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【カナダ留学】渡航前に押さえておきたい留学の流れ

【カナダ留学】渡航前に押さえておきたい留学の流れ

英語の語学留学先として人気の高いカナダ。その理由には治安の良さや物価の安さ、聞き取りやすいクリアな英語などさまざまな理由があります。カナダ留学を決心したけれど、実際にどうやって実現させれば良いのかわからない。そんな方のために、ここではカナダ留学を叶えるための事前準備や流れについてご紹介します。

1. 留学の期間を決める(渡航の1年〜6ヶ月前)

数週間といったバケーション込みでの留学なのか、数ヶ月の短期なのか、年単位の長期なのか、まずはカナダへの留学期間を決めましょう。期間の長さにより、事前に申請するビザの種類も変わってきます。

カナダに滞在できるビザの種類は主に3種類あります。6ヶ月未満の滞在で語学学校にも通える観光ビザ。6ヶ月以上の滞在で語学学校や専門学校、大学等へ通える学生ビザ。1年間滞在でき、最高6ヶ月間語学学校に通うことのできるワーキングホリデービザがあります。

2. 留学したい都市を選ぶ(渡航6ヶ月前)

カナダでは、西部と東部で気候や雰囲気がガラリと変わります。どの都市で英語を勉強したいのかを留学エージェントに相談する前に、インターネットなどで自分なりに調べてみましょう。

カナダ留学で人気の都市は、西海岸であればバンクーバー・ビクトリア・カルガリー、東海岸であればトロント・モントリオールですが、これらの場所は人気なだけに日本人の割合も比較的多めです。短期間の留学でも英語をしっかりと身に付けたい方であれば、これらの都市を外して日本人が少ない田舎の土地をあえて選ぶ方法もあります。

3. 留学エージェントを使うか個人留学をするかを決める(渡航6ヶ月前)

個人で留学をするか、それとも留学エージェントを使うかによって、事前に準備しなければならないことが変わってきます。

個人留学

個人留学はかかる費用が安く済むイメージがありますが、現地のリサーチや渡航前のさまざまな手続きなどすべて自分で進めなければならないので、手間と時間がかかります。英語や海外に行くことに慣れている方、またはとりあえず行って現地のエージェントで手続きを行う方であればこの方法はおすすめです。

留学エージェント

留学エージェントは多少費用がかかりますが、現地のリアルタイムな情報を得たり手続きしたりする面で安心です。価格はエージェントによって異なり、手配をどこまでお願いするかで数万円から十数万円の差がでます。初回のカウンセリングは、ほとんどのエージェントが無料です。手配手数料をオプションで選ぶこともできるので、海外が初めてという方には一度相談に行ってみることをおすすめします。

4. 留学の予算を決め、語学学校を選ぶ(渡航5ヶ月前)

大まかな留学の予算を決めましょう。かかる費用としては、飛行機代・語学学校代・保険代・ビザ代・滞在費・生活費・娯楽費などがあります。1年間のカナダ留学にかかる費用は、おおよそ150万円〜270万円程と言われています。普段どのくらい節約をするのか、また滞在先や語学学校によってもその差が大きく変わってきますので、どこにお金をかけたいのか、どのような留学を実現したいのかをイメージしながら決めてください。

語学学校は、その予算をもとに、学校にはどんなカリキュラムがあるのか、自分のレベルにあった授業が受けられるのかなどを基準にし、自身でも調べつつ、経験者または留学カウンセラーに相談して通う学校先を決定しましょう。

5. ビザの申請をする(渡航4ヶ月前〜5ヶ月前)

留学の期間と滞在する都市が決まったら、早速ビザの申請を行いましょう。自分でオンラインで手配をしても良いですし、エージェントにお願いする方法もあります。ビザ申請に要する期間は、3ヶ月〜6ヶ月程。カナダ側の都合やストライキで遅くなる場合もありますので、ビザの申請は余裕を持って行うことをおすすめします。

またワーキングホリデービザで留学をする方は、ビザ発給数が決まっているので、事前に時期をチェックし早めに申請をしましょう。

6. 飛行機の手配と滞在先の手配をする(渡航3〜4ヶ月前)

行き先が決まったら飛行機の手配をしてください。そして滞在先を探し始めましょう。現地の滞在先は、語学学校の寮(個人・シェア)やホームステイ、シェアルームやアパートなど種類はさまざまです。

留学先がはじめて行く場所であれば、短期でも良いので、語学学校または留学エージェントがあっせんしている滞在先へ申し込む方法がとりあえずは安心です。せっかく海外に住むのだから、地元密着型の生活や外国人とのシェア生活を楽しみたい!という方であれば、その土地に少し慣れた頃に学校でできた友人や地元の掲示板などを通して、希望の滞在先へ移動することも可能です。

7. 海外旅行保険へ加入する(渡航2ヶ月前)

まず英語が流暢でなければ、現地での生活に制限もでてきます。そのためトラブルに巻き込まれる可能性は日本にいる時よりも高いかもしれません。万が一のために海外旅行保険にはしっかりと加入しておきましょう。また、滞在先のどこの病院であれば日本語通訳のサポートが受けられるのか?といった点も事前に保険会社に確認しておきましょう。保険の価格は、年間6万円〜12万円程です。

8. 手続きの最終確認と留学へ持っていくものを選ぶ(渡航1〜2ヶ月前)

備えあれば憂いなし。ここまでくればカナダへの渡航は目前です。現地に行って、あれを忘れた!これを手続きしなかった! とあたふたすることがないよう、これまで行った手続きの最終確認をしてください。

カナダ留学で必要となるものや私物などは、事前にリストアップしておくことをおすすめします。帰国時は必ず荷物が多くなっていると思いますので、現地で購入できるものとそうでないものを見極め、なるべく身軽で行けるよう持ち物は吟味して選びましょう。

英語の事前学習も忘れずに!

これまでカナダ留学の流れについてご紹介してきましたが、留学準備と並行して英語の事前学習をすることも忘れずに!

語学留学の最大の目的である英語を伸ばすためには、留学期間中の英語学習はもちろん、留学前後の自主学習がとても重要です。簡単な日常英単語を覚えたり、海外ドラマやポッドキャストを使って英語に耳を慣らしておくだけでも、渡航後の英語力の伸びに大きな差が出てきます。

留学準備期間中はなにかと大変ですが、毎日30分ずつでも英語に触れてみてくださいね!