Affirmationsとは?効果的な使い方と例を紹介
自分に自信を持ちたいとき、「自分はできる。大丈夫だ」と言い聞かせてみたりしますよね。
人からの応援は、それを後押しする力になります。しかし最終的には、自分が心から「できる。大丈夫だ」と思えるレベルに気持ちを押し上げられるかどうかがカギとなります。
今回ご紹介する「affirmation/アファメーション」とは、目指す自分を実現するためのテクニックです。
アファメーションとはどんなテクニックなのか? どのように働き、どんな効果が期待できるのか? どう利用すればよいのか? 当記事ではそんな疑問に答えます!
Affirmation ってどういう意味?
Affirmation とは、「正しいと断言すること、支持・肯定する宣言」といった意味の英語で、「正しいと断言する、支持・肯定を宣言する」などを意味する動詞 affirm の名詞形です。「正しい、肯定」というニュアンスが強く感じられる言葉です。
Affirmation ってどんなテクニック?
何かを成功させるためには、まずは自分に「できる」と自信を持たせることが大事ですよね。おまじないや応援も、そのためにあると言っても過言ではありません。
アファメーションを分かりやすくいうと、「自分は『できる。大丈夫だ』というポジティブな自己宣言」で自らを導くことで、持っている能力を十分発揮できるようになることを目指すものです。その結果得られた成功体験は更なる自信を生み、引いては周囲の人たちにも影響を与える存在・リーダーにもなり得ます。
アファメーションが力を発揮するのは具体的な達成目標があるときばかりではありません。
「幸運を引き寄せる言葉」や「病は気から」といった発想がありますが、ポジティブな言葉を意識的に発し続けることによって少しずつ思考が変わりネガティブな発想から脱却する…そんな理想的な自己肯定サイクルを生み出す起点が アファメーションです。
Affirmation で活用できる英語フレーズ
では、具体的に アファメーションを行動に取り入れる方法をみてみましょう。
アファメーションが効果を発揮するのは「自分に自信がないとき」や「不安があるとき」です。アファメーションとは「正しいと断言すること、支持・肯定する宣言」という意味であるとお伝えした通り、なりたい自分や到達したい目標に向けて前向き・肯定的な言葉を自分に投げかけます。
ポイントは、アファメーションは「将来の目標」ではない点を理解することです。今現在、自分が実現している様子を思い描きます。例えば、仕事などで具体的な課題がある人であれば、次のような例が挙げられます。
自分が願う人間像に近づきたいのであれば、
どれも「私」という一人称であり、「これからなりたい自分」ではなく「すでになっている自分」という口調になっていることに気付きましたか?
口に出したり文字に書いたりすると潜在意識に強く働きかけることができます。
自分に影響を与えるような力を発揮させるには、アファメーションを頻繁に繰り返すことが大事です。特に、朝目覚めたときと夜寝る前は潜在意識に強く働きかけられる時間帯と言われています。毎日の朝晩のルーティンに取り入れると良いでしょう。
Affirmation が効果を発揮しない例
簡単に実行できるアファメーションですが、効果を発揮しないケースもあります。
現在の自分とあまりにかけ離れた言葉では、いくら自分に言い聞かせても効果は出ないと言われています。心の内で反発を感じてしまうほど響かない言葉では虚しさと疑問ばかりが残ります。
また、繰り返しているうちに形だけの呪文のようになってしまっては、もはやアファメーションとして機能していません。
アファメーションは、あまりに遠い将来の夢を語るものではありません。今現在の自分に響くような身近で具体的なイメージを描きましょう。
効果的に affirmation を試してみよう
自分をエネルギーで満たしたいとき、元気な音楽を聞いて気持ちを奮い立たせたりすることありませんか?
困難にぶつかったとき、視点を変えるだけで価値や捉え方がガラリと変わったりもしますよね。同様に、自分自身の導き方を変えることで大きな力を作り出そうというのが今回ご紹介した「affirmation」です。
自分の目標達成に向けて努力をしたい人、リーダーシップを磨きたい人はぜひ、自分のレベルを引き上げるテクニックである、このアファメーションを取り入れてみてください。日本語で実践するのが恥ずかしければ、英語でやってみましょう。言語学習の助けにもなり、一石二鳥ですよ。
すぐに実践できる自己肯定・自己実現の技を使わない手はありません!