【カナダ留学】たくさんある滞在方法。それぞれの特徴をまとめてみた

留学が充実したものになるかどうか、その鍵を握る滞在方法。カナダには、ホームステイやシェアハウスといった方法以外にも、さまざまな滞在スタイルがあります。

自分に合った滞在先を選んで、留学ライフを充実させましょう。

滞在方法の種類

留学中の滞在方法は大きく次の4つに分けられます。

  1. ホームステイ
  2. シェアハウス
  3. 学生寮
  4. その他(学生ハウス、アパート契約など)

一般的に多いのは、ホームステイやシェアハウス、学校が運営する学生寮です。

他には、学校が契約する学生ハウスやレジデントハウスに入ったり、アパートを個人で契約したりする滞在の仕方もあります。

滞在方法の選び方

どの滞在方法にもメリットとデメリットがあり、向き不向きは人それぞれ。実際に試してみないとわからないということもたくさんあるでしょう。

滞在先を決めるときに参考にしたい基準は次の4点です。

  • 英語環境
  • 費用
  • 自由度
  • プライベート度

語学留学なら、「どのような英語環境に身を置きたいか」「どのくらいの費用がかかるのか」は重要なポイント。自分の予算と照らし合わせ、無理のない計画を立てましょう。

その他にも、どのくらい自由に行動できるのか、どの程度のプライベートが守られるのかは、滞在先によって大きく変わります。ストレスのない留学生活には欠かせないポイントです。

それでは、それぞれの英語環境や費用、自由度やプライベート度に加え、その他のメリットやデメリットついて、カナダ留学体験者の声をもとにご紹介します。

1. ホームステイ

英語環境★★★★
費用★★★☆
自由度★☆☆☆
プライベート度★★☆☆

現地に住んでいる一般家庭のお家に滞在するホームステイは、カナダの生活を体験できたり、ネイティブスピーカーと日常的に会話ができたりするため、人気の滞在スタイルです。1週間という短期からでも受け入れがあるため、短期留学の人が選びやすい方法です。

ちなみに、長期留学の場合は、最初の1〜2ヶ月だけホームステイし、その後シェアハウスなどに移るという方法が一般的です。

費用

手配料:約250カナダドル
滞在費:約850カナダドル/月

ホームステイの滞在費は、たいてい朝昼晩の3食あるいは朝晩の2食が含まれています。光熱費やお世話代も加味されているので、滞在費としてはやや高め。外食を控えれば、生活費を抑えることができます。

メリット

ホームステイ先が、カナダ人であるとは限りませんが、ほぼ間違いなくイングリッシュスピーカーの家庭です。現地の英語に毎日ふれることができ、短期間の留学であっても英語のコミュニケーション力を身につけられます。

また、食事も提供されるため、自炊をする必要がありません。掃除もホストファミリーがやってくれることがほとんど。必要な生活用品はもともと家庭に揃っているので、最低限の荷物で留学できることも魅力です。

デメリット

原則、ステイ先を選ぶことができません。食事が口に合わなかったり、部屋が狭かったり、学校から遠かったり、快適とはいえない環境になってしまう可能性があります。

ステイ先によって、生活ルールがあることも。門限があったり、シャワーや洗濯の時間に制限があったり。事前に確認しておくことが大切です。

また、「気を遣わなければならない」という留学生も多くいます。急に外食の予定が入ったときホストファミリーに言いづらかったり、遅い時間に帰宅するときに申し訳ない気持ちになったりなど、さまざまな配慮に疲れてしまうことも。

注意点

原則、シェアハウス先を選ぶことはできませんが、動物アレルギーなど必ず避けなければならない事情があるときには必ず伝えましょう。ペットを飼っていない家庭を紹介してもらえるはずです。

2. シェアハウス

英語環境★★☆☆
費用★★★★
自由度★★★★
プライベート度★★☆☆

一軒家やアパートに複数人で住むシェアハウス。多くの場合、それぞれ個室をもちつつ、キッチンやリビング、バスルームやトイレを共同で使います。

費用

家賃:400〜700カナダドル/月

中心街なのか郊外なのか、住宅を何人でシェアするのか、個室なのか2人部屋なのかで家賃は変わります。自分にあった予算で物件を自由に選べます。

メリット

物件を実際に見学してから、入居するかどうかを決めるのが原則です。個室のサイズや、家具設備の状況、衛生管理などをあらかじめチェックできるので安心です。

シェアハウスには、日本人だけ、アジア人だけなど国籍を制限している物件もあれば、どんな人でも受け入れている物件もあります。さまざまな国籍が集まるシェアハウスに入居すれば、友達の幅が広がることも。

共有スペースの利用にはルールがあることもありますが、多くのシェアハウスでは、特にルールを設けずそれぞれが自由に過ごしています。個室があればプライベートも守られるので、のびのび過ごせるはず。

デメリット

キッチンやバスルームが共有のため、譲り合って利用しなければなりません。「自分が使ったものを片付けない人がいる」「自分が購入した食材が誰かに食べられた」などとシェアメイト同士でトラブルになることもしばしば。

また、シェアメイトが友人を家に呼び、夜遅くまで騒いでいることもよく起こります。シェアハウスによっては、家に人を呼ぶことを禁止している物件もあるので、静かな環境を求める人は条件を確認しておきましょう。

シェアハウスに住む人の多くは留学生。ネイティブスピーカーが住んでいることは稀です。現地の知り合いを増やしたい人にとっては、あまり望ましい環境ではないかもしれません。

注意点

物件を見学する際には、防犯がきちんとできているかしっかりチェックしておきましょう。治安の悪い立地ではないか、ドアの鍵はきちんと閉まるかなど、あらかじめチェック項目を用意しておくと安心です。

また、見学には友人などに付き添ってもらうことをおすすめします。見学は、見ず知らずの人と約束を取りつけ、見ず知らずの家に上がることを意味します。女性の場合は特に用心しておきましょう。

3. 学生寮

英語環境★★★☆
費用★★☆☆
自由度★★☆☆
プライベート度★☆☆☆

各学校が所有している学生のための物件です。個室あるいは2人部屋で、キッチンやラウンジなどを共有して使います。

多くの高校や大学が学生寮を所有しています。しかし、私立の語学学校はほとんど用意していません。語学学校への留学を検討していて学生寮を希望する場合には、まずは学生寮のある語学学校を探すところから始めましょう。

費用

手配料:約200カナダドル
滞在費:1人部屋:約800カナダドル〜1200カナダドル
2人部屋:約600カナダドル〜1000カナダドル

学生寮の滞在費は、中心街に近ければ高く、遠ければ安く設定されています。ラウンジやジムなどの設備があることが多く、ホームステイの金額よりやや高めです。

メリット

学生同士の共同生活になるため、現地の同世代の学生や留学生と友達になりやすい環境です。学生寮によっては広いラウンジが用意されており、学生同士の交流の場として重宝されています。

ほとんどの学生寮が、学校の敷地内、あるいは徒歩圏内にあります。通学に時間も交通費もかからないため、時間とお金の節約に。休日も、図書館や食堂といった学校の施設を使いやすいのも魅力です。

デメリット

学校が基本的な設備を用意してくれるため、滞在費は一般的なシェアハウスよりも高めです。

一般的に、学生寮にはシェアハウスよりも大勢の人数が住んでいます。共有のキッチンやシャワー室を使うための順番待ちが大変、プライベート空間が狭い部屋の中だけで疲れてしまう、という声もちらほら……。

また、学生寮にはさまざまな文化背景をもった学生が集まります。夜遅くまで騒がしかったり、ラウンジの使い方が汚かったり、生活習慣の違いに困惑することもあるかもしれません。

注意点

学生寮は人気があり、たいてい満室状態です。希望する場合は早めに予約するようにしましょう。

また学生寮の契約には、たいてい3、4ヶ月以上の長期滞在が求められます。短期留学をする場合には入居できません。

4. その他

学生ハウス/レジデンスハウス

英語環境★★☆☆
費用★☆☆☆
自由度★★★★
プライベート度★★★☆

費用:約1200カナダドル/月〜

学校が契約した一軒家やアパート(学生ハウス)、あるいはホテル(レジデンスハウス)に入居します。

一般的なシェアハウスよりも設備が整っており、学生寮よりも少人数での共同生活になるため、プライベートが守られやすく過ごしやすい環境だといえます。学生ハウスであれば、他の同世代の学生とも知り合えます。

快適なぶん、学生寮より滞在費は高く設定されています。

コンドミニアム/アパート契約

英語環境★☆☆☆
費用☆☆☆☆
自由度★★★★
プライベート度★★★★

費用:約1500カナダドル/月〜

プライベートや自由度をなによりも重視したい場合には、コンドミニアムやアパートを契約する方法があります。コンドミニアムであれば1ヶ月以上の滞在から、アパートであれば1年以上の滞在から契約可能です。

サービスアパートであれば、家具や家電製品など生活必需品がすべて揃っています。メイドサービスのあるアパートもあります。

当然のことながら、都市の中心部は家賃が高く、郊外や地方都市であれば家賃が安くなります。また、契約期間が長ければ長いほど割安に。ただし、安いとはいえ他の滞在形態よりは高くつきます。