ニュージーランド旅行を満喫&英語力アップ! バックパッカーズホステルのすすめ

ホテルよりもずっと安く泊まれるのに、ガイドブックに載っていないような現地の情報を得られて、さらにさまざまな国の人たちと触れ合い英語力アップにも繋がる…。そんな宿泊施設があるとしたら泊まってみたくないですか?

そんな夢のような宿泊施設を「バックパッカーズホステル Backpacker’s Hostel」といいます。「ユースホステル Youth Hostel」と言えばピンとくる方が多いかもしれません。僕はニュージーランドとカナダの2カ国で合計1年3ヶ月もの間、バックパッカーズホステルに泊まりながら旅をし、ときには1ヶ所に長期滞在して生活をしました。

今回は、バックパッカーズホステルに滞在しているあいだに学んだ、現地の情報を入手したり、英語力をアップさせる方法を紹介します。

バックパッカーズホステルってどんなところ?

バックパッカーズホステルってどんなところ?
©masa osada
まず最初に、バックパッカーズホステル(Backpacker’s Hostel)を知らない人のために、どんな宿泊施設なのか少しだけ説明します。

"Backpacker’s Hostel” の名前の由来は、「スーツケースを持たずにバックパックを背負って旅行するバックパッカーが旅費を切り詰めながら旅する際によく使った宿泊施設」からきています。そのままですね(笑)。

バックパッカーズホステルは、ホテルやモーテルと違って宿泊費が圧倒的に安く設定されています。

ニュージーランドのバックパッカーズホステルの宿泊費は、1泊25NZドル(約2,000円)くらいからあります。対し、ホテルやモーテルは安くても100NZドル(約8000円)から150NZドル(15,000円)ほど。1泊25NZドルがどれだけ安いのか想像できますね。
※1NZドル … 80円換算

その代わり、知らない人と相部屋、トイレやシャワー、キッチンも共同で使うことになります。

バックパッカーズホステルのリビングルーム
▲ 以前、滞在していたバックパッカーズホステルのリビングルーム
©masa osada

ニュージーランドは「バックパッカーズ」がたくさん

ニュージーランドにはバックパッカーズホステルが人口1,000人ほどの街にも必ず1つはあります。大きな街の観光地周辺にはいくつもあります。

「バックパッカーズホステル=汚い安宿」というイメージを持っている人もいますが、ニュージーランドにはBBH(Budget Backpacker Hostels)」という組合があります。BBHに加盟したバックパッカーズホステルはすべて滞在者によるレーティングがおこなわれ、利用者はそのレートを参考に宿を決めることができます。そのためレートが低いところを避けて泊まれば、安くても清潔で快適な旅をすることが可能です。

以前、このBBHに加盟しているバックパッカーズホステルを転々としながら、1ヶ月半くらいかけてニュージーランド縦断旅行をしました。

Wow factor
▲ 以前滞在したPaekakariki(パエカカリキ)という変わった地名にあるバックパッカーズホステルからの眺め
©masa osada

そのときレートが高いところは部屋がキレイなだけでなく、高台に建っていて朝日や夕陽がキレイだったり、自然に囲まれて環境が素晴らしかったなど、何かしら "Wow factor(ワオ! と思えるすごいところ)" がありました。

バックパッカーズホステルを有効活用するたった1つのコツ

バックパッカーズホステルの魅力は「安い」だけではありません。それよりもホテルやモーテルでは得られないガイドブックに載っていないような情報を得られたり、世界中の人たちと触れ合うことで英語力アップに繋がることのほうが魅力と言えます。

でも、自分のベッドスペースに閉じこもっているだけではいけません。ポイントは「共有スペースを利用する」ことです。

バックパッカーズホステルはホテルやモーテルと違い、トイレやシャワーはもちろんキッチンやリビングなど寝るスペース以外のほとんどの場所を他の人と共有しなければなりません。

バックパッカーズホステルを有効活用するたった1つのコツ
©masa osada

夕食時になると宿泊者はそれぞれスーパーなどで食材を買ってきて思い思いに料理を作り始めます。

このキッチンやリビングルームといった共有スペースで隣りに座った人に "Hi, how are you?" と積極的に声をかけたあと、いろいろ質問してみましょう。

Where are you from?
(どこから来ましたか?)

How long have you been in Auckland?
(どのくらいオークランドに滞在していますか?)

Have you been to Waitomo Cave?
(ワイトモ洞窟に行ったことありますか?)

バックパッカーズホステルには世界中から旅行者が泊まりに来ています。

「どこから来ましたか?」という質問から、話をどんどん膨らませていくだけでも、いろいろな国の話を聞けたり、さまざまな英語の訛りを聞く練習にもなります。

特に英語を母国語としない人と話をすることがお勧めです。なぜかというと、お互いが英語をネイティブとしない分、多少文法を間違えても「お互い様」という気持ちが生まれて気楽に話すことができるからです。

仲良くなって翌日、ツアーやアクティビティーを一緒に巡ったり、晩ごはんを一緒に作ったり、その土地土地で新しい友だちができるのは、ホテルやモーテルでは味わえないバックパッカーズホステルの醍醐味です。

またバックパッカーズホステルには、2〜3ヶ月、長いと半年以上滞在している人がよくいます。そういう人はガイドブックに載っていないような穴場スポットを知っていることが多いので、見かけたら声をかけてみるのもお勧めです。

バックパッカーズホステルを予約するとき知っておきたい英単語

バックパッカーズホステルを予約するとき知っておきたい英単語

最後はバックパッカーズホステルを予約するときに知っておきたい英単語を幾つか紹介します。「相部屋」など普段の生活では使わない単語を知っておくと便利です。

Dorm / Dormitory

"Dormitory" はアメリカ英語では「(大学などの)寮・寄宿舎」という意味で使われますが、イギリス英語では主に「相部屋・共同寝室」という意味で使われます。また日本語で「ドミトリー」とそのまま使われることもあります。

"Dormitory" を略して "Dorm" ということもあります。

I want to book a dormitory for 3 nights from 10th July.
(相部屋を7月10日から3日間予約をしたいです。)

Single/double/twin room

バックパッカーズには相部屋の他に個室があるところもあります。
一人部屋を "Single room" 、大きなベッド1つあって2人で泊まれる部屋を "double room" 、シングルベッドが2つある2人部屋を "Twin room" と呼びます。

Do you have any single room available tonight?
(今晩、シングルルーム空いていますか?)

Bunk bed

「二段ベッド」のことを "Bunk bed" といいます。
"Dormitory (相部屋)" は宿泊施設によって「6人部屋」でも、「二段ベッド3つの6人部屋」のところと「シングルベッド6つの6人部屋」のところがあるので、二段ベッドが好きでない場合は予約をするときに、確認しておくことをお勧めします。

Are the beds bunk beds in the dormitory?
(ドミトリーのベッドは二段ベッドですか?)

En suite room

バックパッカーズホステルの一般的な部屋にはトイレやシャワー、キッチンがなく共同のものを使わなければなりません。ところが "En suite room" にはトイレやシャワー、キッチンなどが完備されています。ただしそれらすべてが揃っている "En suite" もあれば、「トイレとシャワーは完備。キッチンは共同キッチン」といった場合もあります。

Does your en suite room provide a kitchen?
(En suite roomにはキッチンは完備されていますか?)

まとめ

海外旅行といえばホテルに滞在することを考えてしまいがちです。しかしバックパッカーズホステルを使った旅は人々と触れ合ったり、その土地のことをもっと深く知ることができて、さらに英語の勉強にもなります。一度このスタイルが気に入るとホテルに泊まるのは物足りないと感じてしまう人すらいるほどです。

まだ一度もバックパッカーズホステルに泊まったことがない方は、次の旅行の時の宿泊先候補に入れてみてください。旅のスタイルが変わるかもしれませんよ。