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カナダへの航空券を安く購入する方法

カナダへの航空券を安く購入する方法

カナダ留学の準備を進めるうえで欠かせないのが航空券の購入です。事前に準備するものとして、資金面でも大きな比重を占めています。かしこく購入して、できるだけ費用をおさえたいものです。ここでは、カナダ渡航を検討されている方へ、航空券を安く購入するTIPsをご紹介します。

カナダへ安い航空券で行く方法

できるだけコストをおさえてカナダへ行く方法として、ポイントが5つあります。

1. 閑散期に出発する

出発時期に特に縛りがなければ、閑散期(ローシーズン)に渡航するのがもっとも価格をおさえられる方法です。

時期は、真冬である1月の中旬以降〜2月の終わりまでが一年の中でもっともチケットが安い時期です。次に安いのは秋の終わり(10月後半〜12月中旬あたり)、次に春(4月〜6月)。そして、最も高いのがハイシーズンである夏(7月〜9月)です。

2. 航空券を早めに購入する

航空券は、座席の空きが多いほど価格が安くなります。そのため、出発日の半年〜それ以上前に購入するのがおすすめです。まれに、出発直前になっても空席が多く、突然チケットが安くなる場合もありますが、ほとんどの航空券は出発日が近くなるにつれて価格が上がっていきます。

3. 経由便を選ぶ

直航便は、飛行機の乗り換えの心配がなく待ち時間もないので人気があります。渡航時間も最短になるため、その分チケットの価格は高めです。経由地があったり、待ち時間が長くなったりするほど価格は安くなり、直航便とは1万円以上の差がでてきます。カナダへの経由便としては、アメリカ経由やアジア経由などがあります。

4. 出発日は週末や祝日を避ける

出発日が金・土・日・祝日の場合は、通常の曜日より何割か割高になります。また、航空会社によっては、それにプラス指定された曜日が割高になるという場合もあります。チケットを検索する際に、日程をフレキシブルの設定にすることでその価格差を見比べることができます。

5. イベント時期を避ける

クリスマスやゴールデンウィーク、春・夏・冬の長期休みの時期、それから紅葉シーズンなど観光客が旅行に出る時期を避けましょう。1日違うだけで明らかに価格の差がでます。

航空券の種類


ひとことで航空券といってもいろいろな種類があります。それぞれ異なる条件があり、条件が厳しいものの方がより制限があるため価格も安くなる傾向にあります。

正規価格の航空券(普通)

最も価格が高く、自由度が高いチケットです。割引がない分、搭乗日の日程変更が自由、航空会社の変更や払い戻しの手数料が安いなどの利点があります。

PEX航空券

価格は、格安航空券よりもやや高めか同じくらいのチケットです。航空会社が独自に販売している正規割引航空券です。チケットの購入時期や手続きの手数料などに制限や条件が付いていて、その範囲が厳しくなるほど、チケットの価格が安くなる傾向にあります。航空会社から直接チケットを購入することになるので、座席の予約確定やマイレージ加算率が良いメリットがあります。

FIX航空券(格安航空券)

すべての種類の航空券の中で一番安く購入できるチケットです。往路・復路がしっかりと決まっており、基本的に日程変更が不可能で融通が利きません。タイプとしては、1週間FIX、10日FIX、30日FIXなどがあります。

OPEN航空券(格安航空券)

30日、60日、90日、1年OPENなどという期間が設けられていて、その期間内であれば帰国便の変更が可能なチケットとなっています。比較的フレキシブルに予定が組めるので、その分FIX航空券よりも高めとなっています。

片道航空券

カナダに長期滞在予定で、帰りの日程が未定の方におすすめなのが片道航空券です。昔は、片道航空券だと価格が割高になる場合もありましたが、最近は往復価格の約半分、または少しだけ高めの価格となっています。

カナダ留学・滞在など目的別航空券

カナダへ行く目的やビザによって、購入した方が良い航空券の種類は変わってきます。それぞれ滞在目的別に解説します。

観光ビザ(ビジター)

観光ビザで入国の場合は、往復チケットを購入することを強くおすすめします。正式なビザがないため、片道航空券では入国を拒否されるケースもあるからです。期間も6ヶ月以内と短くなるので、一番安いFIX航空券で十分かもしれません。

短期留学

6ヶ月以内の短期留学で学生ビザを所有していない場合には、基本的にはビジターと同じ扱いになるので往復航空券がおすすめです。

学生ビザ・長期

6ヶ月以上の留学で学生ビザを持っている場合は、片道・往復どちらの航空券も購入できます。留学後の予定が決まっている人であれば、FIX航空券(格安航空券)が一番安くなりますが、長期に渡る海外滞在では、その後の進む道への目標が変わるケースもあります。少々高くなっても出来るだけ融通の利くチケットを購入しましょう。

ワーキングホリデービザ

ワーキングホリデーでカナダへ来る場合は、その後ビジターに変更する可能性も考えると1年半という長い期間になります。他の地域へ自由に移動もでき、勉強や就業もできるため、他の都市も見てみたい、ここは合わないから別の地域へ行こうなど、滞在都市や期間が容易に変わる可能性があります。片道航空券、または帰国日程の変更が可能なチケットの購入をおすすめします。

*注意:片道航空券で渡航する場合は、帰国に十分な費用を持っていることを証明するための「銀行の残高証明」などを準備しておくことをおすすめします。残高証明の名義は、パスポートと同一名義であるほうがより安心です。

航空券の購入方法

旅行代理店

格安航空券などを自身で検索して調べるのが面倒な人には、旅行代理店での購入がおすすめです。「出発日はある程度自由に決められるので、◯◯期間の間で一番安いチケットを教えてください」とお願いしてみましょう。

航空券の検索サイト

エクスペディアやSkyscanner、トラベルコなどの検索サイトであれば、カナダ行きのすべての航空会社を比較して購入できます。

航空会社のホームページ

エアカナダやJAL、ANA、デルタなどそれぞれの航空会社のホームページで購入する方法です。時期によっては特別なキャンペーンを行っていたり、最低価格保証を打ち出していたりする航空会社もありますのでチェックしてみると良いでしょう。

まとめ

航空券は、購入時期や渡航時期、航空券の種類によっては数万円という違いがでます。購入のタイミングや滞在目的をしっかりと見極め、お得に購入しましょう。また、現在カナダ渡航の際には「eTA(Electronic Travel Authorization)」の申請が義務付けられています。オンラインで申請ができるので、航空券の購入が済んだら忘れずに手続きを行うようにしてください。