【お誘いからお別れまで】デートで使えるスマートな英語フレーズまとめ
気になる人ができたとき、英語ではどんな風にデートを切り出し、デート中はどんな風に会話を発展させていけばよいのでしょうか?
二人で過ごすたった数時間の間に誠実でスマートな印象を与え、もう一度会いたいと思ってもらえるようにしたいですよね。
この記事では、性別を問わず男性でも女性でも使える、デートの現場で知っておきたいポイントと、おすすめの英会話フレーズをご紹介します!
デートに関する基本の英語

最初に「デート」「お付き合い」に関する英語の知識を少し仕入れておきましょう。
「デートに誘う」は “ask ~ on a date” や “ask ~ out” などと言います。
- 【例】
- I decided to ask her on a date next weekend.
「次の週末、彼女をデートに誘ってみることにしました」
最初のデートがうまく行き、引き続きデートをするような「付き合っている」状態になったら次のように言います。
- 【例】
- I have been dating ○○ for about a month.
「○○と付き合い始めてひと月ほどになります」 - He/She is the one I've been dating with for a month.
「彼/彼女が、このひと月私が付き合っている人です」
デートを始めようとしている人に向けた記事には縁起でもないですが、一応「別れる」という表現もご紹介しておきましょう。
センシティブな事柄ですから、どのように伝えるかは個性が表れるところですが、ストレートにいうなら “break up”(別れる)という表現があります。
- 【例】
- Let's break up.
「別れましょう」
別れ話を切り出すには、“I have something to tell you”(話したいことがあります)や “We need to talk”(ちょっと話しましょう)などの表現が定番といえるでしょう。
ちなみに、「彼女」「彼氏」は英語で “girlfriend” “boyfriend” です。「恋人」もこちらでよいでしょう。
“lover” という言葉は「愛人」といったニュアンスを持つこともありますので、注意が必要です。
では、恋人ではない「女の友達」「男の友達」というにはどういったらいいのだろうと思うかもしれません。“female/girl friend”(女の友達)や “male/boy friend”(男の友達)と表現することができます。
それでは「デート」に関する英語表現をおさらいしたところで、次からはデートの会話例をステップ順に追ってみましょう。
デートに誘う

まずは、デートに誘うところから始めましょう。
デートに誘うからといって構えることはありません。要は、「一緒に出掛けませんか?」と声をかければよいのです。
- 【例】
- Would you like to go to the movies with me?
「一緒に映画に行きませんか?」 - Want to go out for lunch with me?
「一緒にランチはどう?」 - How about going out with me?
「一緒に出掛けるのはどうでしょう?」
ストレートなアプローチを好むなら、“Can I ask you on a date?”(デートに誘ってもいいかな?)も悪くないですね。
次に誘いへの返事の仕方です。誘いが嬉しいものであれば、素直に返答しましょう。
- 【例】
- Thanks, I'd love to.
「ありがとう。喜んで」 - That sounds nice. When?
「いいですね。いつにしますか?」
ちょっとびっくりしたなら、それも素直に伝えればよいでしょう。
- 【例】
- Really? I'm a bit surprised…
「本当に?ちょっとびっくりです…」
残念ながら断りたいときは以下のように言いましょう。
- 【例】
- Maybe some other time.
「また今度ね」 - Sorry, I'm busy.
「悪いけど、忙しくて」
気が向かないときは、“Maybe some other time”というのはよくあるセリフです。“Sorry, I'm busy” は、当たりさわりなく断わりたいときの定番フレーズです。
他に “I don't think so” は「そうは思わない」という意味ですが、ダイレクトな “No” を避けつつも、はっきり断わるのに使えるフレーズです。
OKの返事がもらえたら、具体的な日時の設定に進みます。
- 【例】
- When shall we meet?
「いつ会う?」 - How about this weekend?
「今週末はどう?」 - Can we meet this Saturday at 10 am?
「今度の土曜、朝10時に会える?」 - Let's meet at ○○ at 10.
「10時に○○で会おう」
デート当日の出だし

いよいよ当日です。まずは挨拶。
- 【例】
- Hi Jane/Danny, how are you today?
「ジェーン/ダニー、元気?」 - Did I keep you waiting?
「待たせた?」 - No, not at all. I just arrived.
「全然、今来たところ」
挨拶とともに相手のことを褒めるのもいいですね。
- 【例】
- How are you Jane? You look exceptionally great today.
「ジェーン、元気? 今日は普段にも増して素敵だね」 - You look fabulous in your dress.
「服もとても似合うよ」
“lovely”、“wonderful”、“amazing” などなど、美しさ・素晴らしさを称える語彙は、普段からたくさん持っておくことをおすすめします。
男女互いに、褒められたら褒め返しましょう。マナーとしてもスマートですし、親密感も高まります。
- 【例】
- Thanks Danny, you are so sweet.
「ありがとう、ダニー。嬉しいです」 - Thanks Danny, you look sweet too.
「ありがとう、ダニー。あなたも素敵ですよ」
また、日本語で会話するときと違い、英語で話すときは意識して、ことあるごとに相手の名前を添えるようにしましょう。単に “Thank you” と言うだけでなく、“Thank you, Jane/Danny” といった具合です。
それではいよいよデートスタートです。
- 【例】
- Now, let's go.
「じゃあ、行こうか」
デート中の会話

初めてのデートで相手によい印象が与えられなければ、次のデートはありません。
場をリラックスさせるためにも、笑顔を忘れないようにしてくださいね。余裕がある人はユーモアも交え、ポジティブな会話を心がけましょう。
下記は緊張していることをストレートに伝えるフレーズ。
- 【例】
- To be frank, I’m so nervous.
「実をいうと、すごくドキドキしてる」 - Me too. Don't I look so?
「私もそう。そうは見えない?」
相手の話をよく聞くべきなのはいうまでもありません。話を聞いていることをアピールし、会話を盛り上げるためのカギは「上手な相づち」です。
- 【例】
- I understand very well.
「そうですよね、よく分かりますよ」 - You are right.
「あなたのいう通りだと思います」 - I think so too.
「私もそう思います」 - That’s a nice idea.
「それはいい考えですね」
男性も女性も、話していて楽しいと言われるのは嬉しいものです。
- 【例】
- I love the way you think.
「あなたの考え方って、すごくいいですね」 - Talking with you is very inspiring.
「あなたと話していると、とても刺激的です」
お互いの存在に慣れて来たら “That's why I like you”(あなたのそんなところがいいんですよね)などと言うのもよいと思いますよ。まっすぐな好意をさりげなく伝えることが出来ます。
他に相手のどんなところが好きなのか直接伝えるのも良いかもしれません。
- 【例】
- I love your smile.
「笑顔がとてもいいよね」 - I enjoy talking with you.
「話していて楽しいよ」 - I love your sense of humour.
「面白い人だよね」
別れ際もスマートに

楽しかった一日は、あっという間に過ぎて行きます。そろそろ帰りの時間だと切り出さなければなりません。
- 【例】
- Can I call you a taxi?
「タクシー呼ぼうか?」 - Shall I take you home?
「家まで送ろうか?」
「終わりよければすべてよし」ともいうように、別れ際の言葉をスマートに決められれば、今後も引き続き楽しいお付き合いが期待出来ます。
楽しい一日だったことを素直に伝えましょう。
- 【例】
- Thanks for a lovely day.
「素敵な一日をありがとう」 - Time passed so quickly today.
「今日はあっという間の一日でした」 - I wish we could stay together for a little longer.
「もう少し一緒にいられたら良かったのに」
また会いたいということにも触れておけば、次の連絡もしやすくなります。
- 【例】
- Can we meet again?
「また会えますか?」 - Why not?
「もちろん」 - Take care.
「気をつけて帰ってね」 - I'll call you.
「電話するね」
まとめ
デートの誘い方から当日の会話のキーワード、別れ際のフレーズまでをざっとご紹介しました。ポイントはつかめましたでしょうか?
何を言うかも大事ですが、どのように言うかも同じように重要です。ご紹介したセリフをなぞるだけでなく、感情と想いを込めてデート相手に伝えてくださいね。
デートだからといって特別な会話テクニックは必要ありませんが、英語だと日本語に比べ、大胆な表現が使われるのが普通です。
日本語ではなかなか口に出来ないようなセリフにもチャレンジしてみてくださいね!