Soma
(更新)
こんにちは。
セブ在住ライターのそうま(@Soh0806)です。
今回、セブの買い物スポットとしてご紹介したいのが “セブ庶民の台所” といわれる「カルボンマーケット」!
カルボンマーケットは、魚や肉、野菜や果物といったさまざまな食材から、衣類や日用品にいたるまで、なんでも買い物ができてしまう現地の人には欠かすことのできない市場です。
しかも、ほとんどが現地の安い価格で売られています・・!
今日は、カルボンマーケットで実際に買い物をした経験から、マーケットの様子から注意点まで、買い物体験レポート風にまとめてみました。
世界の国のローカル探究に熱い皆さん! ぜひ最後までお読みくださいね。
※ 1ペソ=2.3円で計算しています
※本記事の情報は筆者の体験をもとに執筆しています
カルボンマーケットは、セブのローカルで有名なコロンストリートの東側に位置しています。
コロンエリアにあるサントニーニョ教会やマゼランクロスから徒歩3分くらいの距離にあるので、場所はとてもわかりやすいです!
タクシードライバーに、「カルボンマーケット、プリーズ」と伝える。
カルボンマーケットは、セブの地元民で知らない人はいないくらい有名で確実に伝わるので、ご安心ください。
タクシー料金の参考価格(アヤラモール〜カルボンマーケット):120ペソ(約280円)
コロンストリート、カルボンマーケットを経由するジプニーの車体番号「03A」に乗る。
このほかにもコロンストリートとカルボンマーケットを経由するジプニーの本数はたくさんあるので、車体番号と行き先を確認して乗り込んでくださいね。
ジプニーの料金:7ペソ(約16円)
カルボンマーケットに到着して最初に目に飛び込んできたのが、色鮮やかな黄色がいっぱいのバナナの山!
フィリピンはバナナの名産地としてもよく知られています。バナナ嫌いだった僕が、セブに来てバナナにハマってしまうくらいフィリピンのバナナはとても美味しいんです!
味は単に甘いだけではなく、ジューシーといいますか・・・、どうして日本ではバナナに見向きもしなかったんでしょう。
すみません、バナナで取り乱してしまいました・・(笑)。
こちらのお店では、バナナ1kg(5〜10本)を60ペソ(約150円)で購入することができました。
ほかのお店で安いところだと、40ペソ(約100円)の値段で買えるそうです。
日本の半分以下の金額で買えるのは嬉しい!
※価格に変動あり
シェアメイトからにんじんを買って来てほしいと頼まれたので、カルボンマーケットでにんじんを求め市場のなかを探索。
うろちょろすること10分。
うーん。なかなか見つからない!
すると、こんな大きな荷台で大量の野菜を運んでいるおじさんに出会いました。
「これ、いつか倒れるでしょ・・」と心の中で思いながら、このおじさんににんじんがあるお店が近くにないか聞いてみました。
おじさんがきちんと教えてくれるかどうか不安でしたが、不機嫌そうな表情を浮かべながらあごを使ってにんじんのあるお店の方角を教えてくれました。
よく見たら(上の写真の奥のほうにも映ってる)、すぐ近くにあるではありませんか(笑)!
おじさん、疑ってごめんなさい!
どうやらカルボンマーケットでは、野菜、肉、魚など、ある程度種類ごとにかたまってお店が並んでいるようです。
スーパーの食材の陳列の仕方と同じですね。
やっとにんじん売り場へ到着。
バナナ同様に、売り場一面ににんじんがぎっしり並んでいました・・!
ダンボールに大きな数字で50と書いてある。
「ん・・・、一本50ペソ?」
と最初思いましたが、なんと1kgで(!)50ペソ(約130円)という驚異的な価格で売られていました。
1kgだと7〜10本くらいのにんじんを買うことができます。
いや、この量でこの価格はやばい・・・。
もし、日本でこんな価格でスーパーに出したら、主婦の皆さんがこぞってにんじんを取り合う争奪戦になること間違いなし!
そんなにんじん1つで妄想をふくらましながら、楽しくカルボンマーケットをあとにしました。
僕個人としては、買いたい食材をかなり安く買えて大満足でした♪
ちなみに、このにんじんはカレーライスの具材として美味しくいただきましたよー。
※価格に変動あり
早朝のカルボンマーケットに訪れお魚屋さんとお肉屋さんに立ち寄りました。
肉ドーン、魚ドーンっと、・・・豪快に並べてありました。
お肉は部位ごとに切られたものが売られていたり、鶏まるまる1羽が売られていたりします。
お魚は、一般的なお魚から、なかには珍魚!?と思わせる、見た目がグロテクスなものもあります(笑)。
見ているだけで楽しいです。
カルボンマーケットでは、深夜から早朝までが商品が搬入される時間で新鮮なものが売られているらしく、友人のセブのレストランオーナーも食材の買い付けに来ていました。
金額もかなりお安いですよ!
※価格に変動あり
・・これだけだと、楽しいカルボンマーケットの買い物体験記として完結するので、ちまたでよくいわれるカルボンマーケットで注意すべき点についても言及していきますね。
おすすめは午前中から日が暮れだす前の17時くらいまでの時間帯!
カルボンマーケットは24時間営業している市場です。
僕が行ったお昼の時間帯は、市場全体に活気があり、客層には現地の人に加えて観光客がちらほら見受けられたので、比較的安全に感じました。
写真(上)はちょうど夕方17時ころのカルボンマーケットの状況ですが、この時間帯も人通りが多く、活気も残っていました。
・・・が、観光客を目にすることはほとんどなくなります。
このようにカルボンマーケットは、夜になるにつれて少しずつ状況が変化します!
なかには、ストリートチルドレンや麻薬中毒者、売春婦が出没するそうです・・。
地元のフィリピン人の友人も深夜は絶対に行かないというくらい危険らしいので、皆さんも絶対に行かないでくださいね(本当に)。
いずれにせよ、どの時間帯でも危険なエリアにいることは変わりないので、スリや盗難の被害に遭わないように十分な警戒が必要です。
ニオイで鼻をやられたくない人は、マスクを持参して着用することをオススメします!
カルボンマーケットに到着して最初に思うことは「プ〜ン」とあたり一面に漂うニオイです!
長時間いると、頭がクラクラします。
また、マーケット内の路面は、地面がむき出しになっているところがほとんどなので、風が強いと土ボコリが目に入ってしまいます。
結構ツラいです。
以上の理由から、マスクに加えてゴーグルも着用すれば、完璧な装備といえるでしょう(笑)。
ゴーグルは冗談として、マスクはあったほうがいいと思います!
食材の鮮度は、実際に自分の目で見て確認しましょう。
買う時間帯は、なるべく午前中からお昼の間が良いでしょう。
(写真は、早朝に行った時のものです)
カルボンマーケットには、当然ながら機械による冷蔵のシステムはありません。
品物はセブの暑い日差しの下でそのまま並べられています。
実際に食材を購入するとき、量り売りでも、自分が良いと思った食材を指定したり、ほかのものと交換することができるので、鮮度の確認はお会計する前にしておきましょう。
深夜から朝の時間に新鮮な食材が新しく入ってくるのがほとんどらしいので、午前中からお昼にかけて買い物するのがベストかと思います!
そして、食材は夜になるにつれて傷んでいくことが多いのでご注意ください。
実際にカルボンマーケットで買い物をしたい人は、現地のフィリピン人や在住歴の長い日本人と一緒に行くと安心ですね。
今回は、セブ庶民の台所として知られるカルボンマーケットについて
1. セブ庶民の台所カルボンマーケットへ
カルボンマーケットの場所
カルボンマーケットへの行き方
2. カルボンマーケットで買い物を体験!
3. カルボンマーケットに行く際の注意点
をご紹介しました。
カルボンマーケットは、毎日たくさんの地元の人が訪れる生活に欠かすことのできない場所です。
今回のカルボンマーケットでの買い物体験から、フィリピン・セブ島で暮らす現地の人たちの暮らしぶりを垣間見ることができました。
皆さんも、フィリピン・セブ島へお越しの際は、カルボンマーケットへ行ってみてはいかがでしょうか?
きっと楽しい買い物体験ができると思いますよ。