Erik
(更新)
こんにちは、エリックです。
DMM英会話の大人気教材である『デイリーニュース』から毎回気になるニュースをピックし、文化や歴史、イマの社会情勢などにも触れながら紹介する『デイリーニュースで振り返る』。
今回の話題は『日本マイクロソフト、週休3日制で売上40%増加』です。
土日に加えて休みが1日多くあればなぁ、と一度は考えたことがある人も多いのではないでしょうか。今回は実際にそんな「週休3日」を試験的に実行した日本マイクロソフトの話題です。
タイトルを読むだけでもわくわくしますね! 詳細な内容と世の中の反応を見ていきましょう。
TOP PHOTO : gguy / Shutterstock.com
今回のニュースはこちら。
Microsoft Japan Tests 3-Day Weekend, Sales Rise 40%
『日本マイクロソフト、週休3日制で売上40%増加』
November 12, 2019
全文はこちらからご確認いただけます。
今回の取り組みは日本マイクロソフトの「ワークライフチョイスチャレンジ」の一環で行われました。
日本マイクロソフトは、働き方改革(ワークスタイル イノベーション)を経営戦略の中核に位置付けており、自社の働き方改革の基本理念として、「ワークライフチョイス」を掲げています。「ワークライフチョイス」は、社員一人一人が、仕事(ワーク)や生活(ライフ)の事情や状況に応じた多様で柔軟な働き方を、自らがチョイス(選択)できる環境を目指すものです。
ーマイクロソフトHPより引用
このチャレンジでは他に会議の時間や参加人数を制限すること(30分以内、5人まで)や、オンライン会議を増やし、必要のない会議を減らすためのチャット・ソフトウェアの使用なども含まれました。
その結果、従業員1人あたりの売り上げは前年の同月に比べて40%増加し、さらに電力消費量は23%減少、印刷枚数も59%減少したと言います。また、従業員の9割以上が週休3日制を好むと述べたそうです。
今回の日本マイクロソフトの例以外にも、世界中の企業が似たような試みを行ってきました。
例えば、ニュージーランドの企業は週休3日制の効果を知り、一時的な取り組みではなく恒久的な選択肢としました。社員は生産性が上がり、ストレスが減り、責任者らとそのチームはよりクリエイティブになったと言います。
ドイツのある企業は週5勤務を続けながらも、1日5時間だけ働く制度を試しています。同企業の経営者によれば、従業員がより集中できるようになるのだそう。
日本の企業は世界的に見ても労働時間が長く、2016年の調査では日本企業の4分の1近くが月80時間以上の残業をしていることがわかりました。
2017年に「プレミアムフライデー」が導入されるも、2019年の調査では約11%の企業しか実施していないという結果が出ました。
今回のニュースについて、海外の方はどう感じたのでしょうか?
今回の週休3日制の試みに対するネットユーザーの反応をまとめました。
Absolutely! It would b so positive for family life! Anytime a parent can spend more time w the family is a great improvement!
— Diane Hagen (@DianeHagen12) November 4, 2019
賛成。家族との時間にとても良い影響を与えると思う!親が家庭と過ごせる時間が増えるなら大きな進歩だ!
The 5-day, 40-hour work week is an outdated system set in place that has now been exposed by statistics and science. We should completely revise the system set in place rather than just sticking with it because “that’s how we’ve always done it”.
— Winter Wonder Lyss (@Saintslyssa) November 4, 2019
週5勤務、40時間の労働制度はいまや統計学や科学によって時代遅れであると証明された。「今までそうやってきたから」残すのではなく、全く新しい制度に変えるべきだ。
Yes 🙌🙌Were overworked in the US and have lost the work/life balance - its expected to be on call 24/7 and work crazy hours 7days a week 😭
— Rachel Reilly (@RachelEReilly) November 4, 2019
賛成。アメリカでは働かされすぎていて、ワークライフバランスが失われています。24時間いつでも呼ばれたら来い、という感じで、週7日とんでもない時間働いているよ。
How about 2 1/2 days. Noon Friday, Saturday and Sunday. Yeah! Compromise.
— Alice (@genealice1) November 4, 2019
週休2.5日はどう?金曜日の午後、土曜、そして日曜。いいと思わない?折衷案だよ。
For them, clearly. For here, I don't know. Our work ethic is different from Japan's -- they are more disciplined and have more integrity, generally. Hard to say.
— Joan Baker (@jbakerthebword) November 4, 2019
日本の方にとっては明らかに良い選択肢だと思う。私の国ではどうかな、わからない。ここの労働倫理は日本とは違う。一般的に見て、彼らはもっと誠実で規律を守る。だからどっちが良いか判断するのは難しい。
I think a three day weekend is a good idea. I believe it would increase productivity. They should also get an increase in pay so they don't get a pay cut by working only four days.
— Robin B. Stewart (@Briana6751) November 4, 2019
週休3日制は良いアイデアだと思う。生産性が向上するだろう。4日間しか働かないことで収入が減らないように、昇給もあるといいね。
It only works if EVERYONE gets the 3 day weekend. I'm very familiar with a business that does this. There's always someone who works 5 days, sometimes 10 hours a day!
— Roni Kattnig (@KattnigRoni) November 4, 2019
全員が週休3日じゃないと成り立たないよ。こういう制度がある企業をよく知っているけど、絶対誰かは週5日働いていて、1日10時間のときもある!
Yes people will work better and be healthier because they will get more exercise, focus better st work. Same applies to kids in school!😉
— Donna Jennison (@DonnaJennison1) November 4, 2019
賛成。人々は今よりもよく集中してよく働き、運動量も増えて健康的になる。学校に通う子供達も同じことが言えるね!
Microsoft Japan says it has seen a bump in productivity after experimenting with giving employees a three-day weekend. Do you think you'd be more productive with a four-day work week? #MoneyOn1 #LiveAtNoon
— Spectrum News NY1 (@NY1) November 4, 2019
日本マイクロソフトは週休3日制で生産性の向上が見られたと言います。みなさんは仕事が週4日だったらもっと生産性が上がると思いますか?
Yes:94%
No:6%
週休3日制について、みなさんはどう思われますか?
休みが1日増えたら生産性が上がる!やる気も出る!と思う方も多いかもしれません。今後も今回のような新しい働き方や制度の話題に注目していきたいです。
ニュースを読むだけでなくその文化的な背景を知ること、より深く理解することで、英語学習もより楽しくなるのではないでしょうか。今後もデイリーニュースで楽しく英語を勉強していきましょう!
This blog features a Daily News article written by Mike Kanert.