英検3級レベルからの挑戦。アニメ作品を世界へ届ける広報担当が、1日1時間の“隙間学習”で手に入れた「別の自分」

常見真希さん(30代 / PR)
開始前のTOEICスコア:410点
DMM.comグループのアニメーション部署で、作品の宣伝やレーベル広報を担当する常見さん。プライベートでは「よさこい鳴子踊り」の社会人チームに所属し、ハワイやベトナム、ジャカルタなど海外のイベントで踊る機会が増える中、自身の「英語力の壁(英検3級レベル)」を痛感していました。 「継続が苦手で、テスト前に追い込むタイプ」と自認する彼女が、なぜ毎日1時間の学習を習慣化できたのか。開始から1ヶ月、カフェでのちょっとした出来事や、オンライン英会話で気づいた「新しい自分」について伺いました。
きっかけは「海外アニメファンとの繋がり」と「よさこい遠征」
——— 今回、英語学習に本腰を入れようと思ったきっかけを教えてください。
今の部署に異動してから、仕事でもプライベートでも急に「海外」が身近になったのが大きな理由です。 アニメの部署では、部内に海外のライセンスを取り扱うチームがあったりと、社内外でグローバルな繋がりができました。また海外のアニメユーザーの反応を見る機会が増え、一般のファンの方々がどんな風に作品を楽しんでいるのか、英語の字幕やコメントのニュアンスを自分の力で理解できたら面白いだろうなと思ったんです。
また、プライベートで「よさこい鳴子踊り」をやっているのですが、ここ数年、ホノルルやベトナム、ジャカルタなど海外のイベントで踊る機会が増えました。現地の方とコミュニケーションを取りたいのに、全く喋れなくてGoogle翻訳やボディランゲージで乗り切る日々……。そんな状況を克服したいと思っていたタイミングで、このDMM英会話コーチングを始めました。

——— 受講前の英語力はどれくらいでしたか?
正直、「全くのゼロ」です(笑)。学生時代から英語は苦手科目で、コーチング開始前のテスト結果も、中学生の時に取った「英検3級」レベルでした。短期の語学留学の経験はあるのですが、その時もノリとボディランゲージで乗り切ってしまったので、文法などは壊滅的...。 今回の3ヶ月の目標は、「TOEIC440点から600点へのアップ」と、「英語で話したり聞いたりすることへの抵抗をなくし、シンプルな構文で自分の伝えたいことをやり取りできるようになること」です。
最大の壁は「記録の習慣」。追い込み型の私を変えた“人の目”
——— 現在、1日の学習時間はどのように確保していますか?
トータルで1日1時間程度です。 不規則な仕事なのでまとまった時間を取るのが難しく、主に「隙間時間」を活用しています。例えば、シャドーイングは家から駅までの徒歩の往復20分でブツブツと(笑)。単語アプリ(iKnow!)は電車の中で、英会話レッスン(25分)は仕事が終わった後の夜に行うことが多いです。
——— 学習を始めて1ヶ月。一番苦労したことは何ですか?
「学習の記録をつけること」 ですね。 私はもともと、コツコツ続けるのが苦手で、テスト前に一気に追い込むタイプなんです。だから、学習管理アプリ(Studyplus)を使って「今日はこれを何分やった」と自分で記録をつけていく作業に最初は慣れなくて。 ただ、ここで効いたのが「コーチ(第三者)の目」 でした。コーチングでは、学習記録をつけていないとコーチから「大丈夫ですか?」とすぐに連絡が来ます。「見てくれている人がいるからやらなきゃ」という強制力が働き、徐々に習慣化することができました。

「英会話が楽しい!」カフェでの出来事と、引き出された“別の自分”
——— 受講して1ヶ月が経ちましたが、英語力の変化は感じていますか?
先日、渋谷のカフェに行った時に、隣に座っていた海外の方の会話が 「あ、こういうこと言ってるのかな」と理解できたんです。今まではただの「音」として聞こえてくるだけだったのが、意味として入ってきたことにすごく感動しました。耳から先に変化が出ているのを感じますね。
——— オンライン英会話(DMM英会話)のレッスンはいかがですか?
英会話レッスンがとっても楽しいんです! 最初は恥ずかしくて、小さい声でボソボソ喋っていたのですが、最近はマインドが切り替わってきました。相手が初対面の海外の講師だと思うと、日本語で話している時とは違う「強気で少しテンションの高い自分」になれるんです。 海外特有のオーバーリアクションというか、声に感情を乗せてコミュニケーションを取ることが全く苦じゃなくなってきました。これは嬉しい発見でしたね。
次回への展望:ワンターンの会話から、深掘りできる「キャッチボール」へ
——— 残り2ヶ月、どのような課題や目標を持っていますか?
今の課題は、英会話レッスンでの「会話のキャッチボール」です。例えば、講師が「どうやって通勤しているの?」と聞いてくれて、私が「地下鉄だよ。すごく混んでるんだ」と答えると、講師はさらに「何分くらいかかるの?」と深掘りしてくれます。
でも、逆の立場で私が質問をした時、講師の答えに対して「Wow! It's nice!」みたいなシンプルな反応で終わってしまって、そこから話を広げられないんです。だから残りの期間で、自分から質問を重ねていけるような会話力を身につけたいです。
アニメのお仕事ではまだ英語を活かせていないので、仕事でも英語に触れる機会をもっと増やしていきたいです。それから、3ヶ月のプログラムが終わった後の4月末に、よさこいでベトナムに行く予定があります。現地の人たちと、今よりずっと堂々とコミュニケーションを取れるように、コーチを頼りながら頑張りたいと思います!

【編集後記】
「英会話だと、普段の自分とは違う強気な自分になれる」。海外経験が豊富な常見さんならではの、言語がもたらすメンタル面でのポジティブな変化がとても印象的でした。 「コツコツやるのが苦手」という彼女も、コーチの伴走と「隙間時間のパズル」によって、1日1時間の学習を生活に組み込むことに成功しています。 次回のレポートでは、2ヶ月目を終えた常見さんが、苦手な「座学(文法・単語)」の壁をどう乗り越え、英会話のキャッチボールを深めていくのかをお届けします。
