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英会話初心者がわずか3ヶ月で英語で商談できるようになったワケ|保手濱彰人さん【ユーザーインタビュー Vol.3】

英会話初心者がわずか3ヶ月で英語で商談できるようになったワケ|保手濱彰人さん【ユーザーインタビュー Vol.3】
保手濱 彰人株式会社ダブルエル 代表取締役社長
東京大学在学中に、数多くの有望な若手起業家を輩出した「東大起業サークルTNK」を創立。学習塾事業やソーシャルゲーム事業など、様々な事業経営の実績を持つ。

 

基本的な単語や文法は勉強した。TOEICも頑張った。「だけど英会話はちょっと…」という方は多いのではないでしょうか?

でもせっかく英語を勉強するなら話せるようになりたいですよね。そのためにはどんなアプローチをするのが近道なのでしょう。

「ほとんどの日本人は英語を話せる。必要なのは"慣れ"だけ。」

そう話すのは漫画などの日本のコンテンツを世界に広めるベンチャー企業ダブルエルを経営する保手濱彰人さん。
受験科目としての英語はもともと得意だったが英会話は全くの初心者という状態から2016年にDMM英会話をスタートし、わずか3ヶ月で海外ビジネスパートナーとのミーティングや商談を英語でこなすまでの会話力を習得。

今回はそんな保手濱さんから英語を話すためのマインドセット、そして英語が人生にもたらす可能性についてお話を聞くことができました。

将来的には英語を社内公用語に?

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ー 本日はよろしくお願いします。現在は日本のコンテンツを海外に輸出する事業をやられているということですが、具体的にはどのようなことをしているのですか?

今は日本の漫画家さんと連携して、海外に日本の漫画を中心としたコンテンツを持っていく、広げることをしていますね。

大手企業さんと業務提携して漫画を翻訳して海外に出していったり、私たちが企画やプロデュースしたものを海外の資本で映画化したりとか、そういった日本のコンテンツを海外に広げるっていう文化輸出的な範疇であればなんでもやっています。

ー ではお客さんは海外の方が多いのですか?

そうですね。日本のお客さんもいますが、市場が欧米中心からアジアの経済圏へと移ってくる中で、その新興国向けにビジネスを行うことが多くなりました。なので海外出張も増えていて、中国やドバイ、アブダビ、あとつい最近だとアフリカのケニアにも行きましたし、今年に入って10回以上は行ってますね。

ー いろんな所に行かれてるんですね!そういった海外のビジネスパートナーとはどのようにコミュニケーションを取っているんですか?

そういった国は公用語が英語だったりして基本的に英語が話せる人が多いので、英語を使って日々商談をやってますね。
海外からお客さんが来るときもそうですし、海外のパートナーとスカイプでミーティングするときとか、英語を使う機会は多いです。

社内は日本人が中心ですけど、バックパッカー経験や海外経験があったりと多少国際感覚があるメンバーも多くいますよ。

でも多分これからどんどん外国人比率とか、バイリンガル比率っていうのは増えてくると思いますし、楽天ばりに英語を社内公用語的にするのもいいかなと思ってます。

それぐらいやらないと、みんなやらないですからねー(笑)。

「商談いける」DMM英会話を始めて3ヶ月で手応え。

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ー 保手濱さん自身はもともと英語が得意だったのですか?

学生のときはそれなりにできる方でしたね。大学時代に時間があったので、英語はやっておこうと思ってTOEICを勉強して850点ってところまではいきました。
でもTOEICの勉強って”話す”ってことはやらないじゃないですか。だから英会話は全然やってなくて、社会人になってからも特に何もしていませんでしたね。

ー 確かにTOEICである程度のスコアを持っていても話せないって言う人は多いですよね。どのようにして英会話を勉強されたんですか?

やったことは「毎日25分のオンラインレッスン」。これだけですね。

もともとは国内向けに事業をしていたんですが、2015年から日本のコンテンツや作家を海外の資本家と組み合わせてプロジェクト化するという動きが増えていって、「あ、これちょっとリアルに英語やらなきゃまずいな」ということで、2016年の頭から本格的にDMM英会話を始めました。

DMM英会話はいつでもレッスンを受けられて15分前でも予約が取れるので、家で仕事をすることも多い僕にとってはありがたいんですよね。
「仕事しながら集中力切れたからちょっと英会話しようかな」「出かける準備をする前に30分入れるか」みたいな感じで、集中の隙間にフレキシブルにレッスンを受けられるのも続けられている理由の一つだと思います。

レッスン内容はビジネス英語教材を使うのが基本ですけど、自己紹介してそのままフリートークってこともけっこうありますね。

ー レッスンスタイルはけっこうフレキシブルなんですね。DMM英会話を始めてどれぐらいで「商談いけるな」と思われたんですか?

だいたい3ヶ月くらいです。日本語が全く通じない相手にとにかく頑張ってしゃべるということを毎日25分×2、3ヶ月やってたら、結構これは気持ち的に慣れますよね。

結局日本人って受験勉強くらいの英語はやっていたりするので、最低限の単語とか文法は知ってるんですよね。
受験やテストで堅い文章を書いたり読んだりするから難しく感じているだけで、会話って超シンプルな単語と文法で大丈夫なんですよ。
だって実際、小学生でも普通に大人と日本語で会話できるじゃないですか。なので英語を話すのもそんなに高度な知識は必要なくて、中学・高校で学んだ英語レベルで十分なんですよね。

英会話で大事なのは、間違っても堂々と話したり臆せず話すことで、それを思い切ってやるかどうかだと思っています。

文法とか発音とかぶっちゃけどうでもいい。

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ー 日本人だと発音が綺麗じゃないと喋っちゃダメみたいな思い込みってあるじゃないですか。けど海外の人って文法がめちゃめちゃだろうと発音がなんだろうど押し通してきますし、そういうマインドセットが日本人にも必要かなと感じています。

そうですよね。おっしゃられた通りで、実際に海外で商談でも観光でも英語を話すときに、「文法とか発音とかぶっちゃけどうでもいい」と。
伝えようとする意思と実際に伝えるという行動自体が重要で、それさえあれば全然伝わるんですよね。むしろ日本人の平均的な英語知識があればかなりいい方ですよ。

例えば日本語で「この景色は厳かな草原である」を超簡単な日本語にして「めっちゃきれい」で伝わるじゃないですか。こういうレベルで全然いいんです。

中卒で英語しゃべれないけど海外にバックパッカーで行ってガンガンいろんな人と仲良くなったり、英語しゃべれないけど中国で金持ちネットワークを作ってワイワイやっている人も知っていますし、極論言葉が話せなくてもそうなってしまう人もいて、そういうマインドセットを作るのが一番重要なんですよね。

そのためにもオンラインレッスンを使って1日25分ずつトレーニングするってのはかなり良いと思ってて、自信がつくし安心感が得られると思いますよ。
本当に今のあなたのままで十分で、やる姿勢、意思と実際にやるっていう行動があれば英語でコミュニケーションがとれてしまうんですよね。

ー 「伝えようとする意思と実際に伝えるという行動自体が重要」。英会話をしたことがない人にもぜひ勇気を持ってチャレンジしてもらいたいですね!

そうですね。「もともとTOEIC850もあるなら英語できるだろ」と思われる方もいると思いますけど、僕が普段使ってる英語って多分TOEIC400点とか500点の内容で、それ以上のレベルってほとんど使いこなせないんですよ。

でも英会話にはそことはまた別な部分が必要で、例えば"How can I say~(何て言ったらいいんだろう)"とか"I gotta(〜しなきゃいけない)"、あとは簡単な受け答えや相づちが聞けて話せるってかなり重要なんですよね。

そういうのって知識とかTOEICの点数とかあんまり関係なくて、会話で学ぶしかない部分なんですけど、逆に会話すれば学べるし慣れるので、TOEIC等の点数に関係なくどんどん伸びるものだっていう風に思いますね。そこはまだ僕も勉強中です。

英語ができれば選択肢が広がる。

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ー 英語が話せるようになって良かったと思うことはありますか?

南米の一部とかには英語が通じない国がありますけど、基本的に英語ができれば世界中どこでも行ってコミュニケーションをとることができるんですよね。
ドバイの世界一高いタワーを見てもよし、ケニアのサファリパークに行ってライオンを見るもよし。
そんな風に選択の幅がすごく広がってどこに行っても楽しめるんです。

もちろんビジネスでも、事業の幅が広がったり、海外の人とも信頼関係が築けたりとかありますし、英語はやった方がいいですよほんとに。

さっきも言った通りなんですけど、英語を話すって本当に大したことじゃなくて、義務教育を受けてきた日本人なら誰でもできると思っています。日本の義務教育って詰め込み教育としてはおそらく世界最高峰なので。

あとは毎日25分×数ヶ月の練習で全然できるようになるはずで、それをやらないでそのままあと何十年の人生を終えてしまうというのは非常にもったいないなと思います。僕も社内に英会話を啓蒙中です(笑)。

夢はノーベル平和賞?日本の漫画とアニメで世界平和を。

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ー 今後のビジョンについて教えてください。

21世紀はコンテンツの時代になると言われている中で「コンテンツの世紀の主役になる」ことが私たちのビジョンです。

じゃあ具体的にどういう部分で主役になるのかと言われたら、僕は"日本文化"だと思っていて、これまでは経済やイノベーションをはじめ世界は欧米主導だったわけで、ITやソフトウェアもアメリカ主導なんですけど、ただ"文化"ってところでは、これだけずっと一つの王朝が長く続いている日本が最強で、ダントツだと思っているんですよね。

源氏物語みたいな文化から始まって、ずっと物語が紡がれ続けていて、外国も日本の漫画とかアニメに追いつけ追い越せって言って、どんどん資本を投下してたくさんいいものを作ってきているんですけど、なぜ最後の一線で日本の漫画とかアニメーションの本物の良さを超えられないかと言うと、これってやっぱり"紡がれてきた物語の量"なんですよ。

あと日本文化の良さの一つに"融合"があるんです。

基本的にアメコミとかだと明確に敵がいて、こいつは悪い、こいつを倒して終了なんですよね。でも例えばドラゴンボールだと、敵だったピッコロ大魔王やベジータが、倒した後に味方になっちゃうんですよ。

そのように日本の漫画とかアニメって日本文化を体現していて、だから漫画とかアニメを中心とした日本の文化が世界にもっと浸透していくと、より世界が平和になって戦争がなくなると思ってるんですよね。相互理解をしようっていう姿勢からはじめますから。

なのでコンテンツの世紀の主役になって、日本文化が世界を席巻することで世の中を平和に導いていくっていうのが私たちのビジョンです。

ー すごい!それが実現したらノーベル平和賞ですね!英語に関しての目標やビジョンはありますか?

ノーベル平和賞…それいいですね!頑張ります(笑)。

英語に関するとこだと、やっぱりレッスンを受けていて日々上達する手応えもありますし、普通の会話は問題なくできるようになってきたので、専門的な英語や高度なビジネス英会話もできるようになりたいですね。

あとは世界中色んなとこに行くと、訛りが強い人もいるので、そういう人たちとも問題なくコミュニケーションが取れるようになるのも目標の一つです。

とにかく話してみる。英語で広がる世界。

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ー では最後に英語学習者の方へ向けて一言お願いします。

本当に知識とか経験値とかって全然関係なくって、ほとんどの日本人なら何回かレッスンを受けて英語を話してみると「やればできるじゃん!」って思えるはずなので、とにかく話してみることをおすすめします。

日本国内だけでみると政治やら経済やら不安なこともありますけど、グローバルにみると色んな業界の市場は大きくなっているし、一気に世界が広がるんですよ。
英語を覚えて世界に出て勝負すれば全然成長できるので、皆さんにも英語を頑張って海外に出て楽しんでもらいたいですね!

ー 本日はありがとうございました。

おわりに。

夢は日本のコンテンツを広めて世界平和を実現することだと話してくれた保手濱さんの背中を、英語というツールは大きく後押ししてくれることでしょう。

英会話をする上で重要なのは「伝えようとする意思と実際に伝えるという行動」。あなたも少しの勇気と楽しむ心を持って英会話にチャレンジしてみませんか?