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世界で活躍する映像ディレクターを目指して英語習得に励む亀山睦実さん【ユーザーインタビュー Vol.18】

世界で活躍する映像ディレクターを目指して英語習得に励む亀山睦実さん【ユーザーインタビュー Vol.18】

映像ディレクターとして多忙な日々を送りながらも、DMM英会話で英語学習を続けている亀山睦実さん。

さぞかしストイックでタフなマインドの持ち主かと思いきや、意外にも継続のコツは「無理をしないこと」なんだとか。

幼い頃から好きだった映画をきっかけに映像の世界に入り、その映像を世界に届けるために苦手だった英語学習をスタートさせた亀山さん。そのきっかけとなった出来事や学習習慣の作り方、英語を習得した先に見るビジョンについてお話を聞きました。

高まる英語の必要性

ー 現在のお仕事も含め、まずは簡単な自己紹介をお願いします。

映像ディレクターをしています、亀山睦実です。大学を卒業後はフリーで映像を作りながらいろいろな仕事をしていて、一昨年、今の会社に入りました。

大学に入る前から放送部でショートストーリーなどを映像で作ったりしていて、大学では映画を専攻していたので、いずれは映画・ドラマを作りたい、監督をしたいなと思っています。

※ 亀山さんが製作・監督した映画作品
映画『ゆきおんなの夏』 予告編

ー 今のお仕事をしながら英語を学ぼうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

一番最初に「英語をやらないといけないな」と思ったきっかけは、会社に入る前に卒業制作で作った映画を日本の国際映画祭に出したことです。その時に海外の監督さんとお話する機会があったんですが、本当にテンションで会話するだけと言うか、"Yes" "No" "Ok" しか言えなくて……。その時に「もうちょっと喋れるようになりたい」と思いました。

そして今の会社に入ってからは、例えば、実際に日本で作った映像を海外に展開したいクライアントさんがいらっしゃったりして、そういう時に英語のナレーションを入れたり英語の字幕を入れたりするんですよね。そうした作業をディレクションする上で、少しずつ英語を使う場面が増えていきました。

また、会社の先輩ディレクターが撮った短編映画が、アメリカの *SXSW というイベントにノミネートされていて、それをきっかけに、みんなが「英語をちゃんとやろう」と触発されたというのもあります。

*SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト):アメリカで行われる音楽・映画・インタラクティブフェスティバル等を組み合わせた大規模イベント。

ー 会社のみなさんも意欲的に英語を勉強されているのですか?

厳密には英語学習を頑張っているという雰囲気ではないのですが、留学していたり海外で仕事をしていたりと、海外経験のある方がほとんどなので、会社全体が割と海外志向かもしれませんね。

ー なるほど!
亀山さん自身も、撮影などで海外に行かれることはありますか?

中国や香港などアジアがほとんどですが、年に1〜2回程度はありますね。同僚はインドに行ったりもしていました。

あとプライベートでは、去年一人でニューヨークに行ったりもしました。出発前は帰ってこれないかもしれないと思っていましたが、現地でのコミュニケーションも特に問題はなく、なんとかなりました(笑)。

完璧な英語じゃなくても伝わる

ー 先ほど英語学習を始めたきっかけについてお聞きしましたが、それまでは特に英語にはノータッチだったのですか?

はい、全然です(笑)。

ー 好き嫌いで言うと……?

普通に嫌いでした(笑)。
高校生の時は、一般教科の中で英語が一番成績が悪かったです。

中学まではそこまでではなかったのですが、高校に入ると文法や単語が難しくなったり、覚えなきゃいけないことがだんだんと増えていき挫折しましたね。あと英文一つ一つがどんどん長くなるじゃないですか。それが覚えられなくて、勉強科目としての英語、成績がつく英語が嫌いでした。

一方で、英語で会話するオーラルコミュニケーションの授業は苦手じゃなかったですね。文法や読み書きがとにかく苦手だったんです。

ー その傾向は今も変わりませんか?

変わらないと思います。レッスン中は先生に単語等のピースを投げて、先生がそれらを、パズルを組み立てる要領で正しく直してくれるので、会話を通して正しい英語を少しずつ覚えていくようにしています。

文法や単語が苦手とはいえ、もともとは英語教育がしっかりしている中高一貫校に通っていたのである程度のべースはあったのですが、会話をするとスピード感に頭が次第に追いつかなくなり、文法がどんどんめちゃくちゃになってしまうんですよね(笑)。

ー それ、分かります(笑)。
DMM 英会話を始めたのはいつ頃でしたか? また、それまではどのように英語を学習されていたのですか?

2017年の1月からなので、1年ちょっと前です。

それ以前から、通学制の英会話教室に通っていた時期もありました。でもそれだと、決まった曜日や時間に決まった場所に行かないといけなくて、私の仕事的にそれはかなり難しいので、より融通が利くものを探していたんです。

その時にオンラインレッスンを知り、いろんな会社のサービスを試した結果、24時間利用できて予算的にもマッチしている DMM 英会話を選びました。

ー ありがとうございます。
週にどれくらの頻度でレッスンを受けていますか? また継続のコツがあれば教えてください。

可能な限り毎日受けるようにはしていますが、たまに朝から撮影が入ってしまう時などはお休みしています。平均すると週5回くらいですね。

継続できているコツとしては、レッスンを受ける時間帯を夜から朝に変えたことが大きかったかもしれません。最初は夜にやっていたんですが、それだと「今日は疲れたからもういいや」ってなってしまう日が多くて。30分だけ早起きして朝にやり始めたら毎日続くようになりましたね。

ー なるほど! 確かに朝だと「疲れた」という言い訳ができないですよね。
レッスンでは教材を使われていますか?

最初は表現力をつけたいと思い、「写真描写」の教材をいくつかやりました。

その後、自分の話したいことをや仕事に関係する英語を話せるようになるためにフリートークをやってみたり、「デイリーニュース」を使ったりしています。

ー フリートークでは映画の話をすることも多いですか?

そうですね。プロフィールに好きな映画を載せていたり、中には学生時代に映像やメディアを専攻していらっしゃった先生も多いので、映画の話にはよくなります。「あの映画見た?」「まだ見てない」みたいな話で盛り上がることもありますね。

映画であれば、だいたいどこの国の先生とも共通の話題として話せるので、自己紹介プラスアルファで好きな映画の話を持っておくといいと思います。

ー DMM 英会話を始めた頃は、緊張したりしませんでしたか?

しましたね。レッスン中はやっぱり体力も頭も使うので、25分間のレッスンが終わると「ハァ…」という感じだったと思います。

3〜4ヶ月くらいするともう慣れて、特に緊張したりとかはなくなりました。

ー DMM 英会話を1年ちょっと続けられてきて、効果など実感されますか?

英語で話すことにためらいがなくなりました。


もちろん、まだちゃんとした英語で話せてはいないんですけど、完璧な英語じゃなくても伝わるということが分かって、タフになったと感じています。

ー オンライン以外にも、何か英語学習をされていますか?

DMM 英会話以外には、通勤電車やお風呂の中で単語学習アプリ「iKnow!」を使って語彙の勉強をしたり、最近は多読も少しずつ頑張っています。トータルだと、毎日1時間ほど英語学習をしていると思います。

ー すごいですね!
昔から続けることは得意だったのですか?

もともと気は短い方なので、モチベーションに波はありますよ。無理はしたくないので、モチベーションが下がったり仕事が忙しい時は、きっぱりと休むようにしています。

そして、「また英語やりたいな」となった時に頑張ればいいかなって。

まずは、無理をしないこと

ー これから映像の世界で生きていく上で、英語は必須だと思いますか?

個人的には必須だと思っています。もちろん日本の中だけでお仕事をされる方もいらっしゃると思うんですが、その場合でも、全く英語に触れずに生きていくのは難しいと思いますね。例えば私でも、すでに仕事で英訳等が必要だったりするので。

あと作品を国内だけではなく、海外の方にも観てもらうためには、英語でイントロダクションを書かないといけなかったりするんですよね。もちろん海外の映画祭に出すときは、基本的に英語でエントリーする必要があります。

ー なるほど。
これまでに、DMM 英会話が仕事で活きたなと思う瞬間はありましたか?

先日、原宿にあるお店を貸し切って撮影をしていたんですね。その時は営業時間前だったんですけど、営業時間に近づいてきた時に外国人の観光客の方がお店に入って来てしまって。その時に「ごめんね、今撮影中だからちょっと待ってね」っていうのを英語でサッと言えた時、オンラインレッスンの経験が役に立ったなあと思いました。

あと、中国の方が日本にいらしていろんなお話をされる「日中映画人フォーラム」というイベント後に懇親会がありまして、そこで話される言語が中国語と英語だったんですね。そこでも英語で話すことができました。そうした英語を活かせる機会があるとモチベーションになりますね。

ー 仕事における今後の目標やビジョンを教えてください。

今の会社に入ってから、お話を作る、映画を作る以外の部分を頑張ってきたんですけど、今後はお話を作りたいです。今年の目標は“映画を作る”ことですね。

また、“ドラマを作る”ことにも興味があるので、テレビドラマか WEB 配信ドラマになるかは分からないですけど、企画を考えたりして実現させていきたいと思います。

ー 英語面での目標はどうでしょうか?

海外の俳優さんとお仕事がしたい、海外で撮影をしたいという思いがあるので、そういった時に不自由のない英語力を身に付けたいですね。


英語は筋トレと同じだと思うので、無理のない程度に続けられるよう頑張ります!

ー では最後に、DMM 英会話のユーザーさんに向けてメッセージをお願いします。

やり始めは色々やろうと力んでしまって疲れてしまうかもしれませんが、無理をしないのが一番です。

無理矢理モチベーションを保とうとするのではなく、日常の小さなこと、例えば今だと東京オリンピックなどを見据えて、英語学習を頑張ってみてください。

英語に触れる機会は昔と比べてどんどん増えてきているので、今は英語学習のモチベーションを見つけやすい良い時期だと思いますよ!

ー ありがとうございました。

おわりに

目標達成のため、日々仕事と英語学習に励む亀山さん。

しかし必要以上に追い込むことはせず、あくまで「無理はしない」スタンスで、楽しみながら継続する姿勢が印象的でした。

業界を問わず、英語は、世界は、より身近なものとなってきています。

亀山さんのお話にもありましたが、まずは日常の小さなモチベーション源を見つけて、英語にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

※ 亀山さんが監督した映像作品
SPICY CHOCOLATE 『人生の美しさ feat. DOZAN11』 MV