フィリピン留学したいけど虫はちょっと…。遭遇する虫の予防と対策について解説します

フィリピンは熱帯性気候で年間の平均気温は26~27度ほど。年中暖かく、寒い時期はありません。温暖なフィリピンでは、日本よりも多くの虫が生息しています。雨季には、虫を媒介しデング熱やマラリアが大流行することもあります。

これからフィリピンに留学予定の方は、フィリピンにどんな虫がいてどう対策をすればいいのか気になるでしょう。日本から殺虫剤を持参する、こまめに部屋の掃除をする、などで虫の発生予防になります。

この記事を読んでフィリピンにいる虫の発生や予防方法を知り、虫知らずの留学生活を送りましょう。

フィリピンにはどんな虫がいる?


フィリピンでは、蚊、ゴキブリ、アリ、ハエ、ダニ、ノミなどの虫が発生します。

遭遇する虫について

遭遇する虫たち
  • 日が落ち、暗くなると蚊が発生します。蚊は睡眠を妨害するだけでなく、伝染病の媒介もするので注意が必要です。

  • ゴキブリ
  • フィリピンでは、ゴキブリは飲食店や寮、ホテル、道端などどこにいてもおかしくなく、非常に高い確率で遭遇します。

  • アリ
  • アリはお菓子のかすや食べ残しなどちょっとしたものを狙い、室内に侵入してきます。就寝時に刺され、起きると赤くはれているということは珍しくありません。

  • ハエ
  • フィリピンは日本よりも衛生状態が劣るため、ハエがよく飛んでいます。フィリピンは屋台や市場なども多くあり、そこにハエが群がっていることがあります。

  • ダニ、ノミ
  • セブ島は高温多湿のため、部屋の湿度が高くなっています。ダニは60%以上、ノミは90%以上の湿度で繁殖します。湿ったベッドは発生しやすくなります。

虫の発生と予防の対策方法について


高温多湿なフィリピンの気候は虫の発生しやすい環境です。虫に遭遇しないためには、その発生をなるべく抑え、刺されないように予防することが大切です。

外出時にも薬を持ち歩き、すぐに塗れるようにしておきましょう。殺虫スプレーを手の届きやすいところに置いておけば、すぐに退治できて安心です。

予防と対策
  • 外出時には露出の少ない服装を心がけ、虫よけグッズを使ってなるべく蚊を寄せ付けないように工夫しましょう。また、蚊は水辺に集まりやすいため庭やプール近くの部屋の方は特に注意が必要です。

  • ゴキブリ
  • 部屋を清潔に保つようにしましょう。それでも発生する場合は、退治するしかありません。現地の人はみつけると足でつぶして退治しますが、難しい場合は殺虫剤を使いましょう。食器用洗剤や熱湯をかけるのも効果的です。

  • アリ
  • アリは食べかすを狙って侵入してくるため、なるべく食べ物を床にこぼさないようにし、万が一こぼれた場合は掃除機でこまめに掃除してください。それでもアリを見つけた場合は、侵入経路にチョークで線を引き、その近くにアリの巣コロリを置いて様子をみます。

  • ダニ、ノミ
  • ダニ、ノミは掃除機をこまめにかけ、シーツの交換を頻繁に行うことで発生を防げます。外出先から戻ったままの服装でベッドに横にならないようにすることも予防につながります。可能であれば、外出時にもエアコンを使い湿度を下げれば繁殖を防げます。

日本から薬やグッズを持参すれば安心

フィリピンでも一部の殺虫剤は購入ができます。しかし、成分表示や使い方が英語だと心配だという方や、成分自体が心配だという方も日本からの持参をおすすめします。

おすすめの薬やグッズ
  • 虫刺され用の塗り薬
  • 虫よけスプレー、シート
  • ワンプッシュの蚊とりスプレー(フィリピンには売っていません)
  • ゴキブリやアリの駆除ができるもの
  • ベッドに敷くタイプの防虫シート

蚊とりボトルの作り方

フィリピンに手に入るものだけで、手軽に蚊とりボトルを作ることができます。フィリピンの地元企業マイニラッド社が市民に配布したところ、デング熱による死者が前年同月比55%も減少しました。

必要なもの
  • 2Lのペットボトル
  • 水200ml
  • 砂糖50g
  • ドライイースト3g
  • 黒いビニールか布
作り方
1. ペットボトルの上部を切って上の部分を逆さまに差し込みます。
2. 砂糖を水によく溶かし、ペットボトルの中に入れます。
3. そこにドライイーストをそっと入れます。混ぜなくても大丈夫です。
4. ペットボトルの周囲に黒いビニールか布を巻いたら完成です。
5. 2~3時間すると発酵が始まります。蚊が発生しやすそうな場所に配置しましょう。

蚊にはデング熱、マラリアなどの伝染病の可能性もある


蚊に刺されるとかゆいだけでなく、マラリアやデング熱などの感染病にかかる可能性もあります。蚊は特に雨季に多いですが、それ以外の時期にもいるので注意が必要です。

デング熱とマラリアは、発症すると風邪のような症状が現れます。その後は一気に38度から40度くらいまで熱が上がります。他にも関節痛や頭痛、全身への倦怠感などの症状が現れます。診察は血液検査しかなく、自己判断は禁物です。早ければ数日の入院と投薬で完治しますが、重症化すると死に至ることもあります。

その他の虫、動物について


フィリピンには他にも虫や動物がいます。

遭遇する虫や動物
  • ヤモリ
  • セブ島では、暗くなると明るい場所に集まり壁や柱に張り付いています。全長は5~12cm程。主に蛾やコバエを捕食するため、害はありません。

  • ムカデ
  • 湿度が高いため、ムカデが発生します。緑の多い語学学校は、特に出てくる可能性があります。

  • ネズミ
  • 普段あまり見かけることはありませんが、古い寮や民家などにはネズミが住み着いていることがあります。

  • 蛾、クモ
  • 夜の外灯の下によく集まっています。クモは日本のものより大きめのものも存在します。

  • 鶏、ヤギ
  • 一般的な家畜として鶏やヤギが飼われています。特に害はありませんが、周囲にたくさんいると鳴き声が気になる場合もあります。

  • 野犬
  • 街の中に野犬を見かけることがあります。狂犬病を持っている可能性があるので、決して触らないようにしましょう。

虫に遭遇しないためにはどうすればいい?

できるだけ虫にあわないためには、なるべく新しい校舎や宿舎の学校、緑の少ない学校を選べば遭遇率は下がります。

もう一つは、セブやマニラと比較して涼しい場所を選ぶという方法があります。マニラからバスで5~6時間北上した、標高1500mの所にバギオというところがあります。セブやマニラと比較して、気候は年中を通して非常に涼しく気温は20度前後。肌寒い日も多いため、比較的虫が少ないです。

まとめ


常夏の国フィリピンには、日本と比較してたくさんの虫がいます。中には病気を媒介する虫も存在するため、軽く考えるわけにはいきません。出発する前から予防方法を知れば、現地到着後すぐに対策ができ発生を最低限に抑えることができます。前もって対策をし、虫の心配のない留学生活を送りましょう。