子連れ外食って大変…国によって対応は違うの?使えるフレーズ集も!
子どもがいるみなさんにとっては、外食は大変なイベントの一つかもしれません。
逆に、大人だけでの外食時に、子連れのお客さんに対して「迷惑だな…」「うるさいな…」と感じたことがあるかもしれません。
実は、この文化にも世界中で違いがあるのです!
今回はいくつかの国での子連れ外食に対する認識や対応の違いと、海外で子連れ外食時に使える英語のフレーズをご紹介します。
子連れのみなさんは、この記事を読み終わった後、どこの国に行ってみたくなるでしょう?
子連れ外食、各国での違い
実は、国や地域によって子連れ外食の習慣や対応は大きく異なります。いくつかの国を例に挙げて紹介していきます。
日本
多くのレストランが子ども連れに対して親切で、ベビーチェアやおむつ交換スペースがある店も多く存在します。しかし、スペースが限られている小さなレストランではベビーカーのスペースがないことがあります。フードコートやファミリーレストランでは、子ども用のメニューや設備が充実しています。
2人の子を持つ筆者も外食時にはキッズメニューのあるレストランを事前に確認し、できるだけ静かな雰囲気ではないところを選ぶようにしています。急な外食でない限りは、事前に確認しておくことで準備できるでしょう。
アメリカ
多くのレストランが家族連れに対応していて、子ども用のメニュー、ハイチェア、ブースターシート、塗り絵やクレヨンなどが一般的に提供されています。子ども連れに優しいチェーン店が多く、ファミリーレストランが普及しているようです。
イタリア
イタリアでは、子ども連れでの外食が非常に一般的で、レストランは子ども連れに対して非常に寛容です。子ども用のメニューがない場合も多いですが、シェフが特別に子ども向けの料理を作ってくれることがあります。
家族経営のトラットリアでは、子どもがいると、まるで家族の一員のように歓迎されることが多いです。
スペイン
スペインでは、家族での外食が非常に一般的で、夕食は遅い時間でも家族で外食することが多いのだとか。レストランでは子ども連れが歓迎され、子ども用のメニューや設備が充実しています。
タパスバーでは、子どもも一緒に大人と同じテーブルで食事を楽しむことが一般的です! 日本の常識ではなかなか考えにくい光景ですね。さらに、スペインではディナーは20時からのレストランが多いため、タパスバーは外国からの旅行者のディナーの選択肢として人気なのだそうですよ。
ブラジル
ブラジルでは、家族が非常に重要視されているため、家族連れの外食が一般的です。レストランやカフェは家族全員が楽しめるように工夫されています。
多くのレストランでハイチェア、ブースターシート、子ども用の食器が提供されています。子ども向けのメニューも多く、特にファミリーレストランでは充実しています!
スタッフは子どもに対して非常にフレンドリーで、特に小さな子どもには親切に対応してくれるでしょう。子どもがいる家族は優先的に対応されることが多いです。
タイ
タイでも家族連れの外食が非常に一般的で、子ども連れの家族がむしろ歓迎されます。(日本とは少し違いますね…)レストランやカフェは家族全員が楽しめるように設計されています。特に大型のショッピングモール内のレストランでは、一般的な子ども用の設備が整っています。
一部のレストランやカフェには、子どもが遊べる専用のエリアが隣接して設置されています。これにより、親が子どもを見守りながら安心して食事を楽しむことができます! 子連れ外食が非常に一般的で、家族全員が楽しめる環境が整っています。
インドネシア
インドネシアの文化では、子どもは社会の中心と考えられており、子連れの外食はごく一般的です。レストランやカフェでは子どもを歓迎する雰囲気が強く、大人も子どもも楽しめる環境が整っています。ハイチェア等が用意されているのはもちろんのこと、一部のレストランでは、スタッフが食事中に子どもの面倒を見てくれることがあります。
観光地やリゾート地のレストランで見られるサービスです。スタッフが子どもと遊んだり、特別なアクティビティを提供してくれることがあります。
ちなみに、バリ島などのリゾート地にある高級レストランやホテル内のレストランでは、専任のベビーシッターが食事中に子どもの面倒を見てくれるサービスが提供されることがあるのだとか! 親がゆっくりと食事を楽しみたい場合にはとても便利なサービスですね。
筆者もバリ島を訪れた際にはレストランやホテルの方々が子どもをみていてくれたので、安心して過ごすことができました。全体的に子どもに優しい雰囲気はインドネシアならではなのかもしれませんね。
ちなみに、各国のキッズメニュー例をいくつかみてみましょう。
日本:ガストのキッズメニュー
アメリカ:Applebee’s
ブラジル:Outback Steakhouse
それぞれの国のメニューの違いも興味深いですね。
子連れで旅行へ行く場合にも、各国の文化や特長を理解することで、安心して食事を楽しむことができるでしょう。
関連記事:子連れ海外旅行の英語ガイド!【覚えておきたい単語・フレーズ集】
子連れ外食時に使えるフレーズ集
それでは、場面別に使えるフレーズを紹介します。海外で子どもと一緒に外食する際に、スムーズな体験をするためのフレーズを覚えておきましょう!
家族歓迎かどうかを確認するとき
パブやバーなど、アルコールが提供される場所では特に、家族連れが歓迎されるかを確認することが重要です。国によってルールもそれぞれですので、念の為事前に確認しておいた方が良いでしょう。
子ども用の座席・設備を確認する
幼児にはハイチェア、少し大きな子どもにはブースターシートが必要です。これらを確認して、子どもが快適に座れるようにしましょう。
赤ちゃん連れの場合、おむつ交換のための設備やベビーカーを置くスペースが必要になることがあります。事前に確認すると便利です。
子ども用のメニューを確認する
子ども向けの料理があるかどうかを確認することで、子どもも満足できる食事を楽しめます。
子どものためのサービスを確認する
子どもが待ち時間を退屈せずに過ごせるように、クレヨンや紙を用意してくれるレストランもあります。これらがあるかどうかを確認すると良いでしょう。
サービスのスピードを上げるリクエスト
子どもは待つのが苦手なことが多いため、子どもの食事を先に出してもらえるかをお願いすることで、全員がより快適に食事を楽しめます。
これらのフレーズを使うことで、子連れ外食がスムーズになり、全員が楽しめる時間を過ごすことができるでしょう。
関連記事:【保存版】レストラン・ファーストフードで使えるカスタマイズ英語フレーズ100選
子連れ外食に関する文化の違いを知ろう!
いかがでしたか? どこの国に行ってみたくなりましたか?
本文内でいくつか載せましたが、国ごとにキッズメニューにもかなりの違いがあります。
子連れで海外で外食する際には、その国の文化やキッズメニューについても事前に調べておくと興味深いかもしれませんね。
今回紹介したフレーズは基本的なものですが、ぜひ覚えて使ってみてください!