【場所別紹介】カナダ留学にオススメの5つの都市とその特徴

2006年、UNESCOによって「世界でもっとも暮らしやすい国」に選ばれたカナダ。
気候が穏やかで治安もよく、欧米諸国のなかでも生活環境が整っており、世界的に有名な大自然や文化建築、教育環境も充実しています。

日本食のレストランや食材店など日本人が馴染みやすい場所も多いので、毎年多くの日本人がはじめての留学先やワーキンギホリデー先として選んでいます。

また、カナダは英語圏のなかでも物価が安く、イギリスやオーストラリアなどに比べて留学費用を抑えられます。まず学費は1週間で2万円前後~3万円台、1ヶ月で8~11万円程度。学生寮ならひと月の家賃は7万円~11万円程度。生活費も、カナダの場合は食材に税金がかからないため、自炊をすれば節約できます。学費、家賃、生活費を合わせて、カナダ留学の予算は1ヶ月25万程度を想定しておけば十分でしょう。

ではここから、カナダの留学先として人気の土地別に、その場所の特性や暮らしやすさ、オススメのポイントを紹介していきます。

バンクーバー

都会と自然が溶け込み、日本人が馴染みやすい都市

世界でもっとも住みやすい都市としてもランクインする、バンクーバー。

近代的でおしゃれな街並みのイエールタウンや、カナダ国定史跡に認定されている最大かつ最古の庭園・スタンレーパークなど、観光的な見どころもあります。大都市でありながら、大西洋を望む西海岸を散歩できるなど、自然も堪能できるところがバンクーバーの魅力。

夏場の気候は、日中気温が20℃~27℃と涼しいことが特徴です。まれに30℃を超えることもありますが、湿気が少なくドライなので、汗をかくことも少なく、過ごしやすい気候です。冬はほぼ毎日雨が降りますが、高緯度ながら寒さはそれほど厳しくありません。

また、欧米諸国やアジアからの移民が多く、日本人も多く住む場所です。日本語対応のエージェントが多く、日本食のレストランやスーパーもあるので、はじめての留学や英語力に不安があるならバンクーバーがおすすめです。

トロント

都会的な生活が送れる、国際色豊かなカナダの最大都市

世界中から人が集まり、カナダ経済の中心地として知られる同国の最大都市・トロント。

街には14ヶ国語以上が飛び交い、チャイナタウン(中国)、リトルイタリー(イタリア)、グリークタウン(ギリシャ)などがダウンタウンに充実し、日本食のレストランもあります。トロントは、世界でも有数のコスモポリタンシティなのです。

ショッピングやスポーツ観戦、演劇などエンターテイメントも充実しているため、都会的な生活ができる場所。そんな大都市ながら治安もよく、街並みは整備が行き届いており清潔です。

またトロント最大の魅力は、ナイアガラの滝へ1時間で行けること。ニューヨークやシカゴへも数時間で行ける距離のため、留学中は週末の旅行も楽しめるでしょう。

夏は30℃近くの真夏日が続きますが、冬の寒さは厳しいです。11月頃から雪が降りはじめ、1~2月は最低気温マイナス20℃という極寒です。5月頃まで寒さが続くので、短期留学なら夏がオススメです。

カルガリー

気候の穏やかさ、生活のしやすさはカナダ国内トップクラス

ロッキー山脈の麓に位置するカルガリーは、石油産業によって急成長を遂げている活気ある街。その恩恵を受けて州税が0%のため、カナダ国内でもっとも生活費を安くおさえられるのは、留学生にとって一番の魅力といえるでしょう。※すべての州・準州で連邦税5%がかかります

もう一つの魅力は、年間300日以上が晴れという気候の穏やかさ。カナディアンロッキーの玄関口として大自然にも恵まれ、人気観光地のバンフまで車で1時間、レイクルーズへは2時間ほどで到着でき、アウトドアアクティビティが盛んな点も留学生には魅力的です。

バンクーバーやトロントに比べると日本人や外国人が少なく、街のほとんどがカナダ人のため、英語環境は作りやすいと言えます。環境柄、のんびりとした雰囲気が街に漂い、住民は純朴でフレンドリー。街の安全性や生活水準ともに高いので、外国人留学生も受け入れられやすく、過ごしやすい街といえるでしょう。

ビクトリア

カナダ人憧れの都市。英国風の美しい街並みが魅力

バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州の州都で、バンクーバー島の南端部に位置するコロンビア。

かつてイギリスの植民地だったことから、街の中心地である「インナーハーバー」周辺には、州議事堂やホテルなどイギリス調の格式高い建造物が立ち並びます。

三方を海に囲まれているため、気候は一年を通して温暖。夏の平均気温は21℃と過ごしやすく、30℃を超えることはありません。冬はもっとも冷え込む1月でも気温は3℃ほどで、雨は降りますが雪はほとんど降りません。

また、現地のカナダ人が、住むことに憧れを抱く場所で、リタイヤ後に移り住む高齢者も多いそう。そのため、街全体がのんびりとしており、治安の良さはカナダ随一。凶悪事件はほとんど起こりません。人口約37万人と街自体はこぢんまりとしていますが、複数の語学学校や大学などの教育機関は充実。バンクーバーやトロントのようなシティライフを送るのではなく、田舎のような落ち着いた環境で英語学習に集中したい人にオススメです。

モントリオール

英語とフランス語が身につくバイリンガル都市

セント・ローレンス河に面した旧市街が「北米のパリ」と呼ばれるカナダの第二都市、モントリオール。石畳の道路やネオ・ゴシック調の教会など、フランス文化の影響が色濃い異国情緒あふれる街並みが魅力です。英語とフランス語が公用語のため、英語と一緒にフランス語も学びたいという人には最高の環境です。

気候は、夏は30℃を超える真夏日があるものの、夜は10℃前後と涼しいです。冬は11月から4月まで雪が降ることもあり、寒さのピークを迎える1月は日中でもマイナス10℃、夜はマイナス20℃と寒さが厳しいので覚悟が必要です。

またカナダのポテト料理「プーティーン」の発祥の地でもあり、料理がおいしいことも魅力のひとつ。レストランの数が多く、おしゃれなバーやクラブなども充実しているので、留学中は仲間と楽しい週末を送れるでしょう。