が必要なのか?」と疑問を持った時に、「第二言語習得論」に基づいて論理的に説明してくれたことです。 私は納得しないと取り組めないタイプなのですが、コーチは「脳の仕組みとして、まずはこのプロセスが必要だから、このトレーニングをやるんです」と理路整然と教えてくれました。 この「納得感」があるからこそ、単調なトレーニングでも迷いなく続けられているのだと思います。

次回への展望:知識を「使える武器」に変える
——— 残り2ヶ月、どのような目標を持っていますか?
今の自己採点は、スタート時の10点から30点くらいまでは上がってきました。 ただ、まだ「知っている単語」を会話の中で瞬時に引き出せていない感覚があります。残りの期間で、頭の中にある知識を「使える言葉」として定着させ、どんな話題でも物怖じせずにざっくばらんに会話ができる状態を目指したいです。 3ヶ月後、自信を持って「60点を超えた」と言えるように、コーチを信じて完走したいと思います。
【編集後記】
「TOEIC840点」という高い英語力を持ちながら、スピーキングへの自己評価は「10点」。劉さんのこのギャップは、多くの日本人学習者が抱える悩みそのものでした。 しかし、「知識」を「会話」に転換するトレーニングを積むことで、わずか1ヶ月で「沈黙」を克服。深夜の学習を淡々とこなすそのストイックな姿勢からは、エンジニアらしい冷静な分析と、内なる熱い向上心が感じられました。 次回のレポートでは、2ヶ月目を終え、劉さんのスピーキング力がどこまで「流暢さ」を帯びてくるのかをお届けします。
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