英語力も上達する!ボランティアのさまざまな魅力と始め方
ボランティアをすることは、海外では大切な課外活動で、大学などの内申点やレジュメなどにも響いてくる大切な活動になります。そのため、欧米人は、率先してボランティアに取り組むことが多いです。
いろんな国で困っている人々を助けることがボランティアの1番の目的ですが、その他にもメリットはたくさん! 英語の勉強を兼ねて、費用を抑えることができるボランティア留学を利用する人も増えて来ています。
今回は、英語圏に絞って、ボランティアの魅力と始め方を紹介したいと思います!
ボランティアの魅力
英語を話す機会が増える
最近では、セブ島やニュージーランド、オーストラリアやアメリカ、イギリスなどで、留学を兼ねたボランティアに参加する人が増えてきています。
留学はお金がかかるイメージですが、ボランティアとなれば、社会に貢献できるようなことを率先してすることになるので、普通の語学留学に比べて費用が抑えられるという利点もあります。
ボランティアを通して現地の人と会話をすることで、英語力も身につけることができるので、一石二鳥ですよね。
友達ができる
ボランティアに参加する利点の1つは何と言っても友達を作りやすいということ。
現地の人だけでなく、他にもボランティアに参加している違う国から訪れている人たちとも仲良くなれるチャンスがあります。
ボランティアを通して世界中に友達を作ることができるのは、とても魅力的ですよね!
日常を充実させることができる
留学などで海外にきたものの、なかなか友達ができずに家でゴロゴロしたり、ホームシックになってしまったり、うまくコミュニケーションが取れないことにイライラしてしまって行き詰まってしまったりすることはよくある話です。
そんなときは、家でクヨクヨしているよりも、ボランティアに積極的に参加をして、誰かと新しい挑戦をすることによって充実した日々を送ることができ、心身ともに健康でいられます。
新しい経験ができる
ボランティアの醍醐味といえば、経験数値が上がるということだと個人的に思っています。
どんなに簡単なことでも、社会に貢献できるようなことをすることで自分に自信をつけ、どんどん新しい経験をすることで経験値数を上げていくことができます。
経験は自分の成長を表すことでもあるので、より成長していくにはボランティアは最適なツールになるのではないでしょうか。
ボランティア留学の場合は費用が安い
ボランティア留学の場合は、普通の留学に比べるとかなり費用が安く、とても魅力的です。
1年以上の長期留学をしたい人には物足りないかもしれませんが、短期留学をしたいのであれば、普通に短期の語学留学をするよりも費用が抑えられます。もちろん参加するプログラムによって費用も違ってきますが、プログラムによって渡航費を補助してくれたり、滞在費やご飯などが無料になったりするケースもあり、そのため費用も安くなるということになります。
また、日本や留学先の政府、民間の団体が運営している奨学金システムを利用することも可能で、さらに費用を抑えることができます。
ボランティアの種類
- 環境系:自然のありがたみを噛み締め、ゴミ拾いなどをして環境をキレイにすることで自然を守るタイプのボランティア。
- 動物系:動物保護をして動物の命を守る系のボランティア。現在は「ファームステイ」も人気。
- 社会貢献系:言語を教えたり幼稚園でのチャイルドケア、また、Habitat for Humanity やWalk for Hope/Walk for Hunger などの支援活動でコミュニティを助ける活動やコミュニティ開発に関わるボランティア。
- 医療系:お年寄りや持病を持った人たちのために力になるタイプのボランティア。
- 観光系:ホテルやゲストハウスなどでのお手伝いや、マーケティングやウェブ開発などでツアリズムを活性化させるお手伝いをする系のボランティア。
- スポーツ・レジャー系:スポーツイベントやクラブ活動でのお手伝いをしたりするタイプのボランティア。
ボランティア留学にオススメの国
安さを追求したい場合
ボランティア留学の良いところは費用が普通の留学よりも安くつくこと。安さを大優先で考えたい場合は、マレーシアやフィリピンでのボランティア留学をオススメします。
マレーシアやフィリピンは物価が安く、滞在費を最小限に抑えることができるだけでなく、日常的に英語を話す人が多いため、英語を勉強するのにも適した環境と言えるでしょう。
安全第一!治安優先の場合
できるだけ治安の良い国をという人には、オーストラリアやニュージーランド、カナダなどがオススメです。
ボランティアの始め方
その1:ボランティアを始めるにはまず、自分がどんなボランティアをしたいのかを決める必要があります。そのボランティアの種類によって、ウェブサイトをチェックします。
動物系なら動物保護施設や ペットショップなどのウェブサイトに行くと、ボランティアを募集しているページを見つけることができ、申請することができます。スポーツ系ならスポーツ団体などのホームページ、ヘルスケア系なら病院や介護施設、ツアリズム系ならホテルやゲストハウスのサイトなど、それぞれのホームページに飛ぶとボランティアを募集しているページを探しやすいです。
その2:海外の大学や教会の掲示板やホームページから申請。とりあえず何でも良いからボランティアがしたいという人は、大学や教会などのホームページに行くと、生徒に関わらず参加できるボランティア情報が載ってあることが多いのでオススメです。
その3:行きたい国のボランティアプログラムで検索をかけ、興味のあるプログラムに申請。
ボランティア留学などのボランティアのプログラムを探している場合は、「Volunteer Programs in the US」や「Volunteer Abroad Programs in Australia」などで検索をかけてプログラムを探すことができます。しかし怪しいサイトなども多くあるので、サイトを選ぶ際は気をつける必要があります。
基本的に「.org」で終わっているリンクは non-profit organization(非営利団体)を表すので、「.com」 や「.net」で終わっているリンクよりも安全なイメージがあります。しかし100%安心だと言い切れるわけではありません。
一方で、government を表す「.gov」や education を表す「.edu」で終わっているサイトは、これらのドメインを使える団体に制限があるため、安全だと言えるでしょう。それでも心配な場合は、ランダムに検索をかけるのではなく、有名なボランティア団体のサイトや、大学や施設、団体のホームページなどの信頼できるリソース使うことをオススメします。
また、「best volunteer organizations」などで検索をかけて、どのウェブサイトが安全そうかを調べるのも大切になってきます。
【有名なボランティア団体や組織】
- Habitat for Humanity
- Peace Corps
- United Nations Volunteers
- International Volunteer HQ
- Projects Abroad
- GVI
- Love Volunteers
- Plan My Gap Year
- Agape Volunteers
その4:ボランティア留学の場合はエージェントを通して申請。自分で探すのは少し怖いなと感じる方もいるかもしれません。そういうときは留学エージェントの力を借りるのも一つの手です。
エージェントにお願いをすれば、基本的に全ての手続きを誘導、またはしてくれるので、ストレスなくボランティアプログラムを探すことができます。エージェントによって費用も違ってくるので、どのエージェントを選ぶかが鍵になってきます。
その5:直々交渉。ボランティアプログラムを通さず、ボランティアを募集していないところでも、案外連絡を取ってボランティアをしたいという旨を伝えると、OKしてくれるところも少なくありません。興味のあることがあれば、積極的にコミュニケーションを取ってみることをオススメします。
*ボランティアによってはバックグラウンドチェックが必要になってくるものもあります。その場合は手続きに時間がかかってしまうので、準備には時間に余裕を持って始めましょう。
ボランティアする際に気をつけること
ルールをしっかり守る
ボランティア留学などのプログラムに参加をする場合は、注意事項やルールが設けられていることが多いです。ルールをしっかり守って一緒にボランティアをする仲間たちとの協調性を大切にしましょう。
渡航先の文化の尊重
渡航先の国ではそれぞれ、日本と違った文化があります。自分が当たり前だと思っていることでも、 渡航先ではそうでないことだってあるのです。そのため、自分の考え方を押し付けて相手嫌な気持ちにさせたり、相手の国の文化を否定したりする言動は慎むようにしましょう。
また、問題行動を起こしてしまったことで、その留学プログラム自体も将来的に無くなってしまうということも考えられなくはありません。 参加者は自分一人だけではないことを肝に置いて、滞在中は責任ある行動を心がけましょう。
健康面、金銭面の自己管理
滞在場所によっては日本よりも治安が悪かったり、衛生面がちゃんとしてなかったりすることがあります。油断をしてスリに会ってしまったり、衛生管理ができてなくて病気になってしまうことだって考えられます。病気やケガを全て防げるというわけではありませんが、最低限の体調管理や金銭管理は自分できちんと注意しておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
ボランティアにはいくつかの種類があり、自分が興味のある分野で支援活動をすることができます。ローカルではさまざまなな方法でボランティアを探し、参加することが可能ですが、言語があまりわからなくて不安な海外ボランティアなどは、エージェントを使うのが1番安全なのかなと思います。
また、ボランティアのプログラムだと、格安で海外に行けることもあり、いわゆるボランティア留学が最近はとても人気です。語学留学を考えている人は一度、費用を抑えることのできる ボランティア留学をしてみるのも良いかもしれません。