「いつも」を表す英語表現まとめ|always と usually の違いとは?
みなさんは、英語で「いつも」という表現をいくつご存知ですか?
always、all the time、usually などが思い浮かんだかと思いますが、「いつも」という意味の英語表現はこの3つ以外にもいくつかあります。
今日は、「いつも」を表す英語表現だけでなく、always と usually の違いや、その他の頻度を表す英語表現も紹介したいと思います。
「いつも」は always しか知らなかったという方から、always と usually の詳しい違いを知りたい方まで、この記事を読んで「いつも」の英語表現をマスターしちゃいましょう!
「いつも」を表す英語表現

英語の「いつも」には always、usually、all the time があると前述しましたが、他にはどのような英語表現があるか、実際に例文を交えて見ていきましょう。
always
always は「いつも」「常に」「始終」という意味の英語表現です。
「妻はいつもお金の使い方に慎重です」
「ジェーンはいつも授業に来るのが最後です」
usually
usually は「通常」「普通は」「普段は」という意味の英語表現です。
「私は日曜はいつも家にいる」
「彼女はいつも黒い服を着ている」
all the time
all the time は「ずっと」「ひっきりなしに」「四六時中」という意味の英語表現です。
「彼はいつも金欠だ」
「うちの両親はいつも言い争ってばかりだ」
every time
every time は「毎回」「〜するたびに」「常に」という意味の英語表現です。
「いつも朝ベッドから起き上がると、めまいがする」
「この映画を見るといつも泣く」
24/7
24/7 は twenty-four hours a day/seven days a week を短くしたもので「トゥェンティーフォーセブン」と読みます。
直訳すると「1日24時間」「週7日」となり「いつも」「しょっちゅう」という意味の英語表現です。
「彼らは付き合い始めて以来、いつも一緒にいる」
「いつも耳鳴りがしている」
around the clock
around the clock は直訳すると「時計の周りをぐるりと回って」となり「24時間ぶっ通しの」「休みなく」「いつも」「常に」などの意味があります。
例えば、around the clock care で「24時間看護」のように使われたりします。
「母はいつも働いている」
「家の近くのレストランはいつも開いている(24時間営業である)」
always と usually の違い|頻度を表す英語表現

上記で「いつも」の英語表現を紹介しましたが、やはり一番よく使われるのは always と usually です。
ここでよく質問されるのが、always と usually の違いです。両方とも「いつも」と訳せますが、意味に違いがあります。
この2つの違いは頻度の違いで、always と usually 以外にもいろいろ頻度を表す英語表現がありますので、一緒に紹介したいと思います。
always と usually の違い
always は「いつも」の中でも一番頻度が高い場合に使われ、その頻度は約100%と言ってもいいでしょう。
「彼はマックに行くといつもコーラを飲む」
「妹はいつも朝食にトーストを1枚食べる」
上の2つの例文を、usually に置き換えて見てみましょう。usually は always ほど頻度は高くなく、約80%といったところです。
「彼はマックに行くといつもコーラを飲む」
「妹はいつも朝食にトーストを1枚食べる」
このように always と usually の違いは頻度の違いで、always は usually よりも頻度が高いことがわかりましたね。
頻度を表す英語表現
先の項で always と usually の違いは、頻度の違いだと説明しましたが、この2つ以外にも頻度を表す英語表現があるので、いくつか紹介したいと思います。
もし always がほぼ100%で、usually が80%なら、60%を表したい場合、どのような英語表現を使ったら良いでしょうか? 50%(半々くらい)やそれ以下の場合はどうでしょう?
often「しばしば・度々」と frequently「頻繁に」、どちらの方が頻度が高いと思いますか? frequently の方が頻度が高そうに聞こえますが、実はどちらも頻度は同じくらいです。
この2つは、だいたい60%くらいの頻度だと言われています。
「友達とよく夕飯を食べに行く」
「私は両親を頻繁に訪れる」
では、sometimes「ときどき」と occasionally「ときおり」だとどちらの方が頻度が高いと思いますか?
この2つには頻度の違いがあり、sometimes は50%、occasionally は30%くらいと言われています。
「夫はときどき夕飯を作ってくれる」
「たまに日本酒を飲みますが、飲みに行くときは大抵ビールを飲みます」
| 英語表現 | 和訳 | 頻度(%) |
| always | いつも | ほぼ100% |
| usually | 普段は | 80% |
| often | しばしば・度々 | 60% |
| frequently | 頻繁に | 60% |
| sometimes | ときどき | 50% |
| occasionaly | ときおり | 30% |
「いつも」を表す英語表現を使いこなそう
「いつも」を表す英語表現まとめ、いかがでしたか?
「いつも」はついつい always や usually の同じ英語表現を使いがち、という方も多いと思いますが、24/7 や around the clock のような英語表現をネイティブのようにさらっと使えるようになったらカッコイイですよね。
always と usually の違いは100%なのか80%なのかという頻度の違いでしたが、その他の頻度を表す英語表現に関しても、パーセンテージで捉えると覚えやすいかもしれません。
実際に頻度を表す英語表現を使って文章を作ったり、会話でどんどん使ってみたりして、しっかり使い分けられるようになりましょう!