遊泳可能?クラゲが出る?ゴールドコーストのビーチを楽しむための基礎知識【オーストラリアの海事情】

こんにちは、オーストラリアでワーキングホリデー中のジーナリンです。世界でも有数のビーチリゾートであるゴールドコーストに滞在しています。

南北に約57㎞にわたって伸びる海岸線には、至極のビーチがいくつも点在しています。温暖で比較的穏やかな気候のゴールドコーストでは、1年を通して海に入ることができます。

何キロにも渡って続くビーチですが、基本的に遊泳可能な場所が決まっています。日本のように「海開き」というものがなく、年中通して泳ぐことができますが、そこにはいくつかのルールが設けられており、安全で快適に海水浴を楽しむためにも、ビーチへ行く前にぜひこれらのルールを知っておきましょう!

※筆者調べ

ライフガード・ライフセーバーの存在

オーストラリアのビーチには絶対不可欠なもの、それが「ライフガード」「ライフセーバー」と呼ばれる人たちの存在です。ビーチでの水難事故を未然に防ぐために、ビーチのパトロールや救助をおこなったりしています。これらの活動を総称して「ライフセービング」と呼んでいます。

「ライフガード」は市の職員として、ライフセービングを職業にして活動している人たちです。一方「ライフセーバー」はボランティアの監視員になりますが、ライフセーバーになるためには資格が必要であり、またその資格保持のために各シーズン毎に厳しい試験をパスしなければなりません。(筆者調べ)

毎年おこなわれているライフセービング競技大会はオーストラリア中で注目されています。

 

遊泳区間内で泳ごう!

「サーフィンの聖地」と呼ばれるゴールドコーストは、波が高くサーファーにとっては最高の海ですが、逆に見れば、波が穏やかではなく潮の流れも激しいので、実際は海水浴にはあまり向いてません。

そんな危険な海を監視し、そして快適に海水浴を楽しむことができるように整えてくれているのがライフガード・ライフセーバーたちなのです。

遊泳可能?禁止?旗でお知らせ!

毎朝、ライフガード・ライフセーバーたちが海の状態を確認し、遊泳区間を決めています。遊泳可能な場所には赤色と黄色の旗が掲げられていますので、必ずその旗の間で泳ぐようにしましよう。

旗の外が泳ぐのに危険なのは、監視の目が行き届かないということだけでなく、そのエリアには危険な潮流が潜んでいるからなのです。流れが激しかったり、海底へ引きずり込む危険な潮の流れが発生していて、溺れてしまう危険性が高い場所でもあります。

また、ほかに「赤色の旗」「黄色の旗」が掲げられていることがあります。赤色は「遊泳禁止」、黄色は「注意して泳ぎましょう」を意味します。

ライフガードやライフセーバーが活動する時間は、時期にもよりますがだいたい朝8時から夕方5時までの時間帯です。この時間帯を守って海水浴を楽しみましょう。

 

お酒を飲んではいけません!

日本とオーストラリアでは文化の違いを感じることが多々ありますが、大きな違いの1つに「飲酒」に関する法律があります。日本では、ビーチに海の家があってお酒を飲む光景は普通かと思いますが、ここオーストラリアではそうはいきません。

オーストラリアでは飲酒に関する法律が厳しく、公共の場でお酒を飲むことは禁じられています。ビーチに限らず、公園やその辺の広場や一般道でもお酒を飲んではいけません。ライセンスを保持したお店(レストランやバー)の敷地内でのみ飲酒が許されています。

オージーのなかには、ボトルに覆いをしてラベルを隠したり、あるいは別のペットボトルに移しかえるなどの手段を取る人もいるようですが、警察に質問された時には中身を確認され、違反した場合には多額の罰金を課せられることになります。

暑い日差しの中、海を眺めながらビールを飲む。そんな格別の時間を過ごしたくなる気持ちは分かりますが、ついつい買ってきたお酒をビーチで飲むことのないように気を付けましょう。

 

その他気をつけるべきこと

そのほかにもビーチを利用するには細かなルールが定められています。ルールは場所によって多少異なりますが、ビーチへと続く道の入り口には看板が掲げられていて、注意書きがありますので確認するようにしましょう。

大体共通して、以下のことが禁止されています。

・ゴミのポイ捨て
・火器の使用
・喫煙
・車やバイクの乗り入れ

 

ビーチで過ごす際の注意点

また、禁止事項ではありませんが、ビーチで過ごす際に注意すべきことも紹介します。

日焼け対策は万全に!

オーストラリアは日本の5倍の紫外線が降り注いでいるといわれています。特に陽射しがかなりきつく、太陽が肌にあたると焼けているのが分かるくらいじりじりと感じます。肌を焼きたいと思っている人は、短時間で十分です。

ビーチだけでなく、海の中でももちろん焼けますので、必ず日焼け止めをつけるようにしましょう。現地でも日焼け止めクリームを買うことはできますが、特に女性で顔に塗るものは、肌に合う合わないがあるので日本から持参したものを使うことをおススメします。

 

サメとクラゲに注意

遊泳区間内にサメが出没することはほとんどありませんが、サーフィンを楽しみたい方は注意が必要です。「シャークアタック」といってサーファーは常にサメに注意を払っています。数年前にゴールドコーストのずっと南のポイントで日本人サーファーがサメに襲われて亡くなるという事故も起こりました。

夏(11~2月)の時期はクラゲが発生する時期でもあります。クラゲがいるポイントはライフセーバーやライフガードがあらかじめ遊泳禁止ポイントに指定していますが、遊泳区間内で出ることもあります。くらげに刺されたら、ライフガード・ライフセーバーが処置を熟知していますので、慌てず騒がず速やかに監視委員に治療してもらいましょう。

 

まとめ

今回は、

ライフガード・ライフセーバーの存在
遊泳区間内で泳ごう!
遊泳可能?禁止?旗でお知らせ!
お酒を飲んではいけません!
その他気をつけるべきこと
ビーチで過ごす際の注意点
日焼け対策は万全に!
サメとクラゲに注意

を紹介しました!

世界的に人気のビーチリゾート「ゴールドコースト」。真っ白なビーチがずっと続く眺めは圧巻です。日差しが眩しく海が青い、開放的で陽気な人々に囲まれ、まさにバカンスを楽しむには最高の場所です。

ゴールドコーストの代名詞であるビーチは、その見た目とはうらはらに危険も潜んでいます。安全で快適なビーチライフを送るためにも、ルールを守って楽しみましょう。