Erik
(更新)
こんにちは、エリックです。
DMM英会話の大人気教材である『デイリーニュース』から毎回気になるニュースをピックし、文化や歴史、イマの社会情勢などにも触れながら紹介する『デイリーニュースで振り返る』。
今回のニュースは『日本、2027年までに世界最速の列車を完成予定』です。
これまでも多くの最先端技術を発表し、世界を賑わせてきた日本。そんな日本が「世界最速の列車を完成させる」とあって、世界各国から注目が集まっています。
今回はその「世界最速の列車」の概要と、海外からの反応をまとめてみました。
今回のニュースはこちらです。
Japan to Complete World's Fastest Train by 2027
日本、2027年までに世界最速の列車を完成予定
January 6, 2019
JR東海は、時速500キロにも達する磁気浮上を使った鉄道を開発中です。レール上を走るのではなく、磁気浮上式鉄道は強力な磁石の力で浮きます。
全文はこちらからご確認いただけます。
「リニアモーターカー」という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
磁力の力を利用して車両を浮かせ、超高速走行を可能にした鉄道のことです。英語では "maglev(=magnetic levitation) train" と呼ばれます。
商業路線で現在走っている世界最速の鉄道は上海のリニアで、最高速度は時速431キロを誇ります。
そんな上海のリニアを上回る新・世界最速列車が、2027年に日本で開業予定になっています。JR東海が手がける超電導磁気浮上式「リニア中央新幹線」です。
最高時速はなんと500キロを上回り、東京と名古屋を40分で結ぶ予定だといいます。現在の新幹線(最高時速320キロ)の半分以下の時間でついてしまうことになりますね。
そんな世界最速の列車に世界各国からも注目が集まっています。今回はそんなリニアについて少し深堀し、さらに世界の反応も見てみましょう。
現在の新幹線は最高時速320キロで走行し、東京ー名古屋間は約1時間半かかります。リニア中央新幹線はその半分以下、わずか40分で結ぶとされています。
そんな世界最速列車を間近で見ることができる施設が、山梨県立リニア見学センターです。2014年以降、3万人以上の来場者が試乗し、その圧倒的スピードを体感しています。
2015年には時速603キロを記録し、世界記録を更新しました。
実際にリニア中央新幹線が開業するのは2027年の予定。
長くも短くも感じられる8年という年月の間、これからも多くの海外メディアの注目を集めることでしょう。
現在の日本の鉄道は東京大阪間を2時間半ほどで走り抜けますが、JR東海は2045年までに同じ距離を1時間強で結べるようになる予定だと言います。
そんな世界最速列車に乗ることが、世界中から集まる観光客の一つの目玉体験になるかもしれませんね。
では最後に、この世界最速列車をいよいよ開業しようという日本に対して、世界から多くの声が集まっていますのでいくつかご紹介します。
Japan Railway maglev train reaches 603 km/hr 🇯🇵🚅 pic.twitter.com/FDtgd9AXqJ
— Vala Afshar (@ValaAfshar) October 8, 2017
日本のリニアは時速603キロにも達する。
ーコラムニスト、ヴァラ・アフシャー
Japan has a maglev train with top speed of over 600km/hr.
Imagine traveling from Warri to Abuja in less than 1hr.— 🗯 (@Gare__A) January 25, 2019
日本には最高速度時速600キロ以上で走るリニア鉄道がある。*ワリから*アブジャまで1時間弱で移動できるなんて想像できる?
* ナイジェリアの都市
Nevermind what the tech is, look at what it can do:
Central Tokyo to Central Osaka, by car: about 7 hours.
Same trip on the current Shinkansen: about 2 ½ hours.
Same trip when Maglev service begins: 67 minutes.
And yeah, it'll run on time, it's Japan.— Your Friendly Neighborhood Nihilist (@Maxtropolitan) December 23, 2018
技術のことは置いといて、どれくらい速いか見てよ:
車で東京都心から大阪:約7時間
現在の新幹線で同距離:約2.5時間
リニア新幹線で同距離:67分
そしてもちろん時刻通りに走るよ、日本だから
To understand how behind we are Japan is now building it Maglev trains. Its shinkansen is already super efficient, but Maglev is expected to connect Tokyo and Nagoya in 40 minutes, and eventually Tokyo and Osaka in 67 minutes, running at a maximum speed of 505 km/h (314 mph).
— Africa Updates (@africaupdates) December 16, 2018
私たちがどれだけ遅れているかを理解するには、例えば日本ではもうリニア鉄道の開発が進んでいる。現在の新幹線もすでに非常に効率がいいのに、リニアは最高時速505キロで東京と名古屋をたった40分で、ゆくゆくは東京と大阪を67分で結ぶことになる
In Japan maglev trains at speed of 500kmph coin stand still when placed vertical.
Lot a way to go for India..— M G Ravi (@ravimg) December 3, 2018
日本では、時速500キロで走るリニア鉄道の車内で、縦に立てた硬貨が倒れない。インドはまだまだ先は長い
While Japan have built maglec travelling over 500km/h, in the UK we can catch a maglev train..... it goes about 20mph and it's in Gatwick Airport. Progress!. /sarcasm
— liarpoliticians (@liarpoliticians) November 27, 2018
日本が時速500キロ以上で走るリニアを開発する中、イギリスではリニアに乗れる…時速32キロくらいで、ガトウィック空港の中で走ってる。進歩してる!(皮肉)
世界最速の列車として注目を集める日本のリニアモーターカー。
開業までは8年とまだ先ですが、それまでリニア関連の話題が世間を賑わすことも多々あるでしょう。今後も注目したいトピックです。
ニュースを読むだけでなくその文化的な背景を知ること、より深く理解することで、英語学習もより楽しくなるのではないでしょうか。今後もデイリーニュースで楽しく英語を勉強していきましょう!
This blog features a Daily News article written by Mike Kanert.