【動画あり】世界中の講師に聞いた!動物の鳴き声オノマトペ集

「ドキドキ」や「フワフワ」など、ものの状態や動き、聞こえてくる音や声を象徴的に表す「オノマトペ」。

動物の鳴き声もその1つですが、ところ変わればその表現方法や音も大きく変わります。

「犬はどこでも『ワンワン』でしょ?」

いいえ、違うんです。

本記事では、120もの国と地域に講師がいるDMM英会話のネットワークを使って、動物の鳴き声が世界ではどのように表現されているのかを聞いてみました!

講師たちが動画内で動物の鳴きマネをしてくれているので、違いに注目してみてくださいね。

世界のオノマトペ事情

世界のオノマトペ事情

「オノマトペ」とは、ものの状態や音を象徴的に言葉で表したもの。なかでも、ものの状態を表すものは「擬態語」、そして音を表すものは「擬音語」と呼ばれます。

「オノマトペ」という言葉自体、日常生活で使うことはあまりないですよね。でも会話のなかでは、多くのオノマトペが登場していることでしょう。

それは、日本語に相当数の「擬態語」があるため。

例えば痛みを表すときには、「チクチク」「キリキリ」「ヒリヒリ」などの表現がありますよね。痛みの種類や度合いによってオノマトペを使い分けているわけです。

このように細かく擬態語を使い分ける言語は少なく、日本語にはほかの言語に比べて3〜5倍もの数のオノマトペが存在するそう。

そのため、日本語のオノマトペを他言語に変換するとなると、対応するものが見つからないこともあるかもしれません。

でも、動物の鳴き声なら世界中どこにでもあるはずです。

次のセクションからは、DMM英会話講師が在籍する国での動物の鳴き声を動画とともにご紹介します。

動物の鳴き声オノマトペ集

動物の鳴き声といえば、犬や猫、牛やニワトリなどを思い浮かべることが多いはずです。

ここでは、ネパール、マダガスカル、フィリピン、パキスタン、オーストラリア、アメリカ、フランス、クロアチアにいる講師たちに、英語をはじめ、それぞれの国でどのように動物の鳴き声を表現するのか、聞いてみましょう。

犬・猫

犬の鳴き声|Woof Woof

フィリピンau-au
フランスouaf-ouaf
コロンビアguau
マダガスカルwoof woof
アメリカwoof woof
パキスタンwo-wouh
オーストラリアwoof woof
ネパールbhau bhau
クロアチアav-av

動物の鳴き声といえば、まずは犬! 日本語では「ワンワン」ですが英語では一般的に woof woof と表されるので、大きく異なりますね。

驚くべきは、そのほかの国の犬の鳴き声。国によっては似ている鳴き声もありましたが、特にクロアチアの犬の鳴き声は、「えっ?」と思った人も多いのでは?

猫の鳴き声|meaow

マダガスカルmiaou
フィリピンmeow
ネパールmyau
アメリカmeow
オーストラリアmeow
パキスタンmiau
フランスmiaou
クロアチアmyau

日本語で猫の鳴き声は「ニャァ」や「ニャン」と n から始まりますが、ほかの国では m の音から始まる場合がほとんどのようですね。どの国の鳴き声もスペルこそ違いますが、声に出されると、ほとんど変わりがないことがわかります。

雄鶏(オンドリ)・ニワトリ・ハト

オンドリの鳴き声|cock-a-doodle-doo

フランスcocorico
フィリピンtiktilao
コロンビアquiquiriqui
マダガスカルkokoriko
アメリカcock-a-doodle-doo
パキスタンku-ku-rukuu
オーストラリアcock-a-doodle-doo
クロアチアkukuriku
ネパールkukuri duu

ニワトリの鳴き声|cluck

フランスcocorico
クロアチアkokoda
パキスタンku ku kut kut
オーストラリアpeck peck
アメリカcluck cluck
ネパールbraaaq caaq
フィリピンtiktilao
コロンビアpio pio
マダガスカルkhro khro khro ka

日本語の場合、「雄鶏(オンドリ)」と「ニワトリ」の鳴き声を区別することはほとんどありません。フランス語でも同じで、2つの鳴き声に変わりはないそう。

オンドリとニワトリの鳴き声のどちらも、国によってバリエーションがあるのが面白いポイントです。ニワトリをイメージしながら、講師たちの鳴きマネを聞いてみると、「意外と間違ってないかも……」と思うかもしれません。

ハトの鳴き声|coo

マダガスカルokkrrrr
コロンビアgugurugugu
アメリカcoo-coo
フランスhurr-rr
ネパールgrr-grr
クロアチアgu-gu

日本でハトの鳴き声といえば、「ポッポー」が定番かと思いますが、こちらも国によって異なることがわかります。

講師たちの国では、gu という音を使う場合が多いようですね。「ポッポー」のように p から始まる音がないのは、日本人とそのほかの国の人とでは、音が違うように聞こえていることを表しているのかもしれません。

牛・ヤギ・ヒツジ・ブタ

牛の鳴き声|moo

フィリピンmoo
コロンビアmuu
マダガスカルmeuh
フランスmeuuu
アメリカmoo
パキスタンgwoooah
ネパールmoaa
オーストラリアmoo
クロアチアmu-

牛の鳴き方については、ほぼ万国共通といっていいかもしれません。少なからずバリエーションはあるものの、どれも日本語と同じ、「モー」と近い鳴き方になるようです。

ヤギの鳴き声|bleat

アメリカbaaah
フィリピンmee-e-eh
マダガスカルmee
パキスタンmeee-eh-eh
ネパールmee-ah
クロアチアmee
フランスmee-e
コロンビアme-e-e

ヒツジの鳴き方|baa baa

パキスタンmee-e
オーストラリアbaa-ah
マダガスカルbee-e-eh
フィリピンmee-e-eh
コロンビアbee-eh
アメリカbaa-ah
クロアチアbeeh
ネパールmee-ah

ニワトリと同じく、ヤギとヒツジの鳴き方も日本語では区別されることはないかと思います。パキスタン、ネパールとフランスでも、鳴き声に区別はつけないようですね。

ヤギに関しては、ほとんどの国で me(メー) のような鳴き方のところ、アメリカのみ baa とまったく異なることに注目です。国によってこうも鳴き方の印象に違いが出るのは、面白いですよね。

ブタの鳴き方|oink

フランスgrunting (うなり声)
クロアチアgush-gush
ネパールoink-oink
アメリカoink-oink
マダガスカルgruniting (うなり声)
コロンビアoink
オーストラリアoink
フィリピンoink

日本では「ブーブー」と鳴くブタは、海外だと oink と鳴くのでしょうか? フランスやマダガスカルでは、「鳴き声」ではなくて鼻を鳴らしたうなり声が、豚の鳴きマネになるようですね。

フクロウ・サル・アヒル

フクロウの鳴き方|hoot

コロンビアuu-uu
オーストラリアhoo hoo
マダガスカルhoo hoo
アメリカhoo hoo
クロアチアhuu
フランスwo hoo

フクロウは、世界でも日本語の「ホー」と近い鳴き方をするようです。そもそもフクロウの鳴き方がわからないという講師も数人いましたが、みなさんはすぐ思い浮かびましたか?

サルの鳴き方|eek eek

オーストラリアoo-ee-a-ah
フィリピンuuu-a-a-a
コロンビアu-a-a
フランスuu-u-a-a-a
アメリカhuu-hu-ha-ha-ha
ネパールho-ho-o-ho

日本語ならサルは「ウキウキ」と鳴いているイメージですが、ほかの国では「キ」という音が一切入りません。多くの場合、サルの鳴き声は「ウ」と「ア」の音で成り立っているようです。

アヒルの鳴き方|quack

オーストラリアquack quack
フィリピンkwa-kwak
コロンビアquack
マダガスカルkwee kwa-kwa
パキスタンkuwak-kuwak
ネパールkwa-kwa-kwa
アメリカquack-quack
クロアチアkva kva
フランスqua-qua

日本語ではアヒルの鳴き声を「ガーガー」と表現しますが、海外では「クワッ」という鳴き声が主流のよう。確かに、アヒルを思い浮かべると「クワッ」と鳴いている気もします。

オノマトペを使って楽しくコミュニケーション

いかがでしたか?

どの動物も、国によって鳴き声に大きな違いがあることがわかったはずです。もしかすると、「ほかの国の鳴き声のほうがしっくりくるなぁ」というものもあったかもしれませんね。

実は、いまでこそ日本で定着している犬の鳴き声「ワンワン」は、江戸時代には「ビョウ」だったそう。国や地域もさることながら、時代によっても異なる動物の鳴き声、実に興味深いですね。