節約のヒント盛りだくさん!マルタの物価と留学費用の目安

こんにちは。「使える英語ドットコム」の後藤です。

「留学をしたいけど、どこに行ったらいいか決められない」

留学の目的、生活環境、治安など、留学先を選ぶポイントはいろいろありますが、正直なところ一番ネックになるのは留学費用です。

日本でも注目が集まるマルタ留学ですが、「地中海にある人気のリゾート地なら、それなりのお金がかかるに違いない」と思っていませんか? 実は、オーストラリアやカナダ、アメリカなどのメジャーな留学先よりも、マルタではより安く英語を学ぶことができるんです。

とは言っても、予算をしっかり立てるには、授業料や渡航費だけではなく、現地の物価についても把握しておきたいですよね。

そこで今回は、

  1. マルタの物価について
  2. マルタ留学の費用の目安

についてお話しします。

*レートは1ユーロ=132円で計算しています。(2017年11月時点)

 

1.マルタの物価について

マルタは国土が小さく天然資源が少ないことから、生活に関わるあらゆる品目がほかのEU国などから輸入されています。よって、マルタで安く滞在するには

  • 地元で作られているものは安く、輸入品は高い傾向がある
  • 国内での消費が多いものは安い傾向がある

ということを念頭において、地元の消費傾向になるべく沿った買い物を心がけることをおすすめします。

たとえば、マルタの主食であるパンは500gのものが€1(132円)、消費が多い乳製品に関しては、牛乳1Lが€0.90(118円)、チーズ500gが€4(528円)くらいで販売されています。その一方、輸入に頼る家電製品やコンピュータ機器などは、日本の販売価格より高い印象を受けます。

 

食費を抑えるには地元で生産されている食材を中心に

留学中に自炊をする場合、マルタでの1ヶ月の食費の目安は€200〜250(26,400〜33,000円)です。近所の小売店や路上販売には、農家からその日に届く新鮮な青果が売られています。最近ではリドル(Lidl) という外資系ディスカウントスーパーマーケットが人気で、店舗が年々増えています。

一般的に、国内産の野菜や果物は輸入品より新鮮でお得です。たとえば、春先に旬となるマルタ産じゃがいもは1kg当たり€1.20(158円)、ブロッコリーは大きなもので€1.50(198円)、イチゴは最安値で1パック(約1kg)が€2.50(330円)ぐらいです。地中海料理の定番食材であるトマト、パプリカ、オリーブなどは、日本よりも格安で購入できます。

その一方、季節外れの輸入品は通常の倍以上の値段がします。傷みやすいブルーベリーやラズベリー、アスパラガスなどは年中高額だったので、私は滅多に買いませんでした。

肉や魚介類の値段に関しては日本とあまり変わらない印象ですが、マルタ近辺でとれるメカジキやタイ、豚肉などが比較的安く購入できます。マルタは日本にまぐろを大量に輸出していますが、地元の魚屋さんでもステーキにすると美味しいまぐろがときどき手に入ります。

ちなみに「アジアンフードストア」「アロマアジアンスーパーマーケット」では、日本の食材が売られています。値段は2割増〜ですが、米、味噌、豆腐、調味料やお菓子など、ひと通りのものが購入可能です。

 

マルタでは「飲料水代」が発生する

水資源が少ないマルタでは、海水を淡水化する設備を使って水が支給されています。もちろん安全性に問題はありませんが、硬度が高くて味に癖があるので、飲料水用として水を別途購入するのが一般的です。

ペットボトル水は、スーパーで1本(2L)当たり€0.60(79円)ぐらいで購入できます。私の場合、レストランで飲んだミネラルウォーターも含めると、1ヶ月あたり€20(2,640円)くらいかかりました。

水道代も日本と比較して高いので、マルタ留学中は節水を心がけたいものです。

 

レストランはタイプも値段もさまざま

マルタは観光地としてのインフラがありますので、飲食店もピンからキリまであります。

カジュアルなレストランでは、ボリュームたっぷりのパスタやピザが€8〜15(1,056〜1,980円)、野菜の付け合わせがついた魚や肉の料理が€15〜20(1,980〜2,640円)が平均的なお値段です。飲み物は、マルタやイタリア産のテーブルワインがグラス€3〜(396円〜)、マルタ産のビール「チスク」(Cisk) やミネラルウォーターは1本€2前後(264円)です。

よって、18%の税金とチップを合わせると、一度の外食で€12〜25(1,584〜3,300円)くらいが平均的な出費となります。

ちなみに、マルタには焼きたての惣菜パンを売る店「パスティチェリア」が至るところにあります。そのなかでも一番人気は「パスティッツィ」(Pastizzi) です。サクサクのパイ生地にリコッタか豆のペーストが入っています。お値段€0.30(39円)と破格ですが、1個当たり400カロリーもあるらしいので、食べ過ぎにはご注意ください。

 

通信費


マルタではVodafone Goなどの携帯電話サービスが利用できます。SIMフリーの携帯電話を持っている人は、プリペイドカード式のSIMを購入して、電話とネット通信をしてください。私は無料Wifiの環境をフルに利用したので、ひと月あたり€10(1,320円)もかかりませんでした。

 

通学手段にかかる費用は?

マルタ留学をする人の多くは、通学にバスを利用すると思います。運賃は、2時間乗り換え可能な片道チケットが€1.50(198円)ですが、6月中旬〜10月中旬の夏期間だけ€2(264円)に値上がりします。長期留学をする人には、割引チケットや定期券購入のオプションもあります。

 

ショッピングなら露店マーケットがお得。マルタには人気ブランド店も多い

マルタで安くショピングをしたい人は、露天マーケットをチェックしてみてください。食料品や雑貨のほかに、Tシャツが1枚€3〜5(396〜660円)、水着やアクセサリーなどが€10前後(1,320円)で売られています。バレッタとマルサシュロックでおこなわれるサンデーマーケットが有名です。

デザインにこだわる人は、マルタの商業エリアであるスリーマやセントジュリアンでの買い物がおすすめです。人気のファッションブランドZara、New Look、MANGO、ALDOなどのお店が軒を連ねています。衣料品から雑貨まで揃うイギリス系デパート「マークス&スペンサー」 もぜひチェックしてみてください。

 

医療費

マルタには、国立病院、私立病院と、薬局に併設されているクリニックがあります。マルタで医者にかかる時は、はじめにクリニックや私立病院の総合診療医 “GP (General Practitioner)” に診察してもらい、必要であれば専門医 (Specialist) を紹介してもらいます。

診療代は1回€10〜15(1,320〜1,980円)で、予約なしで診てもらえる “Walk In” タイプが一般的です。専門医の場合でも1回の診療代は€40(5,280円)程度なので、実費で支払ってもそれほど高額ではありません。

(加入する海外旅行傷害保険により、保険の対象となる項目やレートが異なります。詳しくは保険会社に問い合わせてください)

 

2.マルタ留学の費用の目安

それでは、マルタ留学のためにいくら費用を準備したらいいでしょうか。

留学費用の内訳は、大きく分けて、語学学校の入学金と授業料、滞在費、渡航費、海外旅行障害保険などの諸費用があります。

2週間留学をした場合の目安

入学金、授業料、教材費など
(週15時間、20レッスン)
€440
空港までの往復送迎€40
滞在費:ホームスティ
(2人部屋、朝晩の食事付)
€400
滞在費:アパート滞在
(2人部屋、自炊)€400+自炊代
€150
交通費、通信費やアクティビティ代€250
航空運賃
(エコノミー)
90,000円〜
海外旅行障害保険6,000円前後
ホームスティ滞在(合計)約245000円
アパート滞在(合計)約265000円

(人気のある語学学校の場合。学校によりレートが異なります)

 

マルタ留学の費用に関するポイント

夏期間(6月中旬〜9月はじめ)はハイシーズンのため、授業料と滞在費が1週間当たりそれぞれ€40〜100/週 値上がりします。

マルタの語学学校はいろんな滞在オプションを設けているので、希望や予算に合わせて選択することができます。たとえば、ホームスティに関しては「個人部屋 OR 2人部屋」、食事は「朝食のみ OR 朝食・夕食付き」などの選択です。

8週間など長期で申し込んだ場合は、割引レートが適用されます。

航空券ははやめに予約すると、お得なレートを見つけやすいです。

 

まとめ

マルタの物価と留学費用の目安についてご紹介しました。ほかの英語圏と比較してもコストを抑えて滞在することが可能なマルタですが、出発時期や現地での生活の仕方をちょっと工夫することで、さらにお得に留学することができます。

みなさんのマルタ留学の参考にしていただければ幸いです!