Ayako Inoue
(更新)
「英会話レッスンを通して英語を話す自信もついてきたし、そろそろ海外旅行にでも出かけてみようかな」
そんな英語学習中のみなさまに、英語のアウトプットに最適&海外旅行の一歩先行くクルーズ旅行の魅力をご紹介します!
気ままに過ごすことはもちろん、英語を話す機会を積極的に作ることも可能なクルーズ旅行は、英語学習中の方にはぴったりの環境。
クルーズ旅行と言えば『タイタニック』のような豪華で高級なイメージがありますが、今のクルーズは実はとってもお手頃に利用でき、さらにエンターテイメント満載でコストパフォーマンスに優れているのが特徴です。
今回は、英語学習の一環としてDMM英会話を毎日2レッスン受講している私が、シンガポール発のアジアクルーズに乗船した体験を元に、クルーズ旅行の醍醐味をレポートいたします!
クルーズ船にはさまざまな大きさがあり、7万トンくらいから大きければ20万トンを超えるクラスの船まで、とにかく見たことのないくらい大きな船に宿泊しながら、いろいろな国の寄港地を巡ります。巨大客船となると乗客4000名以上、乗組員1500名以上、全長約350メートルという、ちょっとした町がそのまま移動するようなイメージです。
日本発着のクルーズもありますが、例えばアジアであればシンガポール、香港、中国、マレーシアから、ヨーロッパならイギリス、オランダを始め地中海やエーゲ海近郊諸国から発着するクルーズもあります。この他にも、ハワイやオセアニア、カリブ海、アメリカ、果ては世界一周クルーズまで、実はクルーズ旅行は世界中で提供されています。
クルーズ船内にはレストランやカフェ、バー、プール、シアター、カジノ、ショッピングアーケード、スパなど多彩な娯楽施設が備えられており、毎日さまざまなショーや趣味を深めるアクティビティーが行われているので、寄港地の観光だけにとどまらず、クルーズライフそのものを楽しめるのも醍醐味の1つです。
例えばアジアクルーズであれば、比較的、日本からのアクセスが良く、短期間のクルーズ旅行が多いのが特徴です。そのため、夏休みの家族旅行で利用する方も多いよう。
今回、私が利用したクルーズ船の航路は、シンガポール → マレーシア → タイ → シンガポールを5日間で周遊する比較的短いクルーズでした。
ヨーロッパ出航のクルーズは7日間程度のショーとクルーズもありますが、10日間を超えて寄港地を巡るクルーズ船も珍しくありません。例えば、イタリア(ベネチア)→ クロアチア(ドブロブニク)→ ギリシャ(アテネ)→ トルコ(クシャダシ)→ イタリア(ローマ)→ イタリア(フィレンツェ)→ フランス(ニース)→ スペイン(バルセロナ) を14日間かけて周遊するコースなどがあります。
添乗員が日本から付き添ってくれるものから、自分たちで航空券やクルーズを予約する個人旅行まで、希望に合わせて旅のスタイルを選ぶことが可能。
ちなみに、ショートクルーズだと韓国、日本、インド、シンガポールなどのアジア人利用者が多く、1週間を超えるクルーズになるとアジア人の比率が減り、欧米人の比率が高くなる傾向があります。
では、次にクルーズ旅行の魅力をお伝えしていきます。
食事代は朝食、昼食、夕食だけでなく、おやつまで全て旅行代金に含まれています。食事はメインレストランでのフルコースの料理や、バイキングレストランなど、その日の気分によって選ぶことが出来ます。
※アルコールなど一部ドリンクは有料
また、プールサイドでソフトクリームが配られていたり、ちょっと喉が渇いた時にカフェでドリンクだけ利用することも可能。カフェの近くで生演奏があり、思いのほかゆったりと滞在してしまったなんていう素敵なハプニングに出会うことも。
ほとんどのクルーズ船にはプールやシアター、カジノ等が標準装備されています。夕食後はショーや映画を鑑賞したり、ショッピングアーケードでお買い物をしたり、はたまたバーに繰り出したりして夜中まで楽しむことができます。また、クルーズ船によってはアイススケートリンクが用意されており、アイススケートショーを目の前で見ることができたり、自身もスケートを楽しむことができますよ。
クルーズ船内ではさまざまな場所でアクティビティーが開催されています。例えば、私はテーブルナプキンデコレーション講座に参加し、フレンドリーなオーストラリア人スタッフに、カトラリーケースや、バラの形にナプキンを折る方法を冗談を交えながら教えてもらいました。
また、お子さんが小さい場合は、キッズクラブにて無料でお子さんを預かってもらうことが可能です。ゆっくりコース料理を楽しんだ後にショーを鑑賞したり、普段はなかなかできない大人の時間を持つことができます。
この他にも、ヨガクラス、フルーツカービング、カップケーキデコレーション、ビンゴ大会、ダンスクラス、ストレッチクラス、卓球大会、スパ主催のスキンケア講座など、多種多様なアクティビティーが用意されています。中には材料費や参加費のかかるものもありますが、基本的には無料なので気軽に参加してみてくださいね。
旅行中に「もったいないな」と感じるものの1つは移動時間ではないでしょうか。
クルーズ旅行の場合は、巨大なクルーズシップの中で食事をしたり、ショーを鑑賞したり、展望デッキから水平線をゆったり眺めたり、眠っている間に次の寄港地へと移動していきます。
つまり、次の寄港地に着くまで、無駄に感じる時間はありません!
旅行中の時間を、全て自分の楽しみや休息に充てることができる上、移動に体力を使うことがないので、小さなお子さんや高齢者の方にもオススメですよ。
▲ペトロナスタワー(マレーシア)
少しはクルーズ船のイメージをつかめて頂けたでしょうか。
しかし 、クルーズ旅行の醍醐味はこれだけではありません。次に英語学習中のみなさまに嬉しいポイントをお伝えします。
船内の掲示板などは全て英語表記。もちろん、ショーやアクティビティーも全て英語で提供されます。
また、寄港地の情報や船内イベントの内容・時間が紹介されている船内新聞も英語です。
※ 船によっては簡単な日本語訳を日本人スタッフが作成してくれるサービスもあります。
「え!? 全部英語で大丈夫かな?」と心配になるかもしれませんが、さまざまな国籍のお客様が乗り込むクルーズ船ですから、分かりやすい英語を使用してくれているので安心です。
また、ショーも歌やダンスがメインですし、マジックの場合は見ているだけで十分に楽しめます。非英語圏のお客様に合わせてくれるので、「今言ってること分かった!」「ジョークが笑えちゃった!」「英語勉強していてよかった~!」と、英語学習の成果を感じることができるでしょう。
クルーズ船には多国籍なお客様が乗り込みます。もちろん、共通言語は英語。全員が流暢な英語を話せるわけではありませんが、片言でコミュニケーションを取って、国際交流をするのもまた旅の楽しい思い出になります。旅行先の解放感も手伝って、いつもより饒舌に英語が話せるかもしれません!
また、クルーズ船には50ヶ国を超えるスタッフが乗船しているケースがほとんどなので、多種多様な英語に触れえ合えるチャンス! レストランのスタッフやハウスキーパーのスタッフとも次第に顔なじみになってきますので、会話を楽しむ機会も増えてくることでしょう。ちょっとした要望が伝えられたら、さらに心地よくクルーズライフを楽しむことができますね。
DMM英会話には123ヶ国の講師陣が集まっているので、会員の方なら寄港する国の講師のレッスンを受講して、その土地の美味しい食べ物やお酒のお話を聞いてみたり、観光地を聞いて現地のリサーチをすることができます。
実際に、私もマレーシア在住の講師にタクシーの情報や、クアラルンプールでのオススメの観光スポットなど、実際に行ってみないと分からない現地の情報を事前に得ることができ、大変助かりました。
今回はクルーズ旅行の魅力と、英語学習中の方に楽しんでもらえるポイントをご紹介しました。観光地を巡るだけの海外旅行じゃない、クルーズ旅行だからこその楽しさをこの記事から感じて頂けたら嬉しいです。
気になるクルーズのお値段はカジュアル船で1人1泊1万円代から見つけることができます(※別途、航空運賃がかかります)。またファミリー層向けのクルーズ船では、2人目以降半額キャンペーンなどの特典がある場合も多いので、旅行費がかさみがちなファミリー層にもGood。新婚旅行やシニア層の方など、ゆっくり過ごしたいときには少しラグジュアリーなプランがオススメです。
そして旅行前には、ぜひDMM英会話で英語力に磨きをかけて、楽しい旅をお楽しみください!
では、Have a nice trip!