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コミュニケーションが生まれる場「Speakeasy」を運営する DJ SARASA・Brooklyn Terry インタビュー

コミュニケーションが生まれる場「Speakeasy」を運営する DJ SARASA・Brooklyn Terry インタビュー

2014年に誕生以来、日本の新たなパーティーシーンを創造し続ける「Speakeasy」。

今回は創始者のDJ SARASAさん・Brooklyn Terryさんをお招きし、Speakeasyを立ち上げたきっかけや、イベントにかける想いなどを語ってもらいました。

 

【10/28(日)ハロウィンイベント開催】
2018年10月28日(日)、東京ドームシティ ローラースケートアリーナにて、「DMM英会話 × Speakeasy」によるハロウィンイベントを共同開催!
イベントの詳細については以下をチェック!
https://eikaiwa.dmm.com/blog/53309/

 

日本のパーティーシーンに何かが欠けていた

ー よろしくお願いします。まずは簡単にお二人の自己紹介をお願いします。

DJ SARASA: DJ SARASAです。10年以上、世界中を旅しながらDJをしていて、プロとしてパーティーを作っています。仕事が大好き!

Terryと4年前にSpeakeasyを作って、今年で5年目です。あとは、メキシコにも強い想いがあり、タコスのお店もしていますよ。
 
Terry: Brooklyn Terryという名前にもあるように、生まれも育ちもニューヨークのブルックリン。プロのダンサーで、19歳の時からダンスをしながら世界を旅しています。以前はポップスターたちとも一緒に仕事をしていて、有名なところだとマライヤ・キャリーやホイットニーヒューストンなどとも活動していました。

僕のダンスグループであるElite Forceが、日本にHIP HOPとハウス(ダンス)を持ってきたんですよ。だから僕たちがハウスダンスの概念を作り出したと言ってもいいかもしれませんね。今は東京に住んでいて、ダンススタジオをやっています。

 
ー お二人とも世界の旅人なんですね!
世界を旅する中で出会ったのでしょうか。

DJ SARASA: 実は日本で出会いました。ニューヨーク出身の共通の友達がいて、お互いのショーを大阪でやっているときに、彼が友達と一緒に会いにきてくれたんです。

Terry: 2回目に会った時、彼女に「パーティーを一緒にする?」と聞いてみたんですよ。そしたら「ロクでもないものならしない」と言われたんです(笑)。

それに対して僕は、「自分がこれまで長年続けてきたものが、もしロクでもないものなら今までのキャリアは成立しないよ」と答えました。そこからすぐに、最初に僕たちがパーティーをした会場を見に行って、それがSpeakeasyというパーティーの始まりです。

僕たちは二人とも音楽を愛しているし、パーティーをすることが大好き! でも、日本のパーティーを従来とは違ったものにしたいなあと感じていたんです。

DJ SARASA: 私たちがSpeakeasyを始めた一番の理由は、日本のパーティーに何かが欠けていると感じたからです。それが明確に何かはわからないけれど、雰囲気そのものに違和感を感じていました。

日本のパーティーシーンでは、お客さんが全員DJの方を向いて踊っているだけで、お客さん同士のコミュニケーションがなかったんですよね。ニューヨークで育った私たちにとってはそのことが違和感でした。ニューヨークのパーティーではみんな輪を作ってお互いに楽しむからね。

Terry: そしてコミュニケーションをとる。

 
ー ではSpeakeasyの狙いとは、コミュニケーションが生まれるようなパーティーなのでしょうか?

Terry: その通り! コミュニケーションが狙いです。

DJ SARASA: そのために、パーティーに来た人がちゃんとお互いに話せるよう、音楽のボリュームを上げ過ぎないようにしたり、みんなの視線が合うように照明も比較的明るくしたりしていますよ。

Terry: それだけでなく、いろいろな会場でパーティーをすることで、東京のツアーにもなっているんです。

最初は東京のカフェからスタートしたのですが、音量などの問題が発生してしまったのでそれ以来、会場を転々とする「ホームレスパーティースタイル」になりました(笑)。

 

どんな人でも共感できるパーティー

ー 今までどんな会場でパーティーを開催してきましたか?

DJ SARASA: 私たちの状況やコンセプトを理解してくれる会場ならどこでもやってきましたよ。

Terry: 高架下でやったこともあるしね!

 
ー高架下!?

Terry: そう、秋葉原の高架下でパーティーをしました。みんなにこのことを言うと驚かれるけど、とってもとっても素晴らしいパーティーでした。

Speakeasy特有の雰囲気さえ作ることができれば、どこに行ってもSpeakeasyになるということなんです。

DJ SARASA: 今までの印象に残っている瞬間はたくさんありますが、一回屋外で開催したときに台風が来たことがあって、それはもう、本当に経験したことのないくらい横殴りのすごい雨でした。

それで急いで全員分のレインコートを用意したんだけど、みんな逆にそれを脱いで、とんでもない雨の中でも楽しんでくれて。ヘッドスピンをしている人もいたし、とても素敵な思い出です。

 
ー どんな方がSpeakeasyにはやってくるのでしょうか?

DJ SARASA: 25歳から35歳くらいまでの人がいちばん多いですね。でも家族連れも来てくれますよ。お子さんも連れてくるので、私たちのパーティーでは子供たちが走り回ってます(笑)。

あと、おじいちゃんやおばあちゃんも楽しんでくれているんですよ! 私たちのパーティーではみな平等なんです。

Terry: なので、Speakeasyでは幅広いタイプの音楽をかけます。だからどんな人でも共感できる。

どんなジャンルでも良い音楽には共通するものがあって、人々を結びつけてくれるんだと思います。DJが良い音楽をかけて、お客さんがエネルギーを返してくれる。Speakeasyはそんなコミュニケーションが生まれる場なんです。体も自然と動き出すしね。
 
DJ SARASA: それに、お客さん同士の揉め事も一切ないですね。もしかしたらSpeakeasyには人を良くする効果があるのかも(笑)。

Terry: “People become good people when they come to Speakeasy(人はSpeakeasyに来ると良い人になる)”っていうTシャツを作るといいかも(笑)。

DJ SARASA:会場を転々としているホームレスパーティーっていうこともちゃんと付け加えてね!(笑)

Terry: Speakeasyのスローガンは、“Tell a friend, bring a friend and make a friend(友達に教えて、友達を連れてきて、さらに新しい友達を作ろう!)”なんです。

本当に、Speakeasyはコミュニケーションを促進することでいろんな関係性を作り出してきました。恋のキューピッドになったこともあるくらい!
 

ー 日本人って結構シャイな人が多いと思っていたので驚きです。
 
Terry: 私たちがその風潮を壊したと言っていいかもしれないですね。

一般的なパーティーだと、日本人は日本人DJがやっているパーティーに行って、外国人は外国人DJがやっているパーティーに行く。その二つが交わることはあまりないんだけど、SARASAが日本人で、僕が外国人であることによって、いろいろな文化の人を一緒にすることができたのだと思います。

そして文化が混ざることで、少し緊張しがちな日本人のみなさんもリラックスでき、コミュニケーションや会話が自然と生まれているんだと感じています。

 
ー 素晴らしいですね! 参加者たちはどんな言語を使ってコミュニケーションをとっているのですか?

DJ SARASA: ダンスかな。

Terry: ダンスだね。でも、英語がダンスと音楽の橋渡しをしてくれている気がします。

おそらく普段は英語を喋っていないであろう日本人のゲストが、英語で話そうとトライしているところをよく見かけるんです。そうやって少しでもみんながトライしてくれることによって、パーティー全体でいいコミュニケーションが生まれているんだと思います。

 
ー ダンサーじゃなくても踊れますか? 自信がないです…

Terry: 見ていて一番大好きなシーンは、おじいちゃんやおばあちゃんが踊り始めたとき! 子どもが踊っているのも素敵ですね。だから誰でも踊れる、そんなパーティーなんです。

 

今年のハロウィンはすべって転んで笑って踊ろう

ー 今年は初めてローラースケートリンクでのハロウィーンイベント開催ですが、なぜこの会場にしたのでしょう?

DJ SARASA: 仮装してローラースケートをするなんて、考えただけでもワクワクするじゃない?

Terry: 転んだりして、いつもの何倍もリラックスした雰囲気になるんじゃないかな。

DJ SARASA: そんな状況ではシャイでなんていられないからね。

楽しむしかない! そんなパーティーになると思います。なかなかこんなパーティーはないんじゃないかな。

Terry: やっと最近になってハロウィンが日本でも行われるようになってきたし、スケートもそんなに浸透しているわけではない。

この二つがミックスした今年のハロウィンイベントは、盛り上がること間違いなし!です。


 
ー どんな人に今回のハロウィンイベントに来てほしいですか?
 
Terry: ズバリ、ボーダーレス!
 
DJ SARASA: 誰でも参加できるのがSpeakeasy。いろんな人に来て欲しいですね!

 
ー では最後に、これからSpeakeasyで達成したいことや将来のビジョンについて教えてください。

Terry: これからは東京五輪に向けて世界中からいろいろな人がやってくると思うので、その人たちにSpeakeasyを知ってもらったり、参加してみて欲しいですね。

Speakeasyが日本に来る目的の一つになれば嬉しいです。

DJ SARASA: Speakeasyを東京だけではなく、日本中で開催したいです。Terryとも北海道や沖縄にも行きたいねって話をしています。

いろいろな人にSpeakeasyを経験してもらって、それぞれの街でそれぞれのSpeakeasyが広がっていけばいいなと思っています。

Terry: 僕たちは、Speakeasyがそれぞれの街で社会的な影響を持つと信じているから、どんどんコピーしてもらいたいと思っているんです。どの街でも、どこでもいいから。

Speakeasyはポジティブな事しかもたらさないと信じているので、どんどんコピーして広がっていってほしいですね!

 
ー ありがとうございました!

 

10月28日(日)ハロウィンイベント情報

いかがでしたか?

老若男女、誰でも楽しめて自然とコミュニケーションが生まれる「Speakeasy」。

日本のパーティーシーンに改革をもたらすべく、イベントを企画するお二人の熱意に編集部も圧倒されてしまいました!

そんなSpeakeasyとDMM英会話の共同ハロウィンイベントが開催されます!!

10月28日(日)、東京ドームシティで一緒に仮装してローラースケートして楽しみませんか?

みなさんのご参加をお待ちしております!!

イベント詳細はこちら

「DMM英会話初のハロウィンイベントを都内最大級のローラースケート場で開催!
https://eikaiwa.dmm.com/blog/53309/

イベントは終了いたしました。

たくさんのご参加、ありがとうございました!