フィリピンで現地の暮らしを肌で感じよう！食費と移動費の節約になるローカル手段2つ

こんにちは。
セブ在住ライターのそうま（@Soh0806）です。

皆さん、「フィリピンの物価は安い」と聞いたことはありますか？

一概に、すべてのフィリピンの物価が日本と比べて安いとは言いきれませんが、圧倒的にフィリピンの物価の安さを感じさせるあるものがあります。

それは、ローカルの移動費と食費。

今回は、フィリピンで移動費と食費を節約できるローカル手段を1つずつ紹介します。また、それぞれの特徴、実際の使い方から注意点まで触れていきます。

フィリピンに訪れる際の旅の情報として、ぜひ参考にしてくださいね！

※記事内1ペソ＝2.3円で計算しています
※本記事の情報は筆者の体験をもとに執筆しています

フィリピンで移動費と食費を節約するために

【移動費の節約に】タクシーではなくトライシクルを利用する - Tricycle -

トライシクルは、バイクの片側にサイドカーがついているバイクタクシーのことです。

価格

1回の利用料は、7〜10ペソ！（約16〜23円）
※金額は地域によって異なります
※乗った距離によって請求額が変わる場合があります

トライシクルはタクシーのようにどこでも行ってくれるわけではありません。
トライシクルは基本的な走行ルートが決まっています。
車体のフロントに行き先が書かれているので、それを見ればだいたいの方角を知ることができます。

「行き先まで行かなくても、道の途中で降りたい」という人もいますね。
たいていのトライシクルは、ほかの道に交差してぶつかるまで1つの道をまっすぐ走行し続けるので、自分の都合の良い場所で降りやすいです。

別料金を払えば、タクシーのように特定の目的地まで走ってもらうこともできます。
ただし、トライシクルはほかの乗客と相乗りになることもあるので、その場合はお願いすることができません。ご注意ください。

乗車人数

最大乗車人数は、6〜7人も乗ることができます！（運転手を除いて）
内訳は運転手の後ろに2〜3人、サイドカー内にあるシートに4人で、合計6〜7人となります。

乗客が満員の状態で何度かトライシクルに乗ったことがありますが、密度がすごくて少し息苦しかったです（笑）。
ちょっぴり我慢が必要です。
このぎゅうぎゅう感は、ジプニと一緒ですね。

↓↓↓↓「2.Let's tryトライシクル！実際に乗ってみた」へGO!

【食費の節約に】レストランではなくポンコポンコを利用する - Pungko Pungko -

ポンコポンコとはフィリピンのいたるところの道沿いにあるローカルフードの屋台のことです。

語源の意味

ちなみに、ポンコポンコ（Pungko Pungko）はセブアノ語（フィリピン中南部の言語）で「座る」という意味で、みんなで食卓を囲って椅子に座って食べるスタイルといった意味合いからつけられたそうです（筆者調べ）。

このポンコポンコという名前、響きがかわいいですよね（笑）。

（ポンコポンコで売られている、から揚げとプソ）

メニュー&価格

ポンコポンコでよく売られているメニューは、このようなラインナップです。

• から揚げ・・・15〜20ペソ（約35〜47円）
• てんぷら・・・10〜20ペソ（約23〜35円）
• バーベキュー・・・20〜30ペソ（約35〜69円）
• 春巻き・・・20〜30ペソ（約47〜69円）
• プソ・・・5〜8ペソ（約12〜26円）

※プソ・・・ココナッツの葉で巻かれたライス
※金額はお店によって異なります

地域やお店によって売られているメニューは変わるので、フィリピンの各地にあるポンコポンコでどんなメニューが売られているのか確認してみるとおもしろいかもしれません。

↓↓↓↓「3.Let's try ポンコポンコ！実際に食べてみた」へGO!

Let’s tryトライシクル！実際に乗ってみた

トライシクルの使い方

トライシクルに乗車するまで

まずは、道沿いに立ち、トライシクルが道路を走っているかどうかチェックしましょう。
トライシクルは、基本的に交通量がそんなに激しくない公道を走っていることが多いです。
というのも、トライシクルは出せるスピードがそこまで速くないため、交通量が多い道で走るとさらに渋滞を引き起こしかねないからです。

トライシクルを止めて乗りたいときは、タクシーと同様に手を挙げて、ドライバーにわかるように合図を送ってください。
何人かで一緒にトライシクルに乗りたいときは、指で人数を示しつつ手を挙げると、ドライバーが乗車人数を把握することができるので親切です（乗せられないときは止まらず素通りします）。

乗車後〜降りるまで

乗車してから、目的地をドライバーに伝えます。
もし、明確な目的地の名前や目印がなければ、何も言わず乗り込んで、とりあえず走ってもらい、降りたいところで直接止めてもらうようにお願いすることができます。

座るシートについては、自分の好きなところを選んでください。
僕は、ドライバーの後ろに座るのが比較的ゆったりできるので、いつもそこを選びます。
特に身体の大きな人は、サイドカーの中に座ると上下左右囲まれているぶん窮屈に感じてしまうので、あまりオススメしません。

目的地に着きそうになったら、「ルガラン〜（lugar lang）」という「降ろして」を意味するセブアノ語（筆者調べ）を伝えましょう。

降車後は、ドライバーに所定の金額（7ペソ）を支払って無事終了です！
移動費を7ペソ（約16円）で済ますことができました・・。安い！

トライシクルを利用するときの注意点

ぼったくりに気をつけましょう！
外国人を狙って、通常の金額以上の値段を要求するドライバーがいます。

物珍しそうな様子や、乗車時にスマホで写真を撮るなど、明らかにはじめて乗るような素ぶりを見せると、100ペソ以上（約230円）の過剰な料金を請求してくる場合があるようです。
230円という金額だと高く感じませんが、本来だったら7ペソ、日本円だと16円で済むので・・・これは、えらいこっちゃですよね（苦笑）。

もし過剰請求された時は、“I always pay only ◯ pesos.（いつも◯ペソしか払ってないよ）” と言って、正しい相場の金額を知ってることを主張してください。
この点、はじめてトライシクルにチャレンジするときは、1人ではなく複数で乗ると安心ですね。

また、海辺や離島など観光地でトライシクルに乗る場合も、過剰な値段を要求してくるケースが多いらしいので、利用する前に事前に金額を確認しましょう。

Let’s try ポンコポンコ！実際に食べてみた

ポンコポンコの使い方

オーダー

こちらのポンコポンコのメニューは、「てんぷら」です。

日本語の「てんぷら」は、フィリピンでれっきとした1つの料理名として使われています！
ちなみに、このてんぷらは、魚とお米を混ぜ合わせた具材からできたものでフィリピンの現地の暮らしに欠かせない料理です。

てんぷらは、1つ20ペソ（約43円）。
プソ（ココナッツの葉で巻かれたライス）を一緒に3つ注文して、合計35ペソ（約76円）支払いました。
今日の晩御飯は76円で済みました。

ちなみにプソは3つくらいで、お茶碗一杯分ほどの量があり、結構お腹にたまります。

実食

この長細い形をしたてんぷらは、油で揚げられたあと、ザクザクっとハサミで切られ、串に刺されて出てきました（お店によっては紙コップ入りの場合も）。

写真の通り、身がしっかりして結構ボリュームがあるので、食べ応えがあります。
魚のイワシをミンチにしてさっぱり素揚げしたような味です。
これが、意外といける！

味にインパクトをつける変わり種として、ポンコポンコには特製ソースが用意されています。
この特製ソースとは、お酢に唐辛子、カラマンシー（カボスのようなもの）、キザミ玉ねぎで味付けされたものです。

この特製ソース、独特の辛味と酸味が合わさって絶妙な旨味が出ていて、とても美味しいんです・・・！
てんぷらとこのソースの相性も抜群で、ソースに付けながら美味しくいただきました。
から揚げとの相性も良く、おすすめですね。

ポンコポンコを利用するときの注意点

ポンコポンコを利用する時は、なるべく屋台が動きはじめる夕方の時間帯を狙いましょう！

場所によって異なりますが、ポンコポンコは夕方以降（17時頃）の時間から動きが活発になり、新しい商品がどんどん調理されていきます。
つまり、できたてを食べられる時間を狙えということです。

夜になればなるほど、その分、路上の空気にさらされて状態が悪くなってしまうので、注意が必要です（なかには、お腹をくだす場合も）。

はじめて挑戦するときは、味の評判の良いポンコポンコをフィリピン人に聞いて、一緒に行ってみるのが安心ですね。

フィリピン節約生活のまとめ

今回は、フィリピン生活を節約するためのローカル手段

★移動の格安手段・トライシクル
★食事の格安手段・ポンコポンコ

をご紹介しました。

フィリピンへお越しの際は、ぜひトライシクルとポンコポンコを体験してみてください！
価格の安さを体験できて節約することもできますし、フィリピン人の暮らしぶりを肌で感じることができますよ。

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