DMM英会話ブログ編集部
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最近、20代でできる海外体験として、ワーキングホリデーが人気です。
しかし、フィリピンはワーキングホリデーの協定国ではありませんので、ワーキングホリデー制度を利用してフィリピンに行くことはできません。
この記事では、「ワーキングホリデーで行ける国」や「語学留学との違い」のほか、英語力アップ&海外経験が格安で叶う新たな選択肢として注目の、「ワーキングホリデー前のフィリピン語学留学」について紹介します。
今現在(※2017年12月)日本とワーキングホリデー協定を結んでいる国は19ヵ国。下記のとおりです。
ワーキングホリデーで行ける国の中で、英語を公用語としている国って、意外と少ないことがわかりますね。なので、英語力アップを目的にワーキングホリデーを取得しようとすると、行きたい国がないことも……。
そんなとき、新たな選択肢として注目されているのが、ワーキングホリデー前にフィリピンへ語学留学すること。なぜ、今、ワーキングホリデー前のフィリピンへの語学留学が人気なのでしょうか? まずは、ワーキングホリデーと語学留学の違いから考えてみましょう。
語学留学とワーキングホリデーのそれぞれの目的は次の通りです。
語学留学は「語学の勉強」、ワーキングホリデーは「現地の生活や文化に触れる休暇」です。ワーキングホリデーはあくまでも休暇扱いであり、就労が目的ではありません。滞在の最初の期間に生計を維持するために必要な資金を所持することも条件です。
目的が違いますので、自分に合った制度を利用するのが一番です。
留学と聞くと学生が行くもの、だと思いがちですが、何も留学に行くのは学生に限りません。会社を辞めて充電期間に留学に行く人や、定年退職後にのんびり留学する老夫婦など、さまざまな人が留学しています。
英語の勉強が目的なら、ワーキングホリデー中に語学学校に通うのも、フィリピンに留学するのも、どちらも選択肢としてあるかと思います。ですが、初心者が英語の勉強をしたいと思ったら、ワーキングホリデーで語学学校に通うより、フィリピン留学の方が、実は断然オススメなのです。
その理由については、次の「フィリピンへの語学留学のメリットについて」で解説していきます。
フィリピンへの語学留学にはどのようなメリットがあるのでしょうか? ワーキングホリデーで語学学校に通うのと比べた場合のメリットをまとめてみました。
フィリピンでの語学留学では、マンツーマンレッスンが受けられます。先生と一対一で話せるので、会話の密度が濃くなります。苦手な発音を重点的に取り組むなど自分に合わせた授業内容にもできます。
ワーキングホリデーで語学学校に通う場合、どこも大抵グループレッスンでの授業です。グループレッスンを受けることでディスカッションの能力やコミュニケーション能力を伸ばせますが、英語初心者の場合、最初からたくさん発言するのは難しいでしょう。また、発音の勉強など個人の弱点をフォローするような授業時間は少なくなってしまいます。
ケースバイケースですが、初心者の場合、一対一でじっくり英語を話せる時間が持てるのは、かなり充実した授業と言えるでしょう。
フィリピンの語学学校は寮制度を設けているところがほとんどで、学校の近くに寮があるので通学時間もかかりません。また、フィリピンの寮では掃除、洗濯、食事の用意などをスタッフがしてくれます。英語の勉強にしっかりと集中できる環境が整っているのです。
オーストラリアやカナダ、イギリスなどのネイティブ国で語学学校に通う場合、ホームステイを利用するか、ルームシェアなどでアパートを借ります。その場合、自分の身の回りの掃除や洗濯は自分でおこないますし、ホームステイの場合は食事の用意をしてもらえるかもしれませんが、アパートなら自炊です。
生活を体験したいという目的なら、それもいい経験ですが、単純に英語の勉強に集中したい場合なら、フィリピン留学はかなり集中できる環境が整っているのではないでしょうか。
フィリピン留学の魅力は、なんといっても留学費用が他の国と比べて格安であること。1カ月の衣食住を含めた費用が15万円程度からのパッケージが用意されています。
一方、ワーキングホリデーの受入国、オーストラリアやカナダ、ニュージーランド、イギリスなどで1カ月語学学校に通うと、授業料と生活費等でおよそ30万円~ほどかかります。(留学時期や場所によって金額は変動します)
英語初心者がワーキングホリデーに行く場合、まずは語学学校で英語を勉強するところからスタートする人が多いかと思います。でもこれだけの費用がかかってしまうのは、なかなか負担が大きいですよね?
そこで一番オススメしたいのが、フィリピン留学で英語を勉強してからワーキングホリデーに行くこと!
英語を学習する環境が整い、低コストであるフィリピンで、基本の語学をしっかり習得した後にワーキングホリデーに行けば、現地語学学校に費用をかけずに、滞在期間を過ごせます。その分、就労したり、アクティビティを体験したり、興味のある土地を巡ったり、そこでしかできない体験を思い切り満喫できます。留学は何度でも行けますが、ワーキングホリデーは1年という限られた滞在期間なので、期間中の過ごし方の幅は広く持っている方がよいでしょう。
海外に行くうえで、まず何よりも大切なのは、自分の目的に合った選択をすることです。英語を学びたいのか、どのような環境で学びたいのか、どんな制度がいいのか。まずはじっくり自分と向き合って、方向性を明確にしてみることが大事です。
フィリピンは日本から飛行機で4時間30分。時差は1時間程度。日本から行きやすい上に時差ボケに苦しむこともほとんどないでしょう。語学学校も1週間から通えるところもありますので、まずは気軽に、お試しの気持ちで行ってみるのもいいかもしれませんね。
皆さんのこれからがワクワクするものでありますように!