「子どもが留学中、体調を崩したら…」留学中のお金と海外旅行保険のいろは【子ども単独留学 vol. 6】

子ども一人だけで留学する単独渡航。

「長期で親元を離れるなんてなかなか無いし、お金はいくら持たせればいいのか」
「ただでさえ心配なのに、もしも体調を崩したら…」

と不安になりますよね。
留学先滞在中に、何も問題が発生しないことが大前提ですが、もしもの時のために、考えられる出来事を見越して準備をしておきたいものです。

そこでこの記事では、子どもが一人で留学する際のお金事情と海外旅行保険について、実際に娘さんをセブ島単独留学へと送り出したSさんが学校担当者に質問しましたので、その内容をご紹介します!

【渡航者】 S ハナ さん
年齢:小学校6年生(11歳)
英語レベル:英検3級
留学先:フィリピン・セブ
留学期間:1ヶ月
留学先の学校:IDEA CEBU
【留学した学校】 IDEA CEBU
セブ島のシティに位置し、日本人が経営するパイオニア校。
規則がやや厳しいセミスパルタ方式のため、しっかりと学びたい人が集まる学校。
日本人スタッフも多いので安心して滞在できる。
寮は内部寮(3〜4人部屋)と外部ホテル(1〜2人部屋)の2タイプある。

留学中のお金事情について

Q. 現金はどれくらい持たせれば良いのでしょうか。
子どもにはクレジットカードなどを持たせないため心配です。

お子様のみ、そして保護者様の付き添いなしで参加する単独渡航の場合、学校初日にお支払いいただく現地費用がかかります。
現地費用については下記を参考にしてみてください。
 
 

■IDEA CEBUに1ヶ月滞在する場合 *1ペソ=2.2円で計算 (2018年10月時点)

寮保障費2,500ペソ
SSP(就学許可証)6,800ペソ
教材&管理費2,000ペソ
学生証発行費用300ペソ
電気代約1,000ペソ
合計12,6,00ペソ (約 28,000円)

 

また上記の費用に加えて、週末のアクテビティなどに参加する場合は、その費用も現地でお支払いいただくことになります。

 

アクティビティの種類にもよりますが、例えば小さな島々を船で周るアイランドホッピングは、4,000ペソ(約8,800円)ほどかかります。

現地費用に関しては、留学前に学校からお知らせがありますので、必要な分は必ず両替し、アクティビティ費用などのお小遣いについては、期間に応じて用意するようにしましょう。

サマーキャンプのようなパッケージプランの場合は、通常かかる現地費用がすでに含まれているので、現地でおやつやお土産を購入するためのお小遣いを、もしもの時のために少し多めに持たせると良いと思いますよ。

Q.1ヶ月間の留学で持たせるべき現金の目安などはありますか?
また、子供がお金を扱う上で特に注意する点はありますか?

お金に関しては気をつけなければならない点がいくつかあります。

 

1点目は、子ども単独渡航の場合、WEGの申請の申請料を現地空港で支払う必要があることです。
成人の方の場合はレートがいいので現地で両替することが多いのですが、未成年の場合、WEG申請料は入国時に支払わなければならないものになるので、必ず事前に必要な分だけ両替して持っていくようにしてください。

2点目は、フィリピンを出国する際の空港税がかかることです。
850ペソ(2018年10月時点)支払わないと出国できないので、必ずその金額は手元に残るように、最初から分けて持たせることをお勧めします。

したがって、WEG申請料が3,120ペソ(約7,000円)、空港使用料850ペソ(1,870円)、現地費用(1ヶ月 約28,000円)と、1ヶ月に2〜3万円ほどあれば十分かと思いますよ。

Q.大金を持たせるのに少し抵抗があるのですが、現地で両替をする機会はあるのでしょうか?

はい、オリエンテーションの翌日にあります。

 

学校の目の前や近隣に両替所があるので、初回に両替に行くときは、スタッフが一緒についていきます。

オリエンテーションの際は足りないものなどの買い出しもあわせてするので安心ですよ。

また、お子様単独渡航の場合、一人での外出が禁止されているので、こういったオリエンテーションの際に一緒に済ませてしまうといいでしょう。
普段は学校の売店で「おやつを買う」のみだけだと思いますので、大金を持たせる必要はありません。

Q.必要はないとはいえ、もしもの時のために、現金を持たせる以外に何かオススメの方法はありますか?

未成年の方の場合、一人での外出自体が禁止されていますので、親御さんから預かっただけ使い切ってしまう、ということはなかなかないと思います。

 

しかし、やはり緊急の場合に持ち合わせより必要になってしまう、ということもありますよね。
そんな時は、トラベルプリペイドカードを作って持たせるといいですよ。

トラベルプリペイドカードは、事前にお金をチャージしておいて、クレジットカードと同じ要領で支払いができるカードです。

キャッシュカードとしても利用できるので、海外で現金を引き出すことも可能です。

また、「プリペイド」でチャージしてある分しかカード利用できないので、使い過ぎてしまう心配もなく、お子様でも安心です。

足りなくなってしまった場合は、日本から遠隔で追加のチャージをすることができるので、もしもの時に役立ちます。

体調を崩してしまったら

Q.娘の留学にあたり、もう一点とても気になることがあります。
もし体調を崩してしまった場合は、学校ではどのような対応をしてくださるのでしょうか?

学校としては3段階の医療体制を整えています。

 

1段階目:学内の看護師による初期対応
2段階目:医師を呼び、学校で往診
3段階目:病院へ付き添い、検査

だいたいの場合、2段階目までに体調が回復することが多いのですが、やはりその時々により症状も異なるので、必要な処置を受けられるようにしています。

Q.1、2段階目の看護師や医師による診断の時は、言語の問題はどうすればいいのでしょうか?

日本語が話せる学校スタッフが通訳としてつきますのでご安心ください。
 
 
 

Q.医療サービスを受ける時は海外旅行保険が必要かと思いますが、どのようなものに加入するべきでしょうか?

セブにはジャパニーズヘルプデスクという、日本人の医療スタッフがいるサポート窓口があります。

 

体調が悪い時に英語で説明をするのはかなり難しいことが多いので、日本語が使えると安心ですよね。

海外旅行保険については、そのジャパニーズヘルプデスクを利用できるものにしましょう。
例えばエース保険などを利用すると、基本はキャッシュレス対応ですが、一部対応していない海外旅行保険もありますので、事前に確認するようにしましょう。

ジャパニーズヘルプデスクについての詳細は、こちらのウェブサイトから確認してください。

まとめ

この記事では、子どもが一人で留学する際のお金事情と体調不良時の対応についてご紹介しました。

誰しも新しい経験をするときは、不安がつきまとうもの。
ましてや、親元を長期で離れて海外へ行く留学なんてどうすれば…心配になって当たり前です。

事前準備をしっかりとして、不安要素を少しでも取り払って親子共に安心して留学に出発できるといいですね!