フィリピンの留学で携帯電話は使える?現地携帯の購入方法や料金を抑える方法

「フィリピンの留学で日本の携帯電話は使える?」「現地で携帯電話を購入するには?」などの疑問をお持ちの方も多いと思います。

日本の携帯電話はフィリピンでも使えますが、通信料や通話料が高額です。そのため、フィリピンの語学学校やカフェのフリーWi-Fiを使う、無料通話アプリを使うことをおすすめします。

今回は、頻繁にインターネットを利用したい、いつでも通話できる現地の携帯電話がほしいという方向けの内容です。フィリピンでインターネットを利用する方法、フィリピンで通話をする方法、現地で携帯電話を購入する方法を解説します。

フィリピンでインターネットを利用する方法

語学学校やカフェのフリーWi-Fiを利用する以外の方法で、インターネットを利用するには下記の方法があります。

日本キャリアの海外定額プランを利用する

docomo、au、SoftBankの携帯電話を使っている場合、各キャリアが提供している海外定額プランを利用できます。海外定額プランは、海外でも一定額の料金でインターネットを利用できるサービスです。

表:各キャリアの海外定額プラン

キャリア海外定額プラン名料金
docomo海外1dayパケ980円
au世界データ定額980円
softbank海外パケットし放題2,980円

※利用機種によってプランに対応していない場合があります。

各キャリアは、海外定額プランをかんたんに利用を開始できるアプリを提供しています。既にフィリピンに滞在中の方は、Wi-Fiを使ってアプリをダウンロードすることで、定額プランを利用できます。

海外定額プランを利用しない場合の海外パケット料金は非常に高額で、docomoを例に挙げると1KBの通信で1.6円の料金が発生します。定額プランを利用せず、日本と同じ感覚でインターネットを利用すると1日で数万円の高額請求になります。

SIMフリーの携帯電話を使って現地のインターネット回線を利用する

SIMフリーの携帯電話を持っている方は、フィリピンでSIMカードを購入しましょう。そして、iPhoneやAndroidに挿入することで、現地のインターネット回線が使えるようになり、低額でインターネットを利用できます。

SIMカードは、フィリピンの空港やショッピングモール(携帯電話ショップ)で約40ペソ(約90円)で販売しています。空港でSIMカードを購入すると、その場でSIMカードの挿入や設定を行ってくれるため、空港での購入をオススメです。ショッピングモールでも、約15円支払えばSIMの挿入や設定をしてくれます。

フィリピンでSIMを提供している大手のキャリアは「SMART」「GLOBE」「SUN」の3つ。中でも通信が安定している「SMART」「GLOBE」がおすすめです。

SMARTが提供している「SurfMax 999」というプランは、30日間インターネットが使い放題、料金は30日で999ペソ(約2,200円)です。1日に800MB以上の通信があると通信制限がかかりますが、1日中動画を見続けるくらい使わなければ問題ありません。

また通話も利用したい方は、プラン加入時に伝えることで、併せて通話プリペイドのチャージや設定をしてくれます。フィリピン国内の通話は1分で約15円、国外(日本など)への通話は1分で約50円です。

インターネットでSIMロックを解除する方法

2015年5月以降に発売された機種を使っている方は、docomo、au、SoftBankの会員専用ページからSIMロック解除ができます。SIMロック解除の条件は「2015年5月以降に発売された機種であり、機種購入日から101日目以降」です。

機種本体を一括払いで購入している場合、機種購入日から100日以内でもSIMロックを解除できます。インターネットからのSIMロック解除手続きは各キャリア無料。ショップ店頭での手続きでは3,000円必要です。

SIMロック解除後は、フィリピンでSIMカードを購入して1ヶ月約999ペソ(約2,200円)でインターネットを利用できます。

フィリピンの携帯電話ショップには、約300ペソ(約700円)で既に持っている携帯電話のSIMロックを解除してくれるサービスがあります。ただし、正規の手順以外でSIMロックを解除し、それが原因で携帯電話が壊れた場合、日本のキャリアは保証してくれません。なるべく自分自身で、インターネットからSIMロックを解除するようにしましょう。

モバイルWi-Fiを使う

モバイルWi-Fiがあれば、留学中いつでもインターネットを利用でき、1日あたりのレンタル料も決まっているので安心です。日本でモバイルWi-Fiを借りる方法と、フィリピンでモバイルWi-Fiを購入する方法を解説します。

日本でモバイルWi-Fiを借りる

日本でモバイルWi-Fiを借りる場合、レンタルの申し込みをして宅配か空港のカウンターでルーターのセットを受け取ります。空港のカウンターでレンタルする場合も在庫の関係上、事前に申し込みが必要です。

レンタルしたルーターはすぐに使用できるように充電されています。セットに同梱されているIDとパスワードをルーターに入力すれば、すぐに携帯電話からWi-Fiに接続が可能です。

帰国した後のルーターの返却は、宅配か空港のカウンターで行います。延滞が発生した場合は返却時に延滞料金が発生します。

海外用のモバイルWi-Fiの料金は、1日あたり250円~1,000円程度。1日の通信料が250MBのプランや無制限のプランがあります。インターネットで調べ物をしたり少し動画を見たりする程度なら、1日の通信料は250MB程度のプランで良いでしょう。

日本国内向けのWiMAXやYahoo! Wi-Fi、Pocket WiFiなどを使っている方は、そのままフィリピンでは使えません。ルーターの機種によっては、フィリピンで購入したSIMカードを挿入することで動作する場合もありますが、メーカーは動作保証をしていないので自己責任になります。別途、海外用モバイルWi-Fiをレンタルするのが良いでしょう。

通信会社によっては、フィリピンに対応していない海外用モバイルWi-Fiもあります。フィリピンに対応している海外用モバイルWi-Fiをレンタルしましょう。

フィリピン対応のモバイルWi-Fi
  • Wi-Ho(ワイホー)
  • フォートラベル GLOBAL WiFi
  • イモトのWiFi

フィリピンでモバイルWi-Fiを購入する

フィリピンでは日本のようにWi-Fiルーターのレンタルがありません。そのため、モバイルWi-Fiのルーターがほしい場合は機種本体を購入し、Wi-Fiルーター用のプリペイドカードをロード(チャージ)して使用する必要があります。

通信キャリア「SMART」が販売しているモバイルルーター端末「SmartBro LTE」の場合、ルーター本体の値段が約5,000ペソ(約11,000円)です。30日インターネット使い放題の「SurfMax 995」という通信プランであれば、30日で995ペソ(約2,200円)です。

2ヶ月以上フィリピンに滞在するのであれば、日本国内でWi-FiルーターをレンタルするよりもフィリピンでWi-Fiルーターを購入した方が料金は安くなります。

フィリピンで通話をしたい場合

フィリピンで日本の携帯電話を使って、国際電話を発信すると1分で175円かかります。

表:各キャリア1分あたりの国際電話料金

キャリア日本への通話料金滞在国内の通話料金
docomo175円75円
au175円75円
SoftBank175円70円

フィリピンで通話料を安くする方法を紹介します。

フィリピンでプリペイド携帯を購入する

フィリピンでプリペイド携帯(SIMフリー端末)を購入することで、通話とメールが利用できます。フィリピンの携帯電話は、購入時に書類の提出などは必要なくかんたんに購入できます。プリペイド携帯の通話料は、フィリピン国内の通話が1分で約15円、国外への通話が1分で約50円です。

プリペイド携帯を利用するには、携帯電話本体(約1,300円)、SIMカード(約90円)、プリペイドカードを空港やショッピングモールで購入します。購入したSIMカードは、携帯電話本体に挿入し、プリペイドカードはSIMカードにロード(チャージ)します。

購入した「100ペソ」「500ペソ」と金額が書かれたプリペイドカードのロードの手順は以下の通りです。

キャリア「GLOBE」の場合
1. プリペイドカード裏面の銀色の部分を削り取ります。
2. 携帯電話で「223」の番号に電話をかけます。
3. プリペイドカード裏面にある「Card No.」の数字を入力して「#」を押します。
4. プリペイドカード裏面にある「Card Pin」の数字を入力して「#」を押します。
5. 携帯電話にチャージ金額が表示されます。
6. 携帯電話のメッセージ機能を開いて「8080」宛にメッセージを作成します。
7. 「GOALLNET200」と全て大文字で入力して送信します。

携帯電話にプリペイドカードをチャージしただけでも電話やメールを使えますが、電話料金やメールの通信料を安くするためにプロモと呼ばれるサービスを使います。プロモを使うと、「電話が○○分無料」などのプランが適用されます。

上記手順の「GOALLNET200」がプロモ送信の例です。「GOALLNET200」を送信すると、200ペソ(約450円)がチャージ残高から差し引かれ、7日間410分の無料通話ができ、SMS(メール)が7日間無料になります。他にも1日間パケット定額通信になる「SUPERSURF50」が50ペソ(約100円)などもあります。

上記のチャージ手順は、空港やショッピングモールでプリペイドカードを購入したときに店員さんにお願いできます。自信のない方は店員さんにお願いしましょう。

また、プリペイドカードを購入せずにロードできるオートロードという方法があります。オートロードはコンビニや携帯ショップでロードを行ってくれるサービスで、Suicaのオートチャージのように残高不足になった時に自動的にチャージされるサービスではないので注意しましょう。コンビニや携帯ショップで「○○ペソ分をオートロードしたい」と伝えて料金を支払うことでオートロードは完了します。オートロードすると、携帯電話にロードされた旨を伝えるメッセージ通知が届きます。

LINEやFacebookメッセンジャーの無料通話を使う

LINEやFacebookメッセンジャーの無料通話は、インターネットを利用するため、通話料はかかりません。インターネットが使えるのであれば、フィリピン内での通話や日本への通話は、LINEかFacebookメッセンジャーの無料通話をオススメします。

Skypeの国際通話機能を使う

日本の固定電話や携帯電話に直接電話をかけたい場合、インターネットを利用したSkypeの国際通話機能がオススメです。Skypeでのフィリピンと日本の国際通話料金は1分で約12円と格安です。

Skypeで国際電話の機能を使いたい場合、事前に1,500円もしくは3,500円のSkypeクレジットをチャージしておきます。クレジットカードを登録しておくことで、自動チャージの設定も可能です。

結論:フィリピンで携帯電話を安く使うには

1ヶ月以内の短期留学であれば、語学学校やカフェのフリーWi-Fiを利用して無料で携帯電話を使えます。長期留学の方やいつでもインターネットを利用したい方は、SIMフリーの携帯電話とフィリピンで購入したSIMカードを使うことで、インターネットの通信料は1ヶ月2,200円程度に抑えられます。

通話はLINEやFacebookメッセンジャーの無料通話をメインで使用して、日本の固定電話や携帯電話に国際電話をかけたい場合のみSkypeを利用すると良いでしょう。