列に並んでいる人がいても店員はノンビリ! 留学当初のアメリカ生活で驚いた5つのこと

私は現在、アメリカ・ニューヨークで留学をしています。ここでの生活も8ヶ月が過ぎ、日本との違いに対する新鮮な驚きもやや薄れてきました。でも、やはりアメリカで生活を始めた頃は「日本では絶対にこんなことあり得ない!」と生活のすべてが驚きに満ちていたものです。

今回は当初の振り返りの意味も含めて、「私がアメリカでの生活を始めて驚いたこと」を5つご紹介いたします。

 

1.大学生の授業に対する意識が違う

まず僕が驚いたのは、アメリカの大学生の授業に取り組む姿勢です。

学校の規模、校風、レベルにもよりますが、一般的に大学の授業は比較的少人数で行われ、多くの学生が自ら手を挙げて発言しています。先生との会話も多く、質問のやり取りも頻繁に行われるのです。授業中に居眠りをしている人やスマートフォンをいじっている学生はほんのわずかで、みんなペンを片手に必死に授業に集中しています。

逆に言えば、手を挙げて発言しなければ、クラスへの貢献度が大きく下がり、評定にも影響が出てしまうということ。そして課題の量も、日本の学生と比べると圧倒的に多いのです。

決してアメリカ人が勉強好きというわけではなく、習慣的に授業への参加度が高いようです。授業で積極的に発言することに慣れていなかった僕は、留学当初はかなり驚いたものでした。

 

2.海外で暮らしていても、英語を話せるようにはならない

次に驚いたのは、アメリカに行くだけでは英語は上達しないということです。「そんなの耳にたこができるほど聞いたよ」という声が聞こえてきそうですが、それでも声を大にして言いたいのです。

海外に行けば英語力は上がるんじゃないか、と思っている方も中にはいるかもしれませんが、海外に住むだけでは英語力の上達はほとんど望めませんでした。
やはり英語の上達には、泥臭い努力とたゆまぬ向上心が必要不可欠。環境に努力と向上心が伴ってこそ、英語は上達するようです。

海外に行けば英語力は上達するのでは? と思っていると、「結局、日常会話程度しか話せなかった」ということになりかねません。

 

3.多民族・多国籍国家なアメリカの歴史背景

アメリカという国は、移民によって作られた、多民族・多国籍国家です。

特にニューヨークでは、肌の白い人、黒い人、黄色い人、英語を話す人、スペイン語を話す人、中国語を話す人など、多種多様な人々が生活をしており、「一体、誰がアメリカ人なのか」と思うことも多々あります。中には、英語が話せない人もたくさんいるのですが、それでも国に馴染んで普通に生活できてしまうのがアメリカ。

人種が違っても、英語が話せなくても、みな一様に生活している様子をみて、アメリカの歴史を身を持って痛感したものです。

 

4.レジに人が並んでいても、効率を上げようとしない店

日本では考えにくいことですが、アメリカのお店では、店員の気分によってサービスの態度に大きなばらつきがあることもあります。だらだらとした態度で働いている人、自分のミスを認めない人、口調が悪くいらいらしている人など、日本人の思う「サービス」という言葉からかけ離れている店員が多くいます。

笑顔できびきび働いている人ももちろんいるのですが、「お客様第一」というサービス精神旺盛な日本からアメリカに来ると、その悲惨さが如実に出ます。

また、どんなに行列ができていても、レジの人数を増やすなど仕事のスピードを上げるための改善は試みないことにも驚きました。「列なんて見えない」と言わんばかりに、のんびりとした動作でバーコードをスキャンしている姿を見て、「ああ、やっぱり日本のサービスは世界一なんだ」と強く実感したものです。

ただ、アメリカは店員とお客さんの会話がとてもフランクに行われるので、どんな時でも会話が弾んでいます。「サービスが悪い」という考え方をやめ、店員とお客さんの距離が近い、と考えたほうがいいのかもしれません。

 

5.見知らぬ人にすぐに話しかけられる

日本人に比べて、アメリカ人はおしゃべりが大好きです。男女や年齢を問わず、カフェやバーで隣にいる人と会話を始め、世間話をしているシーンをよく目にします。
また、全く知らない人の誕生日パーティであろうとお構いなしにお邪魔して一緒にお祝いし、その後仲良くなるというケースも稀ではありません。

アメリカ人は、とてもオープンで親しみやすく、たとえ二度と会うことが無くても、すぐに仲良くなってしまうようです。そして散々話した後に “Nice meeting you!” と笑顔で言い合い、さっとお別れをするのです。

日本では、知らない人に気さくに話しかける習慣はあまりありませんが、アメリカという国は、他人への抵抗が小さくフレンドリーな人で溢れているのだと、違いをはっきりと感じました。

今では僕も、知らない人に話しかけられてもすぐに仲良くなれるようになりましたが、これも日本にいるだけでは身につかなかったことだと思っています。

 

さいごに

いかがでしたか? これらは、僕が実際にアメリカで体験し驚いたことをまとめたものです。当時はとても驚いたものの、今ではすっかり慣れてしまった出来事も多くあります。

異国での生活を始めれば、毎日新しい発見があります。それこそが、海外で生活することの醍醐味であり、自分の視野をさらに広げてくれるきっかけになるはずです。

みなさんも海外に行った際には、海外生活を始めた頃だからこそ気づく自分なりの発見を大事に味わって、楽しんでみてくださいね!