【入学編】アメリカ(カリフォルニア)の大学へ留学したときに驚いたこと

わたしは、日本の短期大学を卒業後、アメリカの短期大学へ入学。その後、アメリカの四年制大学へ編入し、卒業をしました。

アメリカの大学を卒業していると話せば、「じゃあ、高校でいっぱい勉強したんだねぇ」「試験受けにアメリカまで行ったの!?」「英語ペラペラなんだねー」などとよく言われますが、お恥ずかしいことにどれも答えは「NO」です。

どちらかと言えば、学業の成績は中くらいで、英語も人よりできたとは思いません。そして、入試を受けにわざわざ渡米なんてしていないのです。アメリカの大学に入ることはとても大変だと誤解をされている方がいるかもしれませんが、私からすると日本の大学に入るほうがよっぽど大変だと思っています。

もちろん、アメリカでも名門大学(ハーバード大学やコーネル大学といったアイビー・リーグや、州立大学のなかでもパブリック・アイビーと呼ばれるUCLAやバージニア大学など)に入るとなれば、良い成績や高い英語力のほかに推薦状なども必要となります。ただ、そこまで高いレベルを目指すのではないならば、アメリカの大学に入ることは難しくないのです。

今回は、そんなアメリカ(カリフォルニア)の大学へ留学したときに驚いたこと【入学編】と題し、4つのトピックをご紹介します。

 

アメリカ(カリフォルニア)の大学へ留学したときに驚いた4つのこと【入学編】

1. 短期大学から四年制大学へ編入するのが一般的

まず、アメリカでは日本とは異なり、短期大学から四年制大学へ編入するというのがとても一般的です。

アメリカでは4年間の大学生活の最初の2年間は、一般教養科目が必修となっています。そのため、最初の2年間は学費の安い短期大学で必修科目の単位を取得し、それを引き継いで四年制大学へ編入。その後、専攻科目を履修するという方法を選ぶ留学生が多いです。

短期大学の出願に必要な書類は

  • ・願書
  • ・最終学歴の成績(英文)
  • ・TOEFLのスコア
  • ・エッセイ
  • ・残高証明書

だけです。入学のために勉強をしたのはTOEFLのみなので、日本の大学へ入学するためにセンター試験の科目をいくつも勉強するのに比べたら、楽チンに思えますよね? 短期大学であれば、求められるTOEFLのスコアもいきなりアメリカの四年制大学へ進むよりは低いので、留学の夢を叶えやすいでしょう。

もちろん、最初から四年制大学へ進めるほどの高スコアを取ってから留学をするのが理想なのかもしれませんが、わたしとしては、ある程度の英語力で渡米し、2年間の短期大学生活で英語を十分に鍛えることができたので、結果的にはこの順番で良かったと感じています。

 

2. 入学(編入)のチャンスは年に4回もある

短期大学で60単位を履修し、四年制大学へ編入した時に必要だった書類は

  1. ・願書
  2. ・短期大学の成績
  3. ・エッセイ
  4. ・残高証明書

のみとなります。短期大学の出願書類と異なりTOEFLのスコアが必要ないのは、短期大学の英語の授業で一定以上の成績をおさめていたからです。

なお、アメリカの四年制大学には入学(編入)のチャンスが学校によっては年に4回(クウォーター制:四学期制)もあります。そのため、どうしても目指している大学に入りたい人は、一度ダメでも短期大学で授業を履修しなおして成績を上げたり、ボランティア活動をしてエッセイに書けるようにしたりと、入学に向けた対策を行うこともできます。その点からも、短期大学からの編入という手順をとるのがおすすめなのです。

 

3. 入学の時期がバラバラなので入学式はない

私がアメリカの短期大学へ入学したときは、7月の終わりに渡米し、8月初旬にオリエンテーションを受け、8月の終わりから授業開始といったスケジュールでした。先ほど入学のチャンスが年に4回あるといいましたが、入学の時期がバラバラのため入学式はありません

その分、卒業式は盛大に祝う習慣があり、遠くに住んでいる親戚一同までもが参列するなんてことも珍しくありません。同窓会などで集まる際も入学年ではなく、卒業年を基準にします。ちなみに、2010年に卒業をした人たちは"Class of 2010"となるのです。

 

4. 学年による「先輩」「後輩」の区切りは存在しない

入学の時期が違うということは学年の区切りもありません。アメリカの大学では新入生のことを"Freshman"、もうすぐ卒業する生徒は"Senior"と呼びますが、これは学年の区切りとは違います。

アメリカの四年制大学では、卒業するために少なくとも120単位を修得する必要があるのですが(短期大学からの編入の場合は、短期大学で60単位以上を取得したのち、四年制大学にて60単位以上を取得)、取得単位数によって下記のような呼び方があります。

  • 0~29単位:Freshman(フレッシュマン)
  • 30~59単位:Sophomore(ソフォモア)
  • 60~89単位:Junior(ジュニアー)
  • 90単位以上:Senior(シニアー)

ただ、"Freshman"だからどの授業も"Freshman"の生徒とだけ一緒に受けるということではないので、学生生活を送るうえで誰が"Senior"だとかそういったことは全く関係なく過ごします。日本のように学年による先輩や後輩といった区切りもなく、みんなフランクに付き合うのです。

 

さいごに

日本の大学とは大きく異なるアメリカの大学のシステム、いかがでしたか。当たり前だと思っていたことも、海外では全く違ったりするのでおもしろいですよね。ぜひ、留学の際には参考にしてみてください。

他にも授業のスタイルや専攻の決め方など、日本と異なる点はたくさんありますので、今後の記事で紹介していきたいと思います。

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