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オーストラリア留学したいなら覚えておきたい最低限やるべき6つの準備

オーストラリア留学したいなら覚えておきたい最低限やるべき6つの準備

留学したいと思っても、どこから準備をすればよいのかわからない方は多いと思います。

留学する国や学校、宿泊先を決めるだけでは、留学準備としては実は不十分。例えば、携帯電話の解約を忘れていて、留学期間中もお金を払い続けていたなんてことも…。

今回は、留学を決めたら最低限やっておきたい、留学前に決めておくべきこと、チェックしておくべきことをまとめました。

1.留学の目的を明確に決める

海外留学をしようと思い立ったときにはじめに考えるべきことは、「どのような目的で留学するのか」を明確にすること。一言で留学と言ってもいくつかありますので、自分に合った留学スタイルを検討しましょう。

語学留学

語学の習得を目的とした、最もオーソドックスな留学のスタイルです。期間は1週間から1年以上までと幅広く、カリキュラムのレベルは、初級者から上級者まで対応しています。指導の方法、在校生の国籍、寮の有無など、学校ごとに特徴がありますので、自分にあった語学学校をじっくり選ぶことが大切です。初めて留学をする方や、集中して勉強したいと考えている方におすすめです。

ワーキングホリデー

ワーキングホリデーとは、ワーキングホリデービザを発行してもらうことで、定められた期間内で就学や就労、観光ができる制度のこと。18~30歳の日本国民であれば、ワーキングホリデー協定が結ばれた地域内で1年から2年滞在できます。ワーキングホリデーの期間中は、アルバイトをしながら語学学校に通ったり、観光を楽しみつつアルバイトもしたり、ある程度自由に行動できます。語学の習得だけでなく、その国の滞在そのものを楽しみたいと考えている方におすすめです。

海外進学

現地の大学に進学する方法です。正規の方法で入学する場合もあれば、1年間の期間限定で入学する場合もありますし、条件付きで入学することもあります。
日本の大学にはない学問を勉強することができる点が魅力です。語学の習得も期待できますが、現地の大学では英語で講義が行われますので、ある程度英語を理解できている上級者向けです。

キャリアアップ留学

語学の習得に加え、専門技術を学ぶために留学する方法です。観光、ビジネス、ホスピタリティー、英語教授法など、様々な分野の先進技術を学べます。年齢制限は基本的にないので、多くの年代の方がチャレンジできます。外国語に加えて武器になるビジネススキルが欲しい方におすすめです。

2.滞在先を決める

留学する国を決めたら、次は留学先での滞在方法を決めます。語学学校では、滞在方法が指定されていることもありますので、あらかじめ学校に確認してみてください。

学生寮

現地の大学や、語学学校に留学する場合に多いパターンです。学校ごとにまとめて生徒が入居している場合がほとんど。基本的に、部屋は相部屋ですが、一人部屋の学校もあります。学校によっては、講師と同じ部屋になることもあるようです。より多くの外国人と身近に接することが出来ることがメリットですが、文化や慣習の違いによるトラブルや、盗難などの可能性があることには十分注意しましょう。

メリット
  • 多くの外国人と話す機会が持てる
  • 生活の基盤がしっかりしているため安心
  • デメリット
  • 文化や慣習によるすれ違いの可能性
  • 盗難などの犯罪が起きる可能性
  • ホームステイ

    ホストファミリーのもとで一緒に過ごすパターンです。家族と寝食をともに過ごすのでより深い交流をすることができ、留学が終わった後も交流を続ける人も多いです。
    また、家事などは家族と協力してするので、自身の負担が少なくなるのも大きなメリット。
    しかし、ホームステイ先での暮らしに馴染めなかった場合、両者ともに大きなストレスになってしまうので注意が必要です。これ以上耐えきれないという場合には、相談役との話し合いの上でホストファミリーを交代してもらうこともあります。

    メリット
  • ホストファミリーと親密な交流ができる
  • 家事の負担を減らすことができる
  • デメリット
  • ホストファミリーと合わなかったときに苦労する
  • アパート

    現地のアパートの情報は、語学学校などに掲示されています。ルームシェアを行う場合もありますが、1人で住むことも可能です。どちらにせよ、自分のペースで生活できることが最大のメリットだと言えます。

    しかし、現地で賃貸契約を結ぶ場合には、英語で書かれた契約書に目を通さないといけないほか、他の手続きも英語で済ませなければいけません。加えて、外国では短期間の居住契約は結べない場合もあります。英語を使いこなす必要があるため、上級者向けの方法です。

    メリット
  • 自分に合った生活スタイルを送れる
  • デメリット
  • 手続きが難しい
  • 短期間の居住はできない場合がある
  • 3.ビザを取る

    留学に行く場合は、ビザが必要になることが多いです。就学、就労、ワーキングホリデーで必要なビザが異なるだけでなく、各国によって手続きの方法や必要な書類が異なります。留学先の国の大使館のホームページなどをチェックして、あらかじめ必要なビザを申請しておきましょう。留学アドバイザーに相談するのも有効です。

    4.航空券を準備する

    往復

    帰国日程があらかじめ決まっている短期留学の場合は、はじめから往復のチケットを抑えている場合がほとんどです。
    往復チケットには3種類あります。自分のプランにあったチケットを選びましょう。

    FIX
    基本的に日程の変更ができないタイプのチケットですが、その分料金は割安です。1週間~1ヶ月程度の、短い期間での留学をする際におすすめです。

    オープン
    空きがあれば日程の変更ができるチケットですが、FIXに比べてやや割高です。半年から1年の留学をする人におすすめ。

    FIX+オープン
    上記の2つを組み合わせたプランです。出発日は決まっているけど、帰国日はもう少し考えたい方におすすめです。

    片道

    1年以上の長期留学をする場合、帰国日が決まっていないことが多く、片道のチケットだけを購入するケースがほとんどです。片道の場合、急に帰国しないといけなくなった場合に対応できるのも大きな強みです。

    ただし注意点もあります。片道チケットは、不法滞在などを避けるために「確実に出国するとわかっている人」にしか発行しません。場合によってはビザや出国できるかどうかの預金をチェックされることもありますので、あらかじめ準備しておくようにしましょう。

    5.日本の住居の管理

    留学に行く前に、日本の家を管理するかを考える必要があります。実家暮らしの場合は特に心配ありませんが、一人暮らしでマンションやアパートを借りている場合、今住んでいる家をどうするか決めなければいけません。考えうる3つの選択肢を用意しましたので、それぞれのメリットデメリットから、最適な方法を選びましょう。

    解約する

    今の家に住み続けなくてよいと考えている方は、思い切って解約してしまうのがおすすめ。出発と同時に解約することで、留学期間中にかかる家賃を抑えられます。日本の自宅のことを気にする必要がありませんので、気持ちも楽ですね。

    しかし、帰国するときに住む家を確保し直さなければいけません。この場合、いきなり新しい家を契約するのではなく、一旦ウィークリーマンションなどに泊まってから新しい部屋を探す方法もあります。

    メリット
  • 留学期間中の家賃がかからない
  • 日本の家の心配をしなくて良い
  • デメリット
  • 帰国時に新しい家を契約する必要がある
  • 空室のまま契約する

    帰ってきても同じ家に住み続けたいと考えている方や留学期間の短い方は、空室のまま契約するのもおすすめ。帰ってきても家がある安心感はある一方、家賃を2軒分払ったり郵便物が溜まったり、部屋が汚れたり傷んでしまうリスクもあります。

    ただし大家さんと相談することで、このリスクを軽減できることもあります。相談したことで、郵便物の管理や部屋の換気などは引き受けてくれたケースもありますので、事前に大家さんと相談してみましょう。

    メリット
  • 帰ってきても元の部屋に住める
  • 引っ越しにかかる費用はゼロ
  • デメリット
  • 家賃を2軒分払わなければいけない
  • 郵便物が溜まる
  • 部屋が汚れたり傷んだりする
  • ※大家さんとの相談で解消されることもある

    留守宅管理サービスを利用する

    今の家はそのままにしておきたいけど、留学期間中の家の管理もしっかりしたい、という方は専門の業者に依頼するのがおすすめ。家の換気や掃除はもちろん、郵便物の管理や庭の管理、家の破損箇所の確認・報告まで多くの作業をこなしてくれるので、不在中も家をキレイに保つことができます。しかし、その分の料金は発生しますので、家庭で相談の上利用を検討されてみてください。

    メリット
  • 不在中でも家を清潔に保てる
  • さまざまな管理作業に対応可能
  • デメリット
  • コストがかかる
  • 6.携帯電話の確認

    海外に行く場合、日本で使っている携帯電話の契約を見直す必要があります。ここではおすすめの4つの方法について紹介します。

    SIMカードを入れ替えてそのまま使用する

    2015年5月からSIMロック解除が義務化されたことにより、国産のスマートフォンでもSIMフリー化できるようになり、SIMフリーのスマートフォンが流通するようになりました。現在使っているスマートフォンのSIMロックを解除すれば、現地のSIMカードと交換して現地でも同じように使えますので、事前に各キャリアの窓口に相談しましょう。

    自分のスマホはWi-Fi機として使用、通話はプリペイド機を使う

    日本で使用しているスマートフォンは、海外に持ち出すと使用できなくなります。しかしWi-Fiを利用すれば、LINEやTwitter、Facebook、インスタグラムなどデータ通信は可能です。電話番号を利用した通話はできなくなりますが、Skypeや各SNSの通話機能で代用することも可能です。

    通話の機能を利用したい場合は、現地でプリペイド機を借りて併用する方法もあります。プリペイド機とは、本体を購入した上で、使う分だけお金をチャージして通話するもの。料金は使う分だけしか発生しませんので、予算を抑えたい方におすすめです。

    SIMフリー端末を使う

    はじめからSIMフリー機を使っている場合は、現地で対応しているSIMカードを購入し、付け替えることで現地でも利用できるようになります。
    SIMフリー機は世界共通ですので、日本で調達しても現地で調達しても同じように使えます。

    解約する

    1年以上の長期留学を行う場合、思い切って携帯電話を解約することも1つの手段です。新しくSIMフリー機を購入すれば、日本に帰ってきてからも使えます。契約している携帯電話のプランによっては解約の際に違約金が発生する場合もありますので、詳しくは契約している携帯キャリアにご確認ください。

    まとめ

    留学をするには、たくさんの準備が必要です。大変ですが、見落としがあると余計な出費が発生してしまうこともありますのでしっかりチェックしておきましょう。

    現地での生活を想像しながら準備を進めていくと、気分も高まるのでおすすめ。段取り良く準備を進めて、充実した留学生活を送ってください!